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新浜レオン

豪速球に球場がどよめく! 新浜レオンが夢の甲子園でファーストピッチセレモニー。歌手としての甲子園 “紅白歌合戦”を捕まえろ!

新浜レオンが7月9日、子供の頃からの夢を一つ叶えたことで話題となっている。阪神甲子園球場で行われたプロ野球「阪神 対 ヤクルト戦」でファーストピッチセレモニーを行い、憧れだったマウンドに立ったのだ。

新浜は、小学校から高校まで本気で野球に取り組み、千葉英和高校時代の最高成績は強豪ぞろいの千葉県内でベスト4。本気で甲子園を目指しており、高校ではキャプテンでキャッチャーを務め、バッテリーを組んでいたピッチャーはプロへ。現在、福岡ソフトバンクホークスで活躍する重田倫明選手だ。

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「甲子園出場は僕にとって青春のすべてを賭けて追い求めた大きな夢です。その夢を失った高校3年の最後の大会後、顧問の先生は、『これで終わりじゃない。これからが本当のスタートだよ』と僕たちに言ってくれました。その時は頭が真っ白で、何をしていいのかわからない日々が続きましたが、僕は新たな歌手としての道を目指す決心をしました。そうして歌手となった今、あの頃の自分が叶えられなかった甲子園の夢を捕むことができたということは、胸に迫る思いがあります。ひとつの夢に破れても、何かに一生懸命に一途に取り組んでいればその先にはきっといいことがあるんだと、今自分は実感しています。この自分の経験を通じて頑張っているすべての人にエールを送れる存在になりたいです」

万感の思いで甲子園球場に登場した新浜は、代表曲となった「捕まえて、今夜。」を登場曲に、ゆっくりとマウンドに立った。しっかりと手にはめているグローブは甲子園を夢見た高校時代、ハタケヤマで特注したキャッチャーミットだ。そこに刺繍された名前は少年時代キャプテンを務めた頃の本名。

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汗と涙が染み込んだ相棒を握り締めゆっくりと振りかぶった新浜の投球は、まっすぐキャッチャーミットに投げ込まれ、その豪速球に会場からは大きなどよめきが起こった。割れんばかりの大歓声の中、笑顔で手を振りながらマウンドを後にする新浜の表情からは安堵と共に大きな充実感が感じられた。

投球後、新浜は「本当に甲子園の土を触りたくてずっと野球をやっていたのですが、今日こういう形で甲子園に来ることができて本当に夢のようでした。今日は高校時代に使っていたキャッチャーミットと一緒にマウンドに立ち、夢を叶えました。次は、歌手としての甲子園、“紅白歌合戦”を捕まえます!」と宣言した。年末の大きな夢に向かって、新浜は駆け上がっていく。

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