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カラフルパレット

カラフルパレットがラップ入りのニュー演歌に初挑戦。新曲「哀セレナーデ」発売を記念して生配信ライブ開催。「イノベーションを起こしたい」と意欲

今年で結成10年目を迎えた男性2人組のエンターテイメントポップユニット「カラフルパレット」が新曲「哀セレナーデ」を発売したのを記念して9月10日、東京・浅草の「音のヨーロー堂」で有観客による生配信ライブを行った。

Yu-ki(ゆうき)と、あきひろによるカラフルパレットは、第1弾シングル「Flower in the Field」が全日本高等学校女子サッカー選手権大会応援ソングとなり、第4弾シングル「ありがとう~100万回の約束~」は日本テレビ系「スッキリ」のテーマソングに起用されている。また、配信シングル「Go the limit」が、女子プロサッカーチーム「ちふれASエルフェン埼玉」公式スタジアム入場曲に使用されるなど数々のタイアップでも知られる人気ユニットだ。

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そんな彼らが、CDシングルとしては9枚目になる「哀セレナーデ」をリリースし、初めて演歌に挑戦した。それも単なる演歌作品ではなく、J-POP、演歌、ラップをミックスした新世代の演歌として話題沸騰中で、キャンシステム「演歌お問合せランキング」第2位(9月1日付)、「週間 USEN HIT 演歌/歌謡曲ランキング」第9位(9月7日付)にランクされるなど有線チャートでも大注目となっている。

そんな2人が「今日は、有観客と配信とハイブリッドでお送りしますので、ぜひ最後までお楽しみください」とあいさつし、第2弾シングル「にじ」をはじめ、狩人のカバー曲「あずさ2号」、新曲「哀セレナーデ」、それに代表曲「ありがとう~100万回の約束~」など全5曲を熱唱し、「僕らには夢があります。それは、NHK紅白歌合戦に出ることじゃなくて、NHK紅白歌合戦に出たあとにまた皆さんに会いに行くことです。絶対に叶えますから、絶対に届けますから、ぜひついて来てください」と呼びかけた。

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今回、演歌に初挑戦した理由をYu-kiは「2人とも親がミュージシャンでして、その親が歌っていたのが演歌・歌謡曲だったことから、いつか僕たちも挑戦してみたいなと思っていました。そして、いま演歌の方がJ-POPの曲を歌うことが多いのですが、逆にJ-POPの僕たちが演歌を歌ったらどうなるかという挑戦的な部分と日本の音楽文化を残していきたいという思いから今回、あきひろが作詩し、僕が作曲した演歌を歌わせていただくことになりました」と説明する。

新曲には、曲間にラップが入っており、ネットラッパーMC・RamBaar(ラップの詩も同じ)が軽妙なラップで新しい演歌を紡ぎ出しているが、「新しいことをしたくて、J-POPの僕たちしか歌うことができない演歌がやれたらいいなと思い、演歌でいう語りをイメージして、ラップになりきらないセリフというものをイメージしてラッパーさんに作っていただきました」(Yu-ki)という。

また、あきひろは「いままでのカラフルパレットだと歌えなかった大人の恋愛歌です。はっきり言うと、不倫の歌です(笑)。(独身の)僕が一度も体験したことのない“忍ぶ恋”の歌を書かせていただきました。J-POP歌手が歌う演歌だけではなくて、イノベーションを起こしたくてラップと組み合わせてみました」と制作意図を語った。

コロナ禍前は年間約300本のライブをこなしてきたカラフルパレット。「目の前のお客さんたちに僕たちの歌を届けたいので、これからも精力的にライブをやっていきたい。そして、第一目標の紅白に出て、そのあと、いままでお世話になった全国の方々にライブで報告していきたい」と話していた。

 

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2022年9月7日発売
カラフルパレット「哀セレナーデ」

 

カラフルパレット

「哀セレナーデ」
作詞・作曲/カラフルパレット 編曲/山田恵範
c/w「あんたなんか大嫌い」
作詞・作曲/カラフルパレット 編曲/西尾大二郎
c/w「ただいま、おかえり」
作詞・作曲/カラフルパレット 編曲/杉浦秀明
CIMS Music Entertainment YZLM-5033 ¥1,400(税込)