井上由美子が新曲「酔恋歌」発表会。ファンに「今回の新曲がいちばん好き」と報告。ファン80名と「酔恋歌」を合唱
井上由美子が4月30日、東京・高円寺のスタジオで「唄って酔って聞いて恋する歌がある」と題したファンクラブイベントを行い、新曲「酔恋歌」をお披露目した。
5月10日発売の新曲「酔恋歌」は円香乃氏が作詩し、徳久広司氏が作曲、そして伊戸のりお氏が編曲した作品。2004年1月にデビューした井上にとって、今年はデビュー20年目の節目となるが、そんな井上の新たな一歩を踏み出すべき真っ向勝負の“由美子節”が冴える楽曲となっている。
イベント開演前には、都内のスナックで収録したという新曲のミュージックビデオが先行公開され、その後に井上本人がステージに登場。約80名のファンを前に最近の曲から「野付半島」「オロロン海峡」、そして、新曲「酔恋歌」を歌唱した。
「今日はようこそお越しくださいました。雨大丈夫でしたか? 雨の予報でどうなるかなあと思いながらも今のところ大丈夫なようです。日頃の私の行いがいいんだなあ」
軽口でファンを和ませると、「いち早く皆さんに新曲の酔恋歌を聴いていただいて、帰りまでには歌えるようになっていただけたらなあ。今までいろいろ歌わせていただいてきましたが、今回の新曲がいちばん好きだなって思っているんです」とアピールした。
会場には円氏、伊戸氏、そしてボーカルトレーナーの翼氏の3名が駆けつけ、「由美子ちゃんのためならどこにでも駆けつけます」と円氏。井上は「とにかくいい曲を作っていただきました。『頑張らないで歌え』っていうアドバイスから、あえて感情をおさえて歌っています」と、作品の聴きどころをファンに伝えた。
また、「酔恋歌」の“歌唱アドバイス&みんなで練習コーナー”も設けられ、井上はファンのみんなと一緒に新曲を合唱。ファン代表として文化放送の元「走れ!歌謡曲」パーソナリティ」の中尾美穂がステージ上で歌唱し、会場を盛り上げた。
井上はイベントの最後にもう一度、「酔恋歌」を披露し、カップリング曲「父さんへ」(松原のぶえのシングル「夢見草」のカップリングに収録された井上本人(Non名義)の作詩作曲作品)と「ひとり北夜行」を歌ってファンとの一時を楽しんだ。