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三山ひろし

【紅白リハーサル・会見全文掲載】10年連続10回目の出場となる三山ひろしが、「あわてず」「あせらず」「あきらめず」の“けん玉人生訓”で「恋…情念」をしっかり届ける

今年もNHK紅白歌合戦でギネス記録に挑戦する三山ひろしが12月29日、ダマーたち(けん玉仲間)とリハーサルに臨んだ。10年連続10回目の出場となる三山は「恋…情念~第8回 けん玉世界記録へ」と題して、ギネス世界記録にチェレンジする。

「連続してけん玉をキャッチした人の最も長い列」の記録を競うもので現在の記録は2022年の127人。昨年は記録更新が叶わなかったが、三山は「128番目の僕がいちばんの大役。しっかり決めていい2025年を迎えたい」と気合を入れた。

三山ひろし

リハーサルを終えた三山はけん玉をしながら取材会場に姿を見せると、「やるぞ!」「はいっ!」「やー!!」とポーズを決めて写真撮影に応じると意気込みを語った。

――リハーサルを終えた今の気持ちは?

「今年は10年連続10回目の出場。ついに2桁の出場回数となりました。うれしさもありますが、しっかりと歌唱して年末を締めくくりたいと思っています。責任感も増してきています。“あなたの歌”になるように頑張って歌いたいと思います。また、昨年は残念ながら“ギネス記録更新ならず”で終わってしまったんですが、今年はしっかりと決めまして、いい2025年を迎えたいと思います」

三山ひろし

――今年はどんな1年だった?

「今年はいろんな挑戦をさせていただき、新しい三山ひろしの階段を少しだけ上がれた気がします。来年はさらにステップアップできるように、皆さんに笑顔を届けられるように頑張っていきたいですね」

――紅白出場が10回目となりました。

「1回目にさせていただいて、2回目・3回目と続きときには、まあ、今もそうですが、毎年勝負をかけていました。年末に行われる日本の祭典に出られるかどうかは、自分の中で大事にしていることです。そこに出させいただけるというのは、しかも10年連続10回目というのは特別です。ここまで来たらこの記録を伸ばしていきたいという思いがより強くなっています。2025年にいい形でつなげたいと思っています」

――けん玉ギネス世界記録挑戦ではリベンジになります。

「いろんな方に毎回参加していただいていますが、いちばんドキドキするのは1番から10番までですね。もし失敗しても10番までは1回だけやり直しができるんですが、1番から10番までの方は紅白初出場の方や芸能人、アーティストの方がいらっしゃることも多くて…。最初の出だしですから緊張するところですね。あとは締めくくり。128番の僕がしっかり決めること。いちばんの大役なので頑張りたいと思います」

三山ひろし

――何か準備してきたことはありますか?

「いつものことですが、けん玉には『あわてず』『あせらず』『あきらめず』という3つの言葉が、これは日本けん玉協会の(初代会長)藤原一生先生が私たちに残してくれた言葉なんですが、この3つの言葉はけん玉はもちろん、人生にも大きくかかわってくる大事な要素です。けん玉をやるときにはその言葉を必ず頭の中で回想しています。また、けん玉は手でやるんじゃなくて膝でやります。膝で上げて膝で受けるというのを必ずルーティーンにしています。基本的なこの動きができないと不安につながっていきますから。何度もやって自然にできるように体にしみ込ませています」

三山ひろし

――一緒にギネス世界記録に挑戦する皆さんとの結束は?

「リハーサル後もそうですし、明日も皆さんが控えていらっしゃる楽屋を訪問させていただきます。決起集会をさせていただくんですよ。皆さんとの再会を喜んで、皆さんから意気込みをうかがったり、こちらもいろいろお話をしたり。そして、練習をして『よーし、やるぞ!』と気合を入れて本番に臨みます。残念ながら前回、ぽろっとやっちゃった方が今回も参加されます。ぜひしっかり載せていただいて、気持よく来年に備えていただきたいなと思っています」

――プレッシャーですね

「いえいえ。皆さん、心が強い猛者ばかりです。こう言うとハードルを上げてしまいますが、皆さん、けん玉が好きな方ばかりなので安心していただいていいんじゃないでしょうか」

三山ひろし

――最後に今年を漢字一文字で表現すると?

「じつは落語もやっていまして、昨年11月には落語と歌を合わせた“落語歌謡”というのをつくりました。今年のコンサートツアーではずっと“落語歌謡”を歌ってきましたが、いろいろ挑戦してきた年でした。挑戦をするたびにいろんな発見がありましたが、まさに自分の人生との戦いだなと思いました。そういう意味では『戦(いくさ)』という漢字を、自分の戦に勝つという意味も込めまして、今年の漢字一文字は『戦』にしたいと思います」

 

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