増田惠子がビルボードライブ横浜でソロデビュー40周年記念ライブ。「皆さんの拍手と『ケイちゃん』という声援に支えられて」
ピンク・レディーとしてのデビューから45年、ソロ・シンガーとしてのデビューから40年を迎えた増田惠子が9月2日、神奈川・横浜市のビルボードライブ横浜で「増田惠子 40th Annniversary&Birthday Live“そして、ここから…“」と銘打ったライブを開いた。
ソロ40周年記念アルバム「そして、ここから…[40th Anniversary Platinum Album]」(ソロ活動を集大成した2枚組CDアルバム)のリリースを記念して開催したライブで、この日は自身の65回目の誕生日でもあり、増田が有観客でライブを行うのは、コロナ禍前の2019年12月以来、2年9カ月ぶりだった。
ビルボードライブ横浜でのライブは増田にとっては初のステージ。午後4時半と同7時半からの2回ステージに大勢の熱烈なファンが詰めかける中、ピアノ、ギター、チェロ、パーカッション、コーラスというアコースティック編成のバンドをバックにスタートした。
オープニング曲「奇蹟の花」(ソロ第8弾シングル)を歌った増田は「皆さん、お元気でしたか。会いたかった~!」とファンに呼びかけた。
「去年11月28日、私のソロデビュー記念日に初めての配信ライブに挑戦しました。いくつになってもチャレンジというのはとても刺激的で、素晴らしい経験をさせていただきました。でもそれ以上に、こうして長い間、皆さんの拍手と『ケイちゃん』という声援、皆さんの笑顔に支えられて45年間、歌い続けてこられたんだなとつくづく実感しました。本当に皆さん、ありがとうございました。そして、ここからも私と一緒に歩いていってくれますか。今日は、この45年分の感謝の思いを歌にのせて皆さまにお届けしてまいります」
増田は、最新アルバムに収録の新曲から「観覧車」「向日葵はうつむかない」、ピンク・レディー時代の大ヒット曲から当時の振付を交えながら「UFO」「渚のシンドバッド」、1981年発売のソロ1stシングル「すずめ」(詞曲・中島みゆき)などを歌唱。
また、カバー曲から1stステージは「人生の扉」(オリジナル歌唱・竹内まりや)、2ndステージはシャンソンの名曲「愛の讃歌」(越路吹雪版)を披露し、アンコールでは、最新アルバムに収録の本人お気に入りの新曲「Del Sole(デル・ソーレ)」など全14曲を熱唱。バースデーという特別な日に45年間の軌跡を凝縮した見どころいっぱいのステージで最後まで客席を楽しませた。
また、ソロ40周年記念アルバムについては「45年間、私が歩いてきた道、紡いできた時間、皆さんとずっと一緒に来た道を大切に抱きしめながら、そしてまた新たにしなやかに、凛と生きていきたいなという思いで『そして、ここから…』というタイトルを付けさせていただきました。衣裳も私の大好きな白をコンセプトにして、そんな思いがたくさん詰まったアルバムになっています」と話していた。
2022年7月24日発売
増田惠子『そして、ここから… [40th Anniversary Platinum Album]』
生産限定盤(2CD+DVD)
通常盤
【Disc1】KEI SOLO WORKS 1977-2018
ピンク・レディー時代のソロ歌唱曲とソロ名義で発表したシングル表題曲をすべて収録!
【Disc2】AND, FROM NOW ON…
待望の新曲(5曲)とデビュー40周年記念日に配信されたスタジオLIVEを初商品化!
※生産限定盤/Limited Editionには特典DVD付き(最新インタビュー、ディスコグラフィー掲載)。
※配信限定アルバム『そして、ここから…』(AND, FROM NOW ON…)も同時公開。各種音楽配信サイトからダウンロード、ストリーミング再生できる。