大石まどか

大石まどかが2年ぶりの生演奏ライブ。昼夜2回ステージの夜の部にダンディ坂野がサプライズで出演

デビュー30周年を迎えた大石まどかが11月28日、昼夜2回、東京・銀座のコムサステージ銀座店で生演奏ライブ「生ラ!」を開催。2013年からスタートしたバンドによる生演奏ライブ「生ラ!」が、昨年は新型コロナの影響でスタジオからの無観客配信ライブとなったため、約2年ぶりの有観客単独ライブだった。

今年発売した30周年記念シングル「茜の炎」が「第54回日本作詩大賞」にノミネートされた大石。「生ラ!」昼の部のオープニングは着物姿で登場し、「居酒屋『津軽』」を歌うと、「皆さん元気でしたか。会いたかったよ~!」と一声を発した。

大石まどか

「昨年の2月から、このコロナで大変な時間を皆さんも過ごされていたかなと思いますけれど、私も大変でございました。この2年ほどお客さまの前で歌わせていただく機会がなかなかなくて、歌っていいものやら、歌手をやっていていいものやらいろんなことを考えたこの2年間でした。でも、じゃあ何ができるかというと、歌しか歌えないんですよね。大好きな歌でこれからもやっていかなければいけないという思いを持ちながらも前進したり、後退したりという2年間が続いていました」

大石はそう吐露すると、「今年でデビュー30周年を迎えさせていただきました。お陰さまで何とか30年歌わせていただいて、今日のこのコムサステージを迎えることができました。短い時間ですが、最後まで一生懸命歌わせていただきましたのでどうぞお付き合いのほどお願い申し上げます」と、ファンに訴えた。

大石まどか

前作シングル「京都みれん」をはじめ、デビュー曲「恋のしのび雨」、日本コロムビア移籍前の10年間に在籍した東芝EMI時代のオリジナル作品から「あなたになりたい」「あれから」、初めて自身が作詞した「娘馬子唄」などを歌唱すると、ドレスに着替えて、カバー曲からテレサ・テンの「別れの予感」、エルビス・プレスリーの「Can’t Stop Falling in Love With You」を歌った。

そして後半は、オリジナル作品から「愛しの函館」「曼珠沙華が咲いた」などを歌うと、デビュー30周年記念曲「茜の炎」について、「新曲『茜の炎』は、ちょっとジャズっぽいテイストで、等身大で歌える曲でして、40代、50代、60代の方もあきらめずに恋愛していただきたいという及川眠子先生(作詩家)の気持ちからできた応援歌です」と語り、ファンに届けた。

大石まどか、ダンディ坂野

大石まどか、ダンディ坂野

また夜の部では、「茜の炎」のボーナストラックに収録の「愛が生まれた日」(1994年発売の藤谷美和子&大内義昭が歌って大ヒットしたデュエット曲)を披露。大石とデュエットした同じ事務所「サンミュージックプロダクション」に所属しているお笑いタレント・ダンディ坂野がサプライズで応援に駆けつけ、2人で「愛が生まれた日」を歌って客席を大いに湧かせた。


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2021年8月4日
30周年記念シングル
大石まどか「茜の炎」
大石まどか

「茜の炎」
作詞/及川眠子 作曲/幸耕平 編曲/坂本昌之
c/w「シングル・アゲイン」
作詞・作曲/竹内まりや 編曲/大川友章
ボーナストラック「愛が生まれた日」
歌/大石まどか&ダンディ坂野
作詞/秋元康 作曲/羽場仁志 編曲/淡海悟郎
日本コロムビア COCA-17904 ¥1,350(税込)

30周年を迎える記念曲「茜の炎」は、作詞に及川眠子氏、作曲に幸耕平氏というヒットメイカーコンビを迎えた本格的な歌謡曲作品。編曲は妖艶な歌の世界を華麗に彩るアレンジで聴かせる坂本昌之氏が手がけている。酸いも甘いも経験し、もうひとりで生きようと思っていた主人公の前に訪れた運命の恋を描いた純愛歌。c/wは、大石が生配信ライブなどで歌唱した際に好評を博し、本人も大好きだと語る「シングル・アゲイン」、さらにボーナストラックとして、同じ事務所のダンディ坂野とデュエットした名曲「愛が生まれた日」の2曲を収録。

大石まどか、ダンディ坂野

11月28日に開催された大石まどかの生演奏ライブ「生ラ!」(夜の部)では、ダンディ坂野がサプライズで登場し、「愛が生まれた日」をデュエットした。


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