坂本冬美が本格演歌「酔中花」を5月25日に発売。艶歌に挑戦し、儚くて切ない女性像を表現
坂本冬実が約3年ぶりに本格的な演歌をリリースすることがわかった。儚く切ない女性像を歌った「酔水花」を5月25日に発売することが急きょ決まったのだ。先行して5月14日にはデジタル配信がスタートする。
35周年のメモリアルイヤーを終えて、先月よりデビュー36年目に入り、YouTubeの公式チャンネル「冬美チャンネル」の登録者数が遂に10万人を突破し、ユーチューバーとしても快進撃を続ける坂本だが、シングルのリリースとしては前作「ブッダのように私は死んだ」の発売から1年半ぶり。本格演歌としては、カラオケファン層から熱烈な支持を得てロングセールスを記録した2019年8月発売の「俺でいいのか」以来約3年ぶりとなる。
坂本はシングル「ブッダのように私は死んだ」からアルバム『Love Emotion』にかけて情念の世界を歌ってきた。だが、「酔中花」では「雪国~駒子その愛~」(2007年)、「北の海峡」(2016年)、「女は抱かれて鮎になる」(2016年)などで披露した艶歌に久し振りに挑戦するという。
「愛してはいけない人を愛してしまった女性の心を描いた作品です。本当は一緒にいたいけど、これ以上を求めてはいけない。儚くて切ない女性像を歌っています」(坂本)
「酔中花」はどこか艶っぽく凛とした中にも情の深い作品となっている。作家陣は「俺でいいのか」とコンビと同じ、吉田旺が作詞し、徳久広司が作曲を手がけた。編曲は南郷達也。
そしてカップリング曲は、今年2月にリリースされた『坂本冬美 35th Covers Best』から、ファンのリクエスト投票でも上位にランクインした「紅とんぼ」を選曲し、収録している。
なお、昨今のコロナ禍の影響を受けて、コンサートやイベントも思うような開催ができない現状が続いているが、東京・明治座にて9月20日(火)~10月18日(火)まで、坂本冬美特別公演 中村雅俊特別出演の開催が決まっている。36年目となった坂本の挑戦は続く。
2022年5月25日発売
坂本冬実「酔中花」
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