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三山ひろし

三山ひろしが『新歌舞伎座コンサート ~みやまつり2021~』をリリース。ハイレベルな挑戦に刮目したい!

三山ひろしが7月28日、大阪・新歌舞伎座で今年3月に行われた特別講演の模様を収録した映像作品をリリースした。全23曲で、舞台後半は演技も交えた長編歌謡浪曲を、計4作(「ああ松の廊下」「元禄花の兄弟 赤垣源蔵」「その夜の上杉綱紀」「元禄名槍譜 俵星玄蕃」)を披露している。自ら設定した高いハードルを見事に越え、「半歩でも前へ」を自認する三山ひろしの意欲溢れる舞台映像を楽しめる。

「ここ数年、演歌・歌謡界を代表する作家の先生方が亡くなられています。一部では、『今日でお別れ』(作詞/なかにし礼)、『喝采』(作曲/中村泰士)など、そんな先生方へのリスペクトを込めて歌わせていただきました。今年は師匠の三回忌にもあたりますので、もちろんオリジナル曲も入っています。

二部では、「ひとり忠臣蔵」と題してMCを一切挟まず、長編歌謡浪曲を4曲立て続けに歌うという、かなりハイレベルな挑戦をしました。4曲の中でも「その夜の上杉綱紀」はかねてからアルバムに入れたいと思っていた1曲です。これは上杉家に養子に出されていた吉良上野介の嫡男の話で、討ち入りの報にふれるも、上杉家の人間ということで、父親のみならず自分の息子も助けに行くことができない。「忠臣蔵」のいわばサイドストーリー的な内容です。討ち入るほうにも、討ち入られるほうにも言葉にできない苦しみと悲しみがある。仇討の陰で起きていたこうした史実を、ぜひ伝えたいとかねがね思っていました。おかげさまでお客様には好評で、このDVDの中でも目玉の作品となっています。

たった5日間、7ステージでしたが、濃密でやり切った感のある公演でした。人数制限での公演でしたので、会場にお越しいただけなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。このDVDで、ぜひ堪能していただきたいと思います」(三山)

2021年7月28日発売
三山ひろし『新歌舞伎座コンサート ~みやまつり2021~』
収録曲

1.北のおんな町
2.女に生まれて
3.男のうそ
4.人恋酒場
5.喝采
6.今日でお別れ
7.また逢う日まで
8.祝い船
9.祝いしぐれ
10.むらさき雨情
11.男の港
12.仁義
13.その名もコノハナサクヤヒメ
14.香水
15.お岩木山
16.四万十川
17.谺-こだま
18.長編歌謡浪曲 ああ松の廊下
19.ころは元禄十五年
20.元禄男の友情 立花左近
21.長編歌謡浪曲 元禄花の兄弟 赤垣源蔵
22.長編歌謡浪曲 その夜の上杉綱憲
23.長編歌謡浪曲 元禄名槍譜 俵星玄蕃

 

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2021年7月28日発売
2021年の第2弾シングル
三山ひろし「浮世傘」
三山ひろし

「浮世傘」
作詞/いではく 作曲/影山時則 編曲/南郷達也
c/w「風の旅人」
作詞/宮下康仁 作曲/大谷明裕 編曲/竹内弘一
c/w「せられん」
作詞/大野けんじ 作曲/大野けんじ 編曲/矢田部正
日本クラウン CRCN-8417 ¥1,350(税込)

「浮世傘」は、その曲調にどことなく昭和の懐かしさが漂う、これまでの作品とは異なるタイプの本格演歌。カップリングには、三山の歌声が心地よく届き、さわやかなイメージで思わず口ずさみたくなるような「風の旅人」を収録した。さらに、かつて高知県で大流行した「せられん」をカバー。「せられん」とは「~しちゃいけない」という意味の土佐弁で、40年前の流行当時を知る人には懐かしさを、また初めて聴く人にもインパクトのある歌詞と曲調で、元気をもらえそうな楽曲だ

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