
デビュー当時の衣裳も披露! 蒼彦太が決意の15周年ライブ。「これからも蒼彦太の道を!」と、新曲「俺らのまつり」と「運・鈍・根」を熱唱
2011年3月に「カラオケ流し」でデビューし、15周年を迎えた“ヒコタン”こと蒼彦太が、3月3日、東京・代々木上原のけやきホール(古賀政男音楽博物館)にて「蒼彦太15周年デビュー記念日+1~俺らのまつりライブ」を開催した。
タイトルの「+1」には、デビュー日(3月2日)の翌日に新たな一歩を踏み出すという意味が込められている。会場には200名の熱烈なファンが駆けつけ、温かい祝福の空気に包まれた。

オープニング、お馴染みのデビュー曲「カラオケ流し」のイントロが流れると、蒼は白のタートルネックセーターにジーンズというデビュー当時の初々しい衣裳でステージに登場。客席からは「懐かしい!」と大きな歓声が上がった。続いて、自身のテーマソングとも言える「花まる街道旅鴉」を披露し、一気に会場の温度を押し上げた。
本公演の大きな目玉のひとつは、15周年の勝負曲としてリリースされた記念シングル「俺らのまつり」の披露だ。万城たかし氏の作詞による普遍的な日本の祭りの風景と、中島薫氏のキャッチーなメロディ、南郷達也氏の躍動感あふれるアレンジが見事に融合した王道の祭り歌。「今年も来たぞ まつりだぞ」というサビでは、蒼のパンチの効いた力強いボーカルにファンも心を通わせ、まさに“会場一体となって盛り上がる”最高の空間が生み出された。

オリジナル曲以外にも、バラエティーに富んだカバー曲で観客を魅了。歌手を目指すきっかけとなった氷川きよしの「きよしのズンドコ節」や「マツケンサンバⅡ」を振り付きで楽しく披露したかと思えば、会場である古賀政男音楽博物館内のホールにふさわしく、藤山一郎の「影を慕いて」をアコースティックギターの弾き語りで情感たっぷりに歌い上げた。
また、長谷川伸原作の浪曲名作「瞼の母」では、見事な表現力で役者・蒼彦太の真骨頂を見せつけた。同曲はデビュー3年目に、レコード会社のイベントで「歌ってみてほしい」と言われ、初めてチャレンジして以降、今では蒼のライブやコンサートでは欠かせない一曲となっている。
本編終盤で披露された新曲のカップリング「運・鈍・根」(うん・どん・こん)では、空気が一変。器用さよりも愚直に一つの道を極める男の美学を歌ったこの曲で、蒼は地を這うような重厚な歌声と唸るようなコブシを響かせた。これまでの経験が存分に活かされた説得力のある歌唱は、15年間泥臭く歩んできた彼自身の生き様そのものを体現しており、観客の胸を強く打った。

「このまま歌手を続けていけるのか…」
蒼はこの15年を回想しつつ、「思うように歌えない時もありました。でも、いつも応援してくださるファンの皆さんやスタッフの皆さんが、一人で歌っている僕の背中を後ろから押してくれました。だから僕は前に進むことができたんです。本当にありがとうございます」とファンに感謝した。
そして、「これからも歌ひとすじ、蒼彦太の道を一生懸命歩いていきたいと思います」と力強く宣言。アンコールでは再び新曲「俺らのまつり」を大熱唱し、熱気と感動が交差する15周年記念ライブを盛大に盛り上げた。
2025年12月17日
蒼彦太「俺らのまつり」

「俺らのまつり」
作詞/万城たかし 作曲/中島薫 編曲/南郷達也
c/w「運・鈍・根」
作詞/万城たかし 作曲/中島薫 編曲/南郷達也
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-91672 ¥1,500(税込)











