
五十川ゆきが湯島天神で、悠久の愛の物語「追憶~われ去りて心去らず~」のヒットを祈願。”神話演歌“の誕生!
五十川ゆきが8月20日、東京・文京区の湯島天満宮(湯島天神)を参拝し、9月3日に発売する新曲「追憶~われ去りて心去らず~」のヒット祈願を行った。
五十川は2008年、作詞家・故 木下龍太郎氏にスカウトされ「十字架の海」でデビュー。2013年には日本クラウンへ移籍し、着実にキャリアを重ねてきた。「追憶~われ去りて心去らず~」は自身15枚目のシングルとなる。
新曲の作詩家・冬弓ちひろ氏、作曲家・岡千秋氏、編曲家・猪股義周氏の3人と共に湯島天神でヒット祈願を終えた五十川は、「私とって今回の新曲は、思い入れのある特別な作品となりまして、今日は気合いが入る日となりました」と話し、新曲が全国に届くように願った。


「追憶~われ去りて心去らず~」は、日本神話に登場する日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と弟橘媛(オトタチバナヒメノミコト)の悲しくも美しい愛の物語をテーマにした、壮大なスケールの作品だ。
「昨年、スーパー歌舞伎の『ヤマトタケル』という舞台を拝見しました。その中で、日本武尊の后(きさき)である弟橘媛が、荒れ狂う海を鎮めるために自らの身を投げて夫の命を救うシーンにすごく感動し、号泣してしまったんです。この物語を歌にしたいと強く思い、作詩の冬弓先生にも『ぜひ一緒に観てください』とお願いして、再び二人で観劇し、この作品を構想しました」
五十川の熱意を受けた作詩の冬弓ちひろ氏は、愛する人のために荒れ狂う海へ身を投じた弟橘媛の、気高く一途な心情をドラマティックに描き出した。
「君がため 惜しからざりし 命ゆえ・・・」(1番歌詞より)
「燃ゆる火の 火中(ほなか)に立ちて 問ひし君・・・」(2番歌詞より)
歌の冒頭には古語表現が使われているが、冬弓氏によれば万葉集からヒントを得たり、弟橘媛の辞世の句とされる作品から引用したりしたそうだ。

左から猪股義周氏、冬弓ちひろ氏、五十川ゆき、岡千秋氏
そんな作詩作品を、作曲の岡千秋氏は神話の世界にふさわしいスケール感と情感あふれるメロディに仕上げた。
「神話っぽいってどういうことだろうと悩みました。今までにない世界観の詩。最初の一行(古語表現)があり、そこから物語の本題に入っていくので、1行目をどういうふうに描いたらいいのかなと、いろいろ考えました。歌謡曲でもない、演歌でもない、今までにないメロディをつくるのにちょっと苦労しましたね。もちろん、ゆきちゃん本人の声もしっかり頭に入れて、そこを大事にしながらの作品づくりでした。自分で自分を褒めてあげたいな、と思います(笑)」
そして、編曲の猪股義周氏が重厚なストリングスを基調としながら、琴線を震わせるようなアレンジで物語を鮮やかに彩っている。
「雅楽っぽいアレンジがいいんだろうなとは思いましたが、歌謡曲にもしなきゃいけないですよね。でも、ちょっとロックっぽいのがあってもいいのかな、とか考えながら、その配合に苦労しましたね。常に、お三方の顔を想像しながらつくりました(笑)」



レコーディングでは神話の世界観を出すのに苦労したそうだが、五十川は新曲「追憶~われ去りて心去らず~」が “神話演歌”という新しいジャンルの作品になるのではないかと期待を寄せた。
「作品の構想は1年以上前からあったんですが、私はこの作品が “神話演歌”という新しいジャンルになるんじゃないかと思っています。もともと役者を目指していた時期(役者としての出演経験もある)もあるので、歌の中で弟橘媛を演じていくことができたらと思っております」

新曲の衣裳も妖艶だ。五十川がヘアメイクと相談して弟橘媛のイメージを具現化。淡いブルーのドレスにオーガンジーを合わせた。
「日本神話を調べると、神楽で使われるような原色で重厚感のある装束が多いんですね。でも、私はこの曲を最初に聴いたときからずっと、海に身を投げた女性なので海と一つになるような色がいいなと、透明感のあるブルーをイメージしていました。もう一つ、ミュージックビデオ(MV)の中ではブルーの振袖の上にピンクのオーガンジーをかけた衣裳も着ているんですが、実は20年くらい前の、私の結婚式の時に色打掛の上からかけたものなんです。そのイメージが頭に浮かんで、地元で探し当ててお借りして着用しました」

MVの中でも使用されているそうだが、五十川は神楽鈴とも巫女鈴とも呼ばれる鈴をもって歌唱する。伊勢神宮へ参拝した際に神具店で見つけて購入したそうだ。
「MV撮影の2日前に伊勢神宮にいく機会がありまして、訪れた神具店で、偶然1本だけ見つけたんです。ネットで売っているような模倣品ではなく、実際に巫女さんが神楽で舞う際に持つ鈴です。お店の人に『本物より本物です』(正真正銘の鈴)って言われました(笑)」
神楽鈴は三段の輪状に設けられ、上から三個、五個、七個と付く。
「鈴には魔除けや神様を呼ぶ効果があると言われているそうなんですが、アレンジの猪股先生が鈴の音を入れてくださっているので、そこで鈴を鳴らします」
8月15日には、神話にまつわる八剱八幡神社(千葉・木更津市)へも参拝し、ヒットを祈願して歌唱奉納も行ったという五十川ゆき。「男性を思う強さと、優しさ、愛の強さ。一人の男のためにすべてを捧げる一途さっていうのは、女性としてすごく憧れます」とも話し、“神話演歌”という新しいジャンルのパイオニアとして、新曲「追憶~われ去りて心去らず~」を全国へ出向き届ける。その際には、ぜひ五十川が鳴らす神楽鈴の音を聞き、御利益にあずかってほしい。
なお、カップリング「星の降る夜に・・・」も魅力的な一曲だ。作詩と編曲は表題曲と同じ。作曲は五十川の師匠でもあるシンガーソングライター 西つよし氏が手がけ、現代を舞台にした大人の男女の切ない恋模様を歌ったムーディーなポップス歌謡となっている。五十川の表現力の幅広さを感じさせる一曲となっている。
2025年9月3日発売
五十川ゆき「追憶~われ去りて心去らず~」

「追憶~われ去りて心去らず~」
作詩/冬弓ちひろ 曲/岡千秋 編曲/猪股義周
c/w「星の降る夜に・・・」
作詩/冬弓ちひろ 作曲/西つよし 編曲/猪股義周
日本クラウン CRCN-8784 ¥1500(税込)





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