天童よしみ

天童よしみが紅白リハ。宝船に乗って登場し、「コマが付いていてよかった」

歌手生活50周年の天童よしみが12月29日、第73回NHK紅白歌合戦のリハーサルを終え会見。「今年はいつも以上に気合が入っています」と意気込みを語った。

「27回目の出場にして初めて、紅組を代表しトップバッターで歌わせていただきます。このような大役を私のようなやせ細った未熟者が受け持っていいのかと(笑)、ずいぶん悩みましたが、リハーサルを終えて『やるしかない』という気持ちが益々湧いてきました。本番を楽しみにしていてください」

天童よしみ

天童は元気なパフォーマンスをシェアするため紅白では「ソーラン祭り節」を披露する。縁起のいい宝船に乗って登場し、本番では今年大ブレイクした、“パワー”の掛け声が人気のなかやまきんに君と、“やればできる”のティモンディ・高岸宏行が天童をバックアップする。

「宝船にはコマが付いていて安心しました。本番ではおふたりが宝船を引っ張ってくださいますが、ちゃんと動くようになっております(笑)」

天童よしみ

宝船に乗って「ソーラン祭り節」を歌う天童よしみ。客席通路には踊り子が、バックスクリーンには黄金に輝く鯛が映し出される。すべてが明かされる本番をお楽しみに。

今年の漢字一文字については、「縁」という漢字を選んだ。

「今年は、歌手生活50周年を迎えさせていただきました。コロナ禍でどうなるのか不安もありましたが、東京と地元・大阪で記念コンサートを開催させていただいたり、ライブ配信コンサートをやらせていただいたり、いろんなことにチャレンジをした年でもありました。振り返ればこの50年の間にたくさんの方に出会い支えていただきました。ですから、今年の漢字一文字は『縁』ですね。お金じゃないですよ。ご縁の『縁』です。この縁は大事にしていきたいと思います」

天童よしみ

また来年については、「期待してください」と力を込めた。

「来年はいろんなことをやります。歌うし、踊るし、脱いじゃうし。どこまで脱ぐって? こうなったら、できることはなんでもやりますから楽しみにしていてください!! って。誰が楽しみにするねん(笑)。とにかく、来年も皆さんにとって明るく、そしてまた幸せな一年であることを願いつつ、私自身は歌にもっともっと磨きをかけたいと思っています」

Q愛しくてホッとする時間は?
Aお風呂から上がって髪を乾かしている時

風呂から上がって、髪を乾かしている時に、『ああ、私は女性だな』と思うんです。髪をかき上げている時に、こういう画を撮ってほしいなとか、いろんなことを考えるんですよ。それは永遠にありませんけども(笑)、なんかホッとする時間ですね。(天童)

 

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