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【ライブレポート】辰巳ゆうが初フェス“運命の夏祭り”でアロハと浴衣を披露。富士登頂の勢いで、紅白初出場へ強い決意も!
YouTubeに公開されている新曲「運命の夏」のミュージックビデオが100万再生を超えている辰巳ゆうとが8月19日、東京・港区の品川プリンスホテル・ステラボールで「辰巳ゆうとフェスティバル~運命の夏祭り~」を開催した。公演は昼夜2公演行われ、昼はアロハ編と銘打ち、歌謡曲を中心に披露。夜は演歌をメインに歌う浴衣編を届け、真夏のお祭りを満喫。“ゆうサポ”(辰巳のファンネーム)に見守られ、昼夜で計34曲を歌い上げた。
「辰巳ゆうとフェスティバル」で夏を楽しむ!
「新曲『運命の夏』のテーマも夏ということもあって、夏を代表する名曲を中心にお届けして、ふだんよりもよりカジュアルに、通常のコンサートとはまた違って皆さんと一緒に夏を楽しみたい。そして、1部と2部ともに夏の明るい魅力としっとりした魅力を、一日を通じてお届けするフェスになっています」
ゆうとフェスティバルの本番前、辰巳ゆうとは新たな試みに期待感を膨らませていた。
昼の部は「アロハ編」、夜の部は「浴衣編」とコンセプトを明確に分け、セットリストも一部を除いてすべて変えるこだわりようだ。「せっかくやらせていただくなら、まったく違う内容でお届けしたいなと。セットリストはスタッフの皆さんと相談しながら、僕が選曲しました。アロハ編は夏の中でも楽しい曲、明るい曲。浴衣編は日本の風情を感じる盆踊りやお祭りのような、しっとりした曲を中心に構成しました」
衣装もお気に入りをセレクト。アロハ編で着用した派手なアロハシャツは福岡で購入したものだそうで、「デザインに一目惚れしました」と笑顔を見せた。ちなみに、「運命の夏」が発売されたのを機にアロハを買い始めて、現在、3着持っているという。
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アロハ編で魅せたポップスシンガーの顔
昼の部「アロハ編」は、最新曲「運命の夏」で幕を開けた。「夏をテーマにした曲がたくさんあるので、皆さんと盛り上がりながら、夏の思い出を一緒につくりたい」との言葉通り、会場はオープニングから熱気に包まれた。
「パイナップルおじさん!?」。ステージ袖から現れた司会者・西寄ひがしのアロハ柄とその姿を出オチにしてしまう辰巳。辰巳と西寄の絶妙なトークも会場を盛り上げる。
会場が和やかになったところで、辰巳は「あこがれのハワイ航路」(岡晴夫)や「お嫁においで」(加山雄三)など、往年の名曲をカバーしていく。もちろん、オリジナル曲から「センチメンタル・ハート」「誘われてエデン」といった歌謡曲路線のオリジナル曲も熱唱。
圧巻だったのは、いつも車での移動中に聴いているというサザンオールスターズ・桑田佳祐の「波乗りジョニー」と、TUBEの「あー夏休み」。激しいロックナンバーを情熱的に歌い上げ、新たな一面をのぞかせた。
「ゆうとフェスは何でもありです」という辰巳の要望から実現したのは、西寄とのスペシャルデュエットだった。二人は「恋のバカンス」(ザ・ピーナッツ)と「暑中お見舞い申し上げます」(キャンディーズ)を披露し、息の合った(?)ハーモニーでファンを喜ばせた。
さらに、西寄が作曲したオリジナル曲「司会の旅がらす」を熱唱する一幕も。この曲は、地方を巡る司会者の悲哀を歌ったもので、まだ音源化されていない幻の一曲だ。これに辰巳が“北寄みなみ”なる謎の司会者として応戦。「マイクを片手に西へ東へ。華やかな舞台の裏には、人知れぬ苦労や涙もある。それでもステージに立つのは、あなたの笑顔が見たいから…」と、情感たっぷりの前口上で西寄を盛り上げた。
客席ラウンドでの歌唱、「星くずセレナーデ」などのオリジナル曲披露を経て、本編ラストは「友よ」。そしてアンコールでは、自身のファンネームが“ゆうサポ”に決まったことを改めて報告すると、辰巳はまずは前作「迷宮のマリア」を情熱的に歌い上げ、オールスタンディングの“ゆうサポ”と心を一つにした。
「この曲で年末のステージに立ちたい」。悲願のNHK紅白初出場への決意を語り、辰巳はもう一度、「運命の夏」を熱唱した。
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浴衣でしっとりと。浴衣編では演歌の真髄を披露
打ち上げ花火の音が会場に響きわたるなか始まった夜の部「浴衣編」。シックな浴衣姿で登場した辰巳ゆうとは、アロハ編と同じく「運命の夏」でファンを出迎えると、「辰巳ゆうとフェスティバル 浴衣編ということで、僕も浴衣を着させていただきましたが、これめっちゃ可愛くないですか? 可愛いですよね!」と、語りかけた。
辰巳が着るのは赤地に鳥が描かれた浴衣。スタイリストが準備してくれたたくさんの浴衣の中から、「普段、演歌歌手が着る浴衣とはまったく違って、モダンでシックな浴衣だなと気に入りました」と選んだ。
会場を見渡すと、浴衣姿のファンも多く見られ、会場全体が夏祭りの雰囲気に。「とにかく夏を楽しむ一日にしたいと思います」と会場を盛り上げていると、ステージ袖から司会の西寄ひがしも浴衣姿で登場した。
「温泉はあちらです」
「そうですか。男湯はどっちですか?」
西寄の浴衣姿に温泉客を重ねた辰巳。二人の即興コントに浴衣編最初の大爆笑が起きる。このまま二人の漫才を楽しみたいところだが、「まずは賑やかに行きましょう」と、辰巳は「東京音頭」「河内おとこ節」(中村美律子)といったお祭りソングで会場を熱気に包んだ。
カバー曲では美空ひばりの「お祭りマンボ」、三波春夫の「チャンチキおけさ」、北島三郎の「まつり」、さらには夏の曲として、aikoの「花火」、フジファブリックの「若者のすべて」などをカバー。普段のツアーでは決して歌わないような楽曲も披露してファンをもてなした。
アロハ編でも注目点だったが、西寄ひがしとのデュエットでも楽しませた。浴衣編では男性曲からセレクト。「夏の終わりのハーモニー」(井上陽水・安全地帯)、「夏の日の1993」(class)が歌われた。ゆうとフェスならではのリラックスした雰囲気も素敵で、「夏の終わりのハーモニー」では西寄が井上陽水ばりの歌唱。辰巳が「寄せてましたよね」と厳重注意(!?)する場面もあった。
オリジナル曲では「男のしぐれ」「心機一転」などが歌われ、終盤にはデビュー5周年記念曲「雪月花」が披露された。ツアーでもお馴染みの一曲。ステージ後方のスクリーンに金色に輝く満月が映し出される中、辰巳が力強く歌い上げると、会場からは待ってましたとばかりに大きな拍手が送られた。
そして、本編ラストはデビュー曲「下町純情」で締め括られると、アンコールではアロハ編同様、ファングッズとして制作されたアロハに着替え、「迷宮のマリア」と「運命の夏」を盛大に披露した。
「また来年も開催したら来てくれますか!」。最後に辰巳が叫ぶと、会場いっぱいにペンライトが揺らいでいた。
「運命の夏」がつないだ辰巳ゆうとの二つの魅力
今回の「辰巳ゆうとフェスティバル」は、辰巳ゆうとが持つ二つの魅力を見事に描き出した。アロハ編では、太陽の下が似合う爽やかで情熱的なポップスシンガーとしての一面を、浴衣編では、日本の情緒を歌い上げる実力派の若手演歌歌手としての一面を、それぞれ存分に発揮した。
その二つの公演をつなぐ核となったのが、新曲「運命の夏」だ。真っ直ぐな愛のメッセージを歌い上げたこの曲は、オリコン週間シングルランキングのトップ10に度々入り、セールスは6万枚を突破。YouTubeに公開されているミュージックビデオは公開からわずか半年で100万回再生を記録するなど、大きな反響を呼んでいる。この日のステージでもオープニング、大ラスと重要な場面で披露され、会場をひとつにした。この曲の持つポップスと歌謡曲の垣根を越える魅力が、今回のフェスティバルの成功を象徴していたとも言えるだろう。
「人生観が変わった」 富士登頂で得た自信と次なる目標
さて、辰巳といえば今夏、大きな話題となったのが富士山登頂だ。デビュー当時から「いつかは登りたい」と公言してきたが、「そろそろ行かないと“嘘つき”だと思われる」と、今年5月に「ゆう登山部」を結成。大菩薩嶺、八ヶ岳連峰・編笠山への登山を経て、7月20日、ついに日本一の頂に立った。
「7合目から8合目までが一番苦しかったです。急な岩場が続く中、酸素も薄くなってきて…。でも、一歩一歩、歩みを止めなければ必ず頂上にたどり着ける。それは自分の芸能活動とも重なる部分があって、メンタルが強くなりました」
ご来光を拝んだ瞬間は、「感動しかありませんでした」と、その美しさに思わず涙が流れたという。
「登れてホッとした気持ちと同時に、日本一の山に登ったからには、自分も日本一を目指して頑張らなければと、夢と力をいただきました」
また、自身の歌手人生を富士登山になぞらえ、「富士山に登ると人生観が変わると言われていますが、本当に人生観が変わりましたし、『7合目に比べれば』と思うと、どんなに大変でも頑張れるようになりました。僕の歌手人生を富士山にたとえれば、いまが7合目ぐらいでしょうかここからが踏んばりどころです」と分析。「2025年は1月から紅白に出場することを目標に掲げてきて、念願の富士山頂も叶えられたので、今年のお仕事の頂上は、紅白歌合戦に出場することです」と意欲を燃やしていた。
この経験は、彼の精神的な支柱となり、今後の活動への大きな原動力となったが、今回は5合目からの登頂だったことから、来年は、海水位0メートルから頂上を目指す「ゼロ富士」に挑戦したいと、早くも次なる目標を掲げていた。
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なお、辰巳ゆうとはこの後、9月20日から28日までは、地元・大阪の大阪松竹座で上演される「秋だ!笑いだ!松竹新喜劇 九月公演」にゲスト出演。その後、10月9日には沖縄・ミュージックタウン音市場で「辰巳ゆうとフェスティバル」の「かりゆし特別篇」を開催する。
そして、10月24日には東京・LINE CUBE SHIBUYAで、6月の大阪、7月の名古屋に続いて、「辰巳ゆうとスペシャルコンサートツアー2025-Triangle-」のファイナル公演を迎える。このステージについて辰巳は、「まだ皆さんにお聞かせしたことのない、未発表のオリジナル曲を披露します」と明かし、ファンを喜ばせていた。
さらに、2026年1月9日には東京・なかのZEROホールでバースデーコンサートを、そしてデビュー記念日である1月17日には大阪のフェニーチェ堺でデビュー記念コンサートの開催も決定した。「情報が解禁されました」と、ゆうとフェスティバルでサプライズ発表された。
2025年7月30日発売
辰巳ゆうと「運命の夏」(G/H/Iタイプ)
【Gタイプ】

「運命の夏」
作詩/売野雅勇 作曲/幸耕平 編曲/萩田光雄
c/w「さよなら愛する人」
作詩/売野雅勇 作曲/幸耕平 編曲/佐藤和豊
ビクターエンタテインメント VICL-37787 ¥1,500(税込)
【Hタイプ】

「運命の夏」
作詩/売野雅勇 作曲/幸耕平 編曲/萩田光雄
c/w「遊び道具じゃないんだ」
作詩/売野雅勇 作曲/幸耕平 編曲/佐藤和豊
ビクターエンタテインメント VICL-37788 ¥1,500(税込)
【Iタイプ】

「運命の夏」
作詩/売野雅勇 作曲/幸耕平 編曲/萩田光雄
c/w「遠雷」
作詩/売野雅勇 作曲/幸耕平 編曲/佐藤和豊
ビクターエンタテインメント VICL-37789 ¥1,500(税込)
2025年4月30日発売
辰巳ゆうと「運命の夏」(D/E/Fタイプ)
Dタイプ
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「運命の夏」
作詩/売野雅勇 作曲/幸 耕平 編曲/萩田光雄
c/w「いつか家族になって」
作詩/売野雅勇 作曲/幸 耕平 編曲/坂本昌之
ビクターエンタテインメント VICL-37770 ¥1,500(税込)
Eタイプ
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「運命の夏」
作詩/売野雅勇 作曲/幸 耕平 編曲/萩田光雄
c/w「微笑みはあなたの涙」
作詩/売野雅勇 作曲/幸 耕平 編曲/坂本昌之
ビクターエンタテインメント VICL-37771 ¥1,500(税込)
Fタイプ
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「運命の夏」
作詩/売野雅勇 作曲/幸 耕平 編曲/萩田光雄
c/w「魂は売るな」
作詩/売野雅勇 作曲/幸 耕平 編曲/佐藤和豊
ビクターエンタテインメント VICL-37772 ¥1,500(税込)
2025年1月29日発売
辰巳ゆうと「運命の夏」
Aタイプ

「運命の夏」
作詩/売野雅勇 作曲/幸 耕平 編曲/萩田光雄
c/w「どうして泣きたいくらい好きなんだろう」
作詩/松井五郎 作曲/幸耕平 編曲/萩田光雄
ビクターエンタテインメント VICL-37757 ¥1500(税込)
Bタイプ

「運命の夏」
作詩/売野雅勇 作曲/幸 耕平 編曲/萩田光雄
c/w「優しく悲しいKISS」
作詩/売野雅勇 作曲/幸耕平 編曲/佐藤和豊
ビクターエンタテインメント VICL-37758 ¥1500(税込)
Cタイプ

「運命の夏」
作詩/売野雅勇 作曲/幸 耕平 編曲/萩田光雄
c/w 「君のRougeは渇らさない」
作詩/松井五郎 作曲/幸耕平 編曲/佐藤和豊
ビクターエンタテインメント VICL-37759 ¥1500(税込)


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