【連載】はやぶさの「新世代SPIRIT(スピリット)」第2回:編集者/柳田啓輔さん
Interview with a shining new generation!!
新世代歌謡グループ・はやぶさの人気連載「新世代SPIRIT」。はやぶさが演歌・歌謡界で日々努力を続けながら活躍しているように、さまざまな職業や業種、各界で懸命にがんばる同世代の人々にふたりが直撃インタビュー。それぞれが抱える希望や思い、悩み、未来の夢……。ともにさらなる高みへはばたくため、本音で向き合います。
第2回目のゲストは、講談社で人気女性ファッション誌「ViVi」の編集者として活躍されている柳田啓輔さんです。
キラキラの二組による新世代リアルトークを3回にわたってお届けします!!
はやぶさ×柳田啓輔(中編)
ヤマト 流行っているファッションやカルチャー、人物などを読者の方たちと一緒に追いかけている感じとおっしゃっていましたが、でも柳田さんのお仕事は、雑誌を通してものすごい数の人たちに「これ今すごいらしいよ!」って投げかけてるということですもんね。
柳田 そうですね。もっと細かく言うと、一緒というよりも半歩ぐらい先を意識して作っている感じですね。
ヒカル ブームを作る、みたいなところも意識して……。
柳田 そうですね。ファッション雑誌の企画ってすごく多岐にわたっているというか、ひとつの企画で色々な方々と仕事をするんです。企画名が決まったら撮影してくれるカメラマンさん、ヘアメイクしてくれるメイクさん、スタイリストさんがいて、そしてモデルさんがいる。そして撮影するスタジオを決めて、ライターさんもお願いして、僕のような担当の編集がいて……。というふうに、基本的には編集者の仕事というのはひとりじゃ何もできないんですよね。それぞれのプロの皆さんの力を借りて、ひとつの雑誌の誌面をどう作っていくか、というのが仕事だと思うんです。企画が決まって、ページ数が決まって、編集は柳田担当でお願いしますとだけ言われてスタートします。そこからスタイリストさんと打ち合わせをして一緒にブランドのプレスルームというオフィスに行くと、「こういうのが流行ってますよ」とか「こういうのがViViさんにいいんじゃないですか」「去年これが人気だったので今年もこれは売れると思いますよ」など色々なお話をうかがうことができます。そしてライターさんとスタイリストさんと打ち合わせをして「じゃあこんなふうにしていこう」と構図を書く。そして撮影の前にコーディネートルームという部屋に服や小物などを集めてもらい、コーデイネートを組んでそれをモデルさんに着ていただいて撮影して誌面になっていくというのが一連の流れです。
ヒカル 全部いちから決めていくんですもんね。大変そうだなぁ。
ヤマト ページのレイアウトとかも全部ゼロからご自分でデザインされ、決めていくということですよね?
柳田 はい。一応これ(コンテ)をもとに撮影で打ち合わせをして撮影していくんですが、基本的にはスタイリストさんやライターさんと相談しながら進めていって、最終的には自分で決めます。逆に音楽業界の皆さんでいうと、曲や作品づくりに僕らと共通するようなところや、大変なところはありますか?
ヒカル 簡単にお話しすると「これからCDを作りましょう」となった時に、どちらかというと僕たちの場合はこの骨組みはもう作っていただいているんですね。レコーディングをするスタジオやエンジニアさんをレコード会社のディレクターさんなどがセッティングをしてくださっている間に、僕たちは作家の先生方から作っていただいた楽曲を覚えていく。楽曲のパターンやジャンルによって歌い方も変えなきゃいけないし、雰囲気も変えなきゃいけないとかとなると、そこは自分たちで考えなきゃいけないところなので「ここはこうしたらどうでしょうか」とか案も出しつつレコーディングに向かいます。
柳田 なるほど! たぶん僕らにとってのモデルさんという感じなんですね。僕らもモデルさんに「こういうふうなページなんだけど」と説明するんです。そうしたら「このポーズの方がよくない?」などの意見を言ってくれるんですよ。そうやって一緒に話し合いながら作っていくという部分では似ているかもしれないですね。
ヒカル たしかに。僕は曲をいただいて聴いた時に、「自分のこの声をこういうふうに出したら、この歌が生きるんじゃないかな」とかを考えて準備をしていきます。で、何パターンか、生意気ながらも歌い方を用意していってディレクターの方に聴いてもらってアドバイスをいただいて、自分では「ええ?」って思う方が、歌ってみるといいみたいなことも結構あったりします。
柳田 楽曲としてマスタリングですか、最終的に出来上がった時に「やっぱたしかにいいわ」ってなるんですか?
ヒカル なるんですよ、それが〜! やっぱり皆さんの意見を聞くということはめちゃめちゃ大事なんだと思います。その時は「ええ?」って本当に思うこともあるし、自分はこっちの方がいいのになと思っていても、客観的に見ていただいてそれ通りにやっていくと自分もだんだん「こっちの方が合っているんだな」ってなるんですよね。それで、またひとつこういう歌い方や表現の仕方があるんだなと勉強していくんです。
ヤマト CDと雑誌、ステージとランウェイ、みたいな感じですかね。ステージはステージでまた結構歌い方なども変えなきゃいけないということもあります。
柳田 今僕たちも「ViViナイト」などのイベントをやっているんですけど、モデルの皆さんも読者やファンと会いたいんですけど会えない、という状況の中、無観客で行っています。音楽業界の皆さんはいかがですか?ライブなどは今どのくらいできているんですか?
ヤマト 今は本当に去年からなんですけど、演歌・歌謡曲の世界もお客様に会えないので配信ライブをやっています。
ヒカル 今まではCDが出るとCDショップさんだったりショッピングモールのイベントスペースでインストアライブを行ってCDを買っていただく。あるいは全国各地でCDショップさんで購入してもらうというのがあったんですけれど、今はインターネットサイン会などを行っていますね。
柳田 はぁー!サインしているところを映すみたいな。
ヒカル はい。そうすると、名前もお呼びするのでファンの方にとってはその時間はその方のものなんですよね。そしてその良いところというのは、なかなか現場に参加しに来ることができない地方の方々やご年配の方々がどこにいても観ることができる、応援できるんです。もちろん、歌なので直接聴いていただくことが一番ではありますけれど……。
柳田 そうですか。もどかしい部分はありますけど、それでもちょっと交流している感じはありますもんね。
ヤマト 考えようによっては距離が近くなっているような感覚もあります。SNSを通して僕たちが発信したことに対して、すぐにコメントもしていただいたり。ただひとつ、演歌・歌謡曲のファンの方はどうしても年齢の高い方が多いんです。若い方ってすぐスマホも使いこなせるし情報も早いんですけど、やっぱり難しいんですよね。かくいう僕もどちらかというと疎いほうですけれども……(笑)。
ヒカル ヤマちゃんも頑張らないとね(笑)! でもそんな中でも皆さんが「なんとか歌を聴きたいから頑張る!」って息子さんやお孫さんとかに聞きながら手続きをしてくださったり、だんだんできるようになられて。本当にありがたいですね。
ヤマト そういうことがある一方、演歌・歌謡界というのも世代がすごく若返りえおしているというか。僕たちがデビューした10年前くらいの時には、まず20代の若い男の歌い手さんってそんなにいらっしゃらなかったんですね。
柳田 お二人はデビューされた時はおいくつだったんですか?
ヒカル 僕が24歳で……。
ヤマト 僕は18歳の時ですが、その頃は僕より下がいなかったですもん。それが今は17歳とか現役大学生でデビューとか、顔もいい声もいい、スタイルもいい!っていうイケメンがたくさんいます。
柳田 あ~、お二人のような……。
ヒカル あ、あ、え、なんですか?? もう一度どうぞ(笑)!!
ヤマト 今めっちゃ興奮してた(笑)。
柳田 いや、話の腰を折っちゃってすみません!どうぞどうぞ(笑)。
ヒカル あ、いいんですか(笑)? イケメン、王子様系、アイドル系、そしてグループ。男性も女性もそれが当たり前になってきています。そもそも柳田さんは演歌をあまり聴かれる機会も、たぶんないですよね?
柳田 そうですね。すみません……。演歌・歌謡界も、若い世代の台頭がすごいということなんですね。
ヤマト 今までの堅いイメージの演歌じゃまったくなくなってきているんです。でもそれがなかなか若い世代の皆さんに届いていない。その点が悩ましいですね。
柳田 そこで……今回は?!
ヒカル そうなんです! 若い方が、読まれている大人気雑誌「ViVi」さん!で、たとえば演歌をもっと知ってもらうための企画を考えてきたんですが……
(つづく)
今回、柳田さんに普段はあまり見ることのできない貴重な講談社の中を色々と案内していただきました! Part2では、講談社の社内にあるスタジオなどを見学させていただきましたよ。それでは、はやぶさの二人と一緒にいってみましょう!
ViVi講談社サイト
ViViオフィシャルサイト
ViVi公式Twitter
ViVi Instagram
2021年7月14日発売
はやぶさ「サンキュ!ピース feat.辰巳ゆうと 」
【Aタイプ】
【Bタイプ】
2012年2月にシングル「ヨコハマ横恋慕」でデビューし、今年デビュー10年目を迎えたはやぶさの待望の新曲が発売決定!約1年ぶりとなるシングルは、「サンキュ!ピース feat.辰巳ゆうと」。14枚目となる今作は、「心に太陽!素晴らしい明日を!!」をテーマにした明るく元気なメッセージソングだ。また、同じレーベルであり所属事務所の後輩である辰巳ゆうとがはやぶさの10周年という新たな門出に参加し花を添える。
※7月14日より主要な音楽配信サービス(聴き放題 or ダウンロード)でも配信スタート
INFORMATION
祝・デビュー10周年!!
はやぶさコンサート おかげさまでデビュー10周年
~感謝の気持ちを今ここに~
日時:2021年8月12日(木)
1部 開場14:00/開演14:30
2部 開場18:00/開演18:30
会場:東京・なかのZERO 小ホール
料金:5,500円(全席指定・税込) ※未就学児入場不可
チケット:一般発売日は6月17日(木)から
・チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:196-970)
・ローソンチケット https://l-tike.com/ (Lコード:72052)
・CNプレイガイド 0570-08-9999[オペレーター対応]
○※平日 11:00~15:00・土日祝 10:00~15:00
・e+(イープラス) http://eplus.jp/
問い合わせ:エイ・アンド・エイチケットセンター
(TEL:03-5770-3665/平日12:00~17:00)
Profile
はやぶさ
ヒカル・ヤマトからなる新世代歌謡グループ。グループ名の“はやぶさ”は“未来にはばたく”をイメージして命名。2012年「ヨコハマ横恋慕」でデビュー。『NHK みんなのうた 』で話題になった「りふじんじん」(2016 年)、阿久 悠氏による未発表詞を元に制作された「蜘蛛男のダンス」 シングルバージョン (2018 年)など、代表曲多数。演歌・歌謡曲ファンに加え、キッズやファミリー層にも幅広く人気を拡げている 。コロナ禍での自粛期間中にオリジナル動画を自ら企画・撮影・編集を開始。YouTubeで順次公開中。
ヤマト(左)
7 月 19 日、静岡県御殿場市生まれ。イメージカラーは赤。硬派で落ち着いたダンディーな物腰と、重厚な低音ボイスが魅力。職人肌。趣味は、大好きだという宝塚歌劇鑑賞、釣り、背広収集。
ヒカル(右)
4 月 10 日、神奈川県横浜市生まれ。イメージカラーは青。好奇心旺盛で、さまざまな芸を会得し磨き続ける努力家。こぶしの効いた高音ボイスでジャンルを問わず歌いこなす。最近の趣味は、動画編集、映画鑑賞。
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