舟木一夫、YouTubeでファンにメッセージ。公式ライブ映像も一挙6曲を公開

「みなさん、ご機嫌いかがでしょうか? 舟木一夫です」

1963年の「高校三年生」でのデビュー以来、今年、デビュー58年目を迎えている舟木一夫が8月3日、YouTubeを通じてメッセージを公開した。

「まぁ、世の中、こういうことになってまして、僕らのサイドも皆さんとお目にかかることができなくて、大変寂しい思いをしているわけですけれども、今回、コロムビアのYouTube公式チャンネルというものを通じて、ちょっとだけ舟木一夫のご挨拶の映像をお届けしようかと。ライブにこだわって僕はやっているもんですから、そのライブで歌ったいろいろな歌、たくさん歌った中の代表的なものをいくつかをチョイスして、お聴かせしてみようかなと思っています」

舟木は舞台やコンサートを自身の活動の中心ととらえ、今年も全国ツアー、劇場公演を中心に活動していた。しかし、3月4日に予定していた新橋演舞場5日間公演の初日以降、すべての舞台が中止・延期となっている。

この間、舟木自身も自粛生活を余儀なくされ、自身のパフォーマンスを発信する場としての舞台もない状況で、ファンとのつながりを第一に考える舟木としては、ファンへのメッセージなどを発信する手段がまったくない状況となってしまっていた。

そこで、舟木自身、あらためてファンに向けてのメッセージを送ろうと、近年収録してきた自身のライブ映像とともに生声のメッセージをYouTubeで公開することにした。舟木としては初めての試みだった。

「いつお目にかかるかということで、僕の場合は11月から仕事を始めるということにもしておりますので、その時にまた、お目にかかる機会もあるかと思います。楽しみにしております。どうぞ皆さんもお身体を大切になすって、お目にかかる機会にはぜひ、ご参加いただけるようにお願いいたします。僕の方はこうやって元気にしております。5~6曲ばかり、代表的なものをお聴きください」

ライブ映像は8月26日に発売予定のベストライブDVD「LIVE SELECTION 2012~2019」から抜粋した6曲。過去10年のライブ映像、音源からベストなものを選んだ。コアファンのみならず、広く歌謡ファンに親しみやすい、舟木一夫“入門編”的な内容となっている。

DVD「LIVE SELECTION 2012~2019」の詳細はこちらを参照。
舟木一夫の魅力が凝縮したライブセレクション。「LIVE SELECTION 2012~2019」
 
▼舟木一夫、YouTubeメッセージ

 

▼公開されたライブ映像
※メッセージのあとに、楽曲の映像が流れます。

「高校三年生」(2017年の中野サンプラザ公演)

 

「夕笛(2019年の浅草公会堂公演)

 

「絶唱」(2017年の中野サンプラザ公演)

 

「『その人は昔』のテーマ」(2012年の宇都宮公演)

 

「銭形平次」(2012年の宇都宮公演)

 

「学園広場」(2017年の中野サンプラザ公演)

 


2020年8月26日発売
舟木一夫のベストセレクション
DVD「LIVE SELECTION 2012~2019」

日本コロムビア COBA-7168 ¥2,727+税

【収録映像】
1.「高校三年生」/2.「ソーラン渡り鳥」/3.「夕笛 アコースティックver」/4.「吉野木挽 唄~絶唱」/5.「ひばの佐渡情」/6.「『その人は昔』のテーマ」/7.「日本の四季~春、夏、秋、冬~」/8.「銭形平次」/9.「ふるさとのはなしをしよう」/10.「ダイナマイトが百五十屯」/11.「から たち日記」/12.「学園広場」/13.「End・Love」/14.「人生一路」

音源のみを収録したCDも同時発売
CD「LIVE SELECTION 2012~2019」

日本コロムビア COCP-41234 ¥2,727+税