• HOME
  • 全ての記事
  • ニュース
  • 山川豊「桜が咲くころには元気な姿で」。氷川きよし「私も一生懸命頑張ります」。長良グループ創立60周年記念コンサートで紹介された二人からの手紙
長良グループ創立60周年記念コンサート

山川豊「桜が咲くころには元気な姿で」。氷川きよし「私も一生懸命頑張ります」。長良グループ創立60周年記念コンサートで紹介された二人からの手紙

長良グループの創立60周年記念を記念したコンサートでは、現在、闘病中の山川豊と、歌手活動休業中の氷川きよしの手紙が朗読された。司会の西寄ひがしが代読し、二人と近しい歌手がコメントした。

ベテランから若手まで、また歌手や俳優などジャンルを問わず長良グループに所属するタレントが一堂に会し、2月9日、東京・台東区の浅草公会堂で開催された『長良グループ創立60周年記念 NAGARA FESTIVAL “NEXT STAGE”』。コンサートの後半には、「長良プロが産んだヒット曲コーナー」が届けられた。

山川豊「桜の咲くころには元気な姿で皆様の前へ」

このコーナーの前に、山川豊と氷川きよしからの手紙が紹介された。

「本来であればこの場にお邪魔して、一緒に感謝、お祝いを申し上げるべきではございますが、報道の通り現在、病気と闘っている最中で、残念ながらお伺いすることができませんので、この手紙にてお祝辞・感謝を申し上げます」

西寄の代読で、まずは山川豊の声が届けられた。

「1963年に先代 長良じゅん会長が創業された長良プロダクションが半世紀を超えてなお、このような隆盛を誇っていられるのは、ひとえにファンの皆様のありがたい応援と、今日、出席をされている歌手・タレントの皆様の頑張り、また神林社長をはじめとしたスタッフの皆様の絶え間ないご努力の賜と、感謝とともに感慨に浸っております。ファンの皆様と関係者の皆様に、この場を借りてあらためて厚く御礼申し上げます。

長良プロダクションは、私が『函館本線』でデビュー以来、40年の長きにわたり、歌手としてのそのほとんど、人生としては3分の2をともに歩いた、私の人生には欠かせない大切な伴侶だと思っています。自分の人生とも言えるこの事務所を次の70周年、80周年、また100周年に向けて、素晴らしいタレント、スタッフの皆様でより大きく、より繁栄されることを心から祈念しています。

いま闘っている病は簡単な相手ではありませんが、治療に専念して、桜の咲くころには元気な姿で皆様の前でご挨拶ができればと思っておりますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします。 令和六年二月九日 山川豊」

手紙が読み上げられると、客席からは大きな拍手が贈られた。

山川豊は1981年2月に「函館本線」で歌手デビューし、1986年には「ときめきワルツ」で念願だった『NHK紅白歌合戦』に初出場。1998年の「アメリカ橋」が大ヒットし、2021年にはデビュー40周年を迎え、周年を機に独立。2023年には日本クラウンから移籍第一弾シングル「人生苦労坂」をリリースした。しかし今年1月10日、肺がんであることを公表し、1日でも早い完全復帰に向け治療に専念している。

山川豊を“お兄ちゃん”と慕い、新曲「下田の椿」が好評の田川寿美は、「お兄ちゃんがいてくださったからこそ、いつもステージが引き締まりました」と、山川の存在の大きさを明かした。

「この世界というのも浮き沈みが激しくて、人生と同じでいろんなときがありますけれど、『前を向いてね、いつも元気に頑張ろうよ』『聞いてくださっている方に喜んでいただこうよ』という精神を私たちに教えてくださった兄ちゃん。病と闘っているその姿を想像すると、グッと来てしまいますけど頑張ってほしい」とも話し、「必ず元気になって戻ってきますから、皆さん温かく見守っていてください」とファンに呼びかけた。

そんな山川豊の作品から、新曲「赤坂レイニー・ナイト」の発売を控えた はやぶさのヒカルとヤマトが「アメリカ橋」をカバー。「いつも温かい眼差しをくださいました。山川先輩からいただいた愛情を胸に歌わせてください」(ヤマト)と、2人によるハーモニーで聴かせた。

「私も一生懸命頑張ります。氷川きよし」

山川豊に続いて紹介されたのは、氷川きよしからの手紙だった。

「長良グループ60周年、大変おめでとうございます。60周年という歴史の中で、『氷川きよし』という歌手をつくっていただき、24年という歳月 お世話になり深く感謝しております」

氷川きよしは2000年2月2日に、「箱根八里の半次郎」でデビューして以来、トップアーティストとして歌謡界を牽引してきたが、2022年12月31日をもって歌手活動を休止している。

「その中で歌手の皆さん、タレントの皆さん、スタッフの皆さんと一丸になって、いろんなことを乗り越えてきたことを懐かしく思います。どうかこれからも皆様、お体に気をつけて、いつまでもエンターテインメントの力をたくさんの方に届けてください。私も一生懸命頑張ります。 氷川きよし」

今年2月2日にはデビュー25周年を迎えた氷川きよし。『NHK紅白歌合戦』のステージでも幾度となく共演し、現在、新曲「三陸挽歌」で頑張っている水森かおりは、「LINEでつながっているので、時々、変な写真を送ってきます(笑)」と、氷川が元気であることを伝えていたが、西寄による手紙の代読を聞くと、「きよしくんは後輩ですが、尊敬するところがたくさんあって、歌謡界の世界を変えた方といっても過言ではないと思います。また一緒に同じステージに立って、皆さんと楽しく過ごせることを願っています」と、氷川の歌手活動再開を熱望していた。

そんな氷川きよしの作品をカバーしたのはデビュー7年目、昨年9月に発売した「星くずセレナーデ」がヒット中の辰巳ゆうとだった。

「この曲を聴くと、『明日から頑張ろう』と勇気が出ます。氷川先輩が紅白で初めてトリを飾った曲でもある『きよしのズンドコ節』をお届けしたいと思います。本当は氷川先輩の声で聞きたかった方がたくさんいらっしゃるかと思いますが、氷川先輩の気持ちを胸に歌わせていただきます」

「きよしのズンドコ節」は2002年にリリースされた氷川の代表曲の一曲。全国の盆踊りの定番曲ともなっている。

辰巳は「氷川先輩の名曲はたくさんあります。(歌手活動の休止中で)いらっしゃらない間も途切れることなく、名曲を守り続けていこうという気持ちで一生懸命歌わせていただきいたいと思います」と、これまで尊敬するがゆえにステージでは歌ってこなかった氷川きよしの作品を、コンサートでたくさん届けていきたいという思いも述べていた。

※山川豊と氷川きよしの手紙は代読されたものを文字に起こしたものです。手紙の文面そのものではありません。

関連記事一覧