純烈のリーダー、酒井が壊れる!?

人気プロレスラーの秋山準選手からチョップを受けた純烈のリーダー、酒井一圭が壊れた!?

チョップを受け、ひとしきり悶絶した酒井は、胸に真っ赤な手形をつけながら、「これがスポーツの素晴らしさ」と爽やかに語ると、白川裕二郎が「いやいや、全然、(意味が)わからない」と全否定。小田井涼平が「目が焦点あってへん」と心配(?)すると、酒井は「星、飛んでるもん」。

どうしてこんなことになってしまったのか?

じつは、今月1日、全日本プロレスから別団体DDTプロレスリングへレンタル移籍した秋山は、大石真翔、渡瀬瑞基、岡谷英樹の4人で「秋山軍(仮)」を結成、リングで戦ってきた。しかし、そろそろ正式名称がほしいと、各選手のTwitterでユニット名を公募したところ「準烈」という名前が多数。今後はスーパー戦闘ユニット「準烈」として活動していくことになった。

しかし、“じゅんれつ”と言えば、いまや国民的人気グループとなった「純烈」が本家として君臨している。プロレス界の“じゅんれつ”を名乗ることのお墨付きを得ようと、「準烈」の4人組が7月20日、本家「純烈」の事務所を訪ねたのだ。

本家・純烈の元を訪れた準烈は、名前の公認を求めた。

プロレス界の“じゅんれつ(準列)”は、大石がリーダーを務め、渡瀬が特攻隊長、岡谷が鉄砲玉、秋山がリードボーカルの役職に就くことを説明し、 “じゅんれつ”を名乗ることの公認を本家に求めた。

「認めていただけますでしょうか?」

今林久弥アシスタントプロデューサーが問うと、酒井は「もちろんOKです。大喜びです。“じゅんれつ”という名前がプロレス界にも響き渡る」と快諾。ここに、歌謡界とプロレス界それぞれに“じゅんれつ”が誕生することになった。

準烈のリーダー、大石が「ダメって言われたら、闘ってでも(“じゅんれつ”という名前を)奪い取るつもりだった」と告白すると、酒井は条件を提示する。

「僕らのキャッチフレーズは『夢は紅白 親孝行』。“じゅんれつ”と名乗る以上はプロレス界から『紅白』を目指してほしい」

その条件に、一瞬ひるむ準烈だったが、「プロレスはお客さんとの距離が近い。僕らはお客さんと握手しながら、濃厚なファンサービスをするのが売りなんです。ファンを大事にしてほしい。おばちゃんやマダムを大事にしてほしい」と、酒井がその真意を伝えると、大石が「じつは、母のマチコが『純烈』さんの大ファンで、新曲のCDも買ったんです。一曲歌ってもらうことはできますか? 親孝行したいんで」と、公私混同のお願い。

拒否してもおかしくない場面だったが、“親孝行”という言葉に純烈は弱い。

「マチコさんから、焼きそばも送ってもらったし、親孝行と言われたら断れない」と酒井。純烈が2020年の勝負曲「愛をください~Don’t you cry~」を熱唱すると、大石はちゃっかり、母親に送るための動画をスマホで撮影していた。

こうして純烈から公認をもらった準烈。めでたし、めでたし・・・となるところだったが、酒井が「ちょちょちょちょちょ、ちょっとお願いがあります」と、待ったコール。

「今はライブができない日々で、なんとかひとりずつでもテレビに出られるようにがんばっているところですが、今年の最大の目標は3年連続『(NHK)紅白歌合戦』出場です。せっかく秋山選手もいらっしゃることですし、純烈に気合いの一撃を入れてもらいたい。邪気を払ってもらいたい」とお願い。

その瞬間、「何を言ってんだ、このリーダーは」という雰囲気になった純烈の小田井、後上翔太、白川が後ずさり。言い出しっぺの酒井が気合いのチョップを受けることになった。

見よ、酒井の肉体美を。マダムはプロレスラーの鍛え上げられた逆三角形になんぞ、魅力を感じないのだ。

上半身、裸になった酒井は見事なシンメトリーなS字体型と、出べそを披露すると、小田井から「勢いでヘソが引っ込むかもしれへん」とエールを送られ、秋山に本気のチョップを懇願。その要請に応えた秋山が斜め上から叩き落すようなチョップを、酒井の胸板に見舞った。

バシーン!!

衝撃音が都会のビル群にこだますると、みるみるうちに、酒井の胸元に真っ赤な手形が浮き上がっていった。

これで3年連続での『NHK]紅白歌合戦』への出場も決まった!?

前列左から大石真翔、酒井一圭。後列左から後上翔太、岡谷英樹、秋山準、白川裕二郎、渡瀬瑞基、小田井涼平。

▼一部始終はYouTubeでも確認できる。

純烈 関連記事▶

関連記事一覧