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水森かおり

【紅白リハーサル】「ダブルピースじゃないですよ(笑)」。22回目の紅白に臨む水森かおりは「“演歌界のけん玉”と一緒に盛り上げたい」と期待

水森かおりがNHK紅白歌合戦の本番前日となる12月30日、NHKで取材に応じた。

22回目の出場となる水森は2年連続で「演歌×ドミノ」のコラボレーションに挑戦。鳥取県のご当地ソング『鳥取砂丘』のスペシャルバージョン『鳥取砂丘~紅白ドミノチャレンジSP~』を披露する予定だ。

水森かおり

デザイナー 桂由美が手掛けた水色のワンピースを着て会見場に現れた水森は、「ダブルピースじゃないですよ(笑)」と、両手で22をつくって写真撮影に応じると、「来年は30周年という節目になります。最高のパフォーマンスを全国、全世界の皆さんにお届けして、2025年のいいスタートを切りたい」と、紅白への意気込みを語った。

ドミノについては、昨年以上に仕掛けが多く、幅広い世代が釘付けになって楽しめる明かすと、演歌界のけん玉(三山ひろしのけん玉チャレンジ)と一緒に盛り上げたいと期待した。

「最初から最後まで目が離せない。家族の皆さんが釘付けになって見ていいただけると思います。昨年は『ドミノを目で追っていて歌が入ってこなかった』って言われたんですが(笑)、今回は私もやらなければならないことがありまして、歌にもドミノにも集中しないといけないのでドキドキしています。

でも、今年の年明けはどこへ行っても「ドミノ、すごかったですね」とおっしゃっていただけて、その反応にすごくうれしかった。NHKのスタッフの方も皆さんが手応えを感じたとおっしゃってくださいました。演歌界のけん玉と一緒に、ギネス世界記録を目指していけたらいいなと思っています!」

水森の紅白と言えば、衣裳でも楽しませてくれる。今年は水森の衣裳を長く手掛けてきた世界的なファッションデザイナーの桂由美さんが亡くなった。

「桂先生の遺志を受け継がれたチームのみなさんが今回の衣裳にも一生懸命携わってくださいました。今着ている洋服も桂先生のものです。鳥取(歌唱曲『鳥取砂丘』)はカニが有名なんですが、この洋服はタコがデザインされています(笑)。ちょっと間違えちゃったけど(笑)、同じ海の生き物なので…。おめでたい感じですしね。とにかく、桂先生の思いも衣裳に込められていると思いますし、先生がどこかから見てくださっているでしょうから一生懸命歌いたいと思います」

水森かおり

リハーサルでは今年、歌手活動を再開し、2年ぶりに紅白へ出場する氷川きよしとも会ったという。

「(リハーサルの)オープニングで同じ列に並んでいたので、ずっと目くばせをしていたんですが、全然気がついてくれませんでした(笑)。でも、休憩中にお互い歩み寄ってハグをしました。私が緊張していて手が冷たかったものですから、『すごく冷たいね』って自分が張っていたカイロをくれました。相変わらず優しいなって思っていただきました(笑)」

和気あいあいと会見に臨んだ水森だったが、今年の漢字について聞かれると、「輪」と答えた。

「2008年に『輪島朝市』という曲を歌わせていただいて、能登の皆様にたくさんの力をいただきました。そんな能登に今年1月1日、大きな地震がありました。何度も被災地にお邪魔して、皆さんとお話したり、歌を聴いていただいたりする機会をつくっていただきましたので、今年の漢字一文字は輪島の“輪”かな。歌う曲は『鳥取砂丘』ですが、能登への思いも胸にしっかり歌わせていただきます」

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