
半田浩二が”指ハート”ポーズ! バースデークルージングでダンサブルに新曲「サランヘ わたしのいい人」を披露
半田浩二が7月21日、バースデークルージング「半田浩二とグーな時間(とき)」を開催し、今月17日に発売したばかりの新曲「サランヘ わたしのいい人」をお披露目した。
1963年7月23日生まれの半田。バースデークルージングでの新曲発表会を恒例としてきたが、コロナ禍による休止を経て昨年、3年ぶりに復活。今年は新曲「サランヘ わたしのいい人」を携えての航海となった。
半田は1984年、TBS『街かどTV』に出演した際、作詞・作曲家の中山大三郎氏の目にとまり内弟子へ。そして4年間の修行を経て1988年、中山氏が作詞・作曲した「済州(チェジュ)エア・ポート」でデビューし、50万枚を超えるヒットを記録した。あれから36年。今度の新曲は新しい演歌のカタチ、韓国歌謡(トロット)を意識した作品となった。
関東でも梅雨が明け、真夏日となったこの日、半田はいつものように神奈川県・横浜の赤レンガ倉庫 ピア赤レンガ桟橋より、サザンオールスターズが歌った「LOVE AFFAIR~秘密のデート」の歌詞にも登場するクルーズ船・マリーンルージュ号にファンと一緒に乗船した。
「昨日は天気の心配をしていましたが、暑すぎるほどいい天気になりました。今回は九州から駆けつけてくださった方もいらっしゃいますが、毎年毎年、こうしてお祝いをしていただけることに感謝します。皆さんと一緒に歳を重ねていきますが、『また来年もお会いしたい』と思えるよな場所で歌えるのはうれしいかぎりです」
クルーズ船が桟橋を離れてほどなくして、半田はデビュー曲にして代表曲である「済州エア・ポート」を歌って登場すると、久しぶりに懐かしい歌を歌いますと、1990年に横浜音楽祭演歌奨励賞を受賞した「ヨコハマ・コンチェルト」を披露。さらにはダンサーをバックに、「LOVE AFFAIR~秘密のデート」をカバーした。

左からテイチクエンタテインメントの担当ディレクター・小松永枝氏、作詞家・小野田洋子氏、半田浩二、作曲家・南乃星太氏
クルーズ船には、ここ最近の半田作品ではお馴染みの作詞家・小野田洋子氏や作曲家・南乃星太氏、テイチクエンタテインメントの担当ディレクター、小松永枝氏らも乗り込み、新曲「サランヘ わたしのいい人」のお披露目を見守った。
客席ラウンド、”誕生会”のコーナーに続いて、半田は「ヒットにつながることもあるので、ぜひSNSで拡散してください」と新曲を披露した。しかも! 韓国のアイドルグループのように踊りながら・・・・。ダンスパフォーマンスグループ「イリスビジュー」のAikoとNatsuhoの二人とともに、半田は愛する人への苦しいまでの想いが描かれた新曲を歌い上げた。
振付には、一時期、K-POPアイドルの定番ポーズとなった指ハート(親指と人差し指をクロスさせてハートをつくるハンドジェスチャー)も登場する。「指ハートはもう古いという話もありますが、こういうの(自分の頬と手でハートをつくる”ルダハート”。日本ではとくに高校生に流行した)はできないじゃないじゃないですか」と笑いを誘うと、「まさか61歳にもなって、振付で歌うとは思っていませんでした」と吐露していた。
「でも、いろいろ発信して頑張りたいと思います」
趣味はゴルフと釣り。そんな半田からは想像できないダンスパフォーマンスでファンを楽しませると、半田の新しいチャレンジとなる”浪花歌謡バラード”のカップリング曲「大阪の灯り」へと歌い継ぎ、さらには初めてバースデークルージングを開催した2009年の作品から「日暮里挽歌」などを歌唱。夫婦の幸せを歌った「しあわせ一歩」「しあわせでいような」(デビュー30周年記念曲)で会場を和ませた。
そしてラストにもう一度、新曲「サランヘ わたしのいい人」を歌唱した。”愛してるよ、わたしのいい人”。イリスビジューとの指ハートポーズの振付もバッチリ決めると、半田は「皆さんとご一緒できる機会が1回でも多く続きますように・・・」と願った。

アンコールはやはりこの曲「済州エア・ポート」。ファンと一緒に盛り上がった。
2024年7月17日発売
半田浩二「サランへ わたしのいい人」

「サランへ わたしのいい人」
作詞/小野田洋子 作曲/南乃星太 作編/杉山ユカリ
c/w「大阪の灯り」
作詞/岩井 薫 作曲/南乃星太 作編/杉山ユカリ
テイチクエンタテインメント TECA-24033 ¥1,500(税込)