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入山アキ子

入山アキ子が昭和歌謡オトコウタライブで、94歳のピアニストらと共演。シンガー“Akky”としてジャズにも挑戦し、「楽しくてスリリングな一日でした」

“歌う看護師”として元気を届けている入山アキ子と94歳のピアニストとの共演が実現した。4月16日に東京・小平市の「ルネこだいら レセプションホール(小平市民文化会館)」で開催された「入山アキ子 昭和歌謡オトコウタライブ」に現役ジャズピアニストの石井道彌が参加したのだ。

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入山が昭和の流行歌から男唄を披露するライブは、キャンディーズなどを育てた音楽プロデューサーの松崎澄夫の発案で始まったが、今やライフワークとなるほどの人気企画となっている。そんなライブに今回はスペシャルな音楽家が加わった。

サブタイトルに「〜石井道彌カルテットと共に〜」と題され、ピアニストの石井のほかに86歳のギタリスト 長野多雄や同じく86歳のコントラバス奏者 ジミー市川、77歳のドラムス 坂上多津夫が参加。入山を演奏で支えたのだ。

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ライブの前半は石井道彌らによるスタンダードジャズが披露された。「Love is here to stay」や「Take the ‘A’ Train(A列車で行こう)」などが演奏され、「On The Sunny Side Of The Street(明るい表通りで)」ではゲストプレーヤーとして、サックス奏者の小高嘉子が加わった。

さらには入山アキ子がシンガー“Akky”として登場し、フランク・シナトラがカバーして世界的にヒットした「Fly me to the moon」を歌唱した。

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後半は様変わりし、演歌歌謡曲ワールドとなった。まずは入山アキ子のオリジナル曲の世界が届けられ、その後、石井道彌らが合流。入山は昭和35年に大ヒットした井上ひろしの「雨に咲く花」や昭和62年に発売された石原裕次郎の「北の旅人」をカバーしファンを惹きつけた。

入山アキ子 入山アキ子

ジャズピアノに魅了され、都内のピアノバーを遍歴してき94歳の石井にとって、入山とともに届けた“昭和歌謡オトコウタ”は新鮮であり、「新しい音楽の世界が広がった」という。一方、入山にとっても「楽しくてスリリングでワクワクの一日」だった。

ライブの最後にはムード歌謡の名曲にして、敏いとうとハッピー&ブルーの大ヒット曲「星降る街角」が届けられ、入山は「素敵な思い出ができました」と公式ブログで報告した。

「私自身も感激したライブでした。皆さんが元気になってくださるライブをまた企画したいなと思います」

なお、入山は5月3日にライブハウス 江古田マーキー(東京・練馬区)にて、また5月5日には音曲堂3Fホール(東京・江戸川区)にて昭和歌謡オトコウタライブを開催する予定だ。

詳しくは入山アキ子 公式HP および公式ブログ「入山アキ子・白革の手帖」へ。

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