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石川さゆり

【紅白リハーサル】石川さゆりが紅白で21年ぶりに「能登半島」を歌唱へ。「今歌わずしていつ歌うんだ」という思いで能登にエール

石川さゆりが12月29日、紅白歌合戦の本番を控えて取材会に登場し、「来年こそはみんなが大っきな笑顔になれるように歌いたい」と話した。

石川の紅白歌合戦と言えば、国民的ソングとなっている「津軽海峡・冬景色」と「天城越え」の歌唱だ。毎年、交互に歌ってきた。しかし今回は紅白では21年ぶりとなる「能登半島」を歌唱する。

「紅白というのは『よく頑張りました』というご褒美。スタッフと1年間走ってきて、その締めくくりだと思いますが、今年はいろんな出来事がありました。元日には能登半島に地震があり、日本中で豪雨があるなど災害の多い年でした。ですから、皆さんのお心に歌や音楽、そして元気を届けられるように務めさせていただければいいなと思います」

石川さゆり

「『天城越え』と『津軽海峡・冬景色』をかわりばんこに歌わせていただくのは、日本中の皆さんの思いを受けてNHKさんが決めてこられたことですが、今年、歌わずしていつ歌うんだ、という思いで『能登半島』を歌わせていただきます。能登の皆さんに元気になっていただきたい。そして、日本中の皆さんが来年こそは大っきな笑顔になれるような年になるように歌いたいと思います」

石川さゆり

実際に被災地を訪問し、地元の人と触れ合ってきた石川。能登では各家庭で冠婚葬祭用に輪島塗の漆器が保管されているが、被災によって手放す人が多いという。

「『もう使わないから』と手放す人が多いんですが、そんな漆器を集めて保存している知り合いがいます。私も輪島塗の職人さんを救いたい、伝統を残したいという思いから、紅白の出演者の皆さんに輪島塗の漆器をプレゼントしようと思っています」とプライベートでも被災地・被災者へ寄り添っていた。

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