平浜ひろし 初の夫婦演歌「夫婦遙々」をリリース
デビュー20周年を控えて
9作目のシングルに賭ける
建設会社のオーナー社長から演歌歌手へ。平浜ひろしは、大胆にそしてダイナミックに転身をはかり、2022年のデビュー20周年を控える”現在地”に立っている。若干24歳で起業し一代で会社を成長させた平浜は、そのビジネスキャリアで培った”感じる力” ”考える力”をいかんなく発揮し、オリジナリティーあふれる活動を通じファンを増やしてきた。
「最初は、カラオケ教室の先生から『記念盤CDを作らないか』と持ち掛けられ、軽い気持ちで制作したんです。しかしその出来上がりが、我ながら残念なもので」
平浜の負けず嫌いの心に火が着いたか、レッスンにレッスンを重ね満足のいく作品を追い求めていくことに。しかし、その道の半ばで迷うこともあった。歌に取り組む自分自身に悶々とする日もあったという。
「こんな自分に一生懸命になって協力し、応援してくださる皆さんの想いに応えたい。そう考えていたら、そこから導き出されたのは‶社会への貢献〟だったんです」。たどり着いた答えに忠実に、平浜は歌手としての歩みを進め、ファンの皆さんに喜んでもらう‶貢献〟を進めてきた。チャリティー活動にも積極的に取り組み、故郷・喜多方へも、第二の故郷・相模原へも寄付を重ねてきた。
「今回の新曲は、自分でも初めての”夫婦演歌”です。昭和の雰囲気を残しつつ、演歌の王道を、今の時代だからこそ歌わせていただきました」
平浜ひろしは自らを鼓舞し、立ち止まることなく挑戦し、これからも歌い続けていく。
平浜ひろし 最新CD「夫婦遙々」
前作デビュー15周年記念曲「いのちの漁場」から4年を経てリリースされた平浜ひろしの最新曲。無骨な男がふと見せた、優しいまごころと妻への愛。長い轍をはるばる越えて結んだ縁に今がある。作家陣に作詞/円 香乃、作曲/岡 千秋、編曲/伊戸のりおの豪華ヒット―メーカーを迎え、平浜ひろしが“夫婦演歌”という新たな境地に挑んだ意欲作。c/wは本名の小椋善弘で作詞に挑戦した「ほろり酒」を収録。
熱烈ファンを魅了する
ライブパフォーマンス
平浜ひろしも、新型コロナウイルスの外出自粛制限の影響でこの春から夏のスケジュールが大きく影響を受けている。写真は昨年の12月5日に行われたディナーショー(於:相模原けやき会館)の時のもの。平浜のステージはアイデア満載のユニークな構成が特徴で、毎回、集まった観客から好評を得ている。今年のステージをどのように展開させるか、現在、鋭意検討中とのこと。
Profile
平浜ひろし(ひらはま・ひろし)
9月29日、福島県喜多方市生まれ。デビュー以前の職業は建設会社のオーナー社長という異色の経歴。2002年9月に日本クラウンから「男の花/女の流れ唄」でCDデビュー。以降、コンスタントにCDをリリースし続けるとともに、“舞踊ミュージカル”に挑戦するなどジャンルを越えた活動を続けている。「60歳は第二の人生の幕開け」ととらえ、生涯青春とあくまでも積極的。趣味のゴルフは「その昔はシングル」だったとか。