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森進一

森進一が7月19日に両A面シングル「厚化粧の女/昭和エレジー」と、ベスト盤『森 進一 ベスト ~昭和・平成・令和に唄う』の2作品を同時発売へ

森進一が7月19日に両A面シングル「厚化粧の女/昭和エレジー」を発売する。また同日、7年ぶりのベストアルバム『森進一 ベスト ~昭和・平成・令和に唄う』のリリースも決まった。

デビュー58年目、通算129枚目のシングルは森自身が作詞作曲。「厚化粧の女」は真実の愛を求めて恋愛を繰り返すなか、歳だけを重ねていく女性の心情を、圧倒的な“森節”で歌う女唄で、「昭和エレジー」はタイトル通り「昭和」の匂いがふんだんに取り入れられた作品となっている。

恋愛を繰り返して行くたびに心が・・・

フランソワーズ・サガンの小説で映画化もされた『厚化粧の女』という作品がある。こちらはエーゲ海での豪華客船を舞台に、個性豊かな登場人物たちの人間模様がコメディタッチで描かれている。しかし、森の新曲「厚化粧の女」では、森自らが構築したオリジナルストーリーが展開される。

最初に出会った男性とは上手く行かなかった。
歳だけを重ねて焦るの中、鏡を覗くといつのまにか厚化粧の自分がいる。
そして「やっと出会えた」と思ったら今度は相手に妻子が!
もちろん、自分の運のなさをいくら責めたって「女性の旬な時期」は待ってはくれない・・・。

ハッピーエンドの作品ではないが、森が切々と歌い上げることで、より映える作品となっている。

森は近年、小池真理子や林真理子の著作などに触れる機会がよくあるという。そこからいろいろとヒントを得て、自ら「女心の唄」を作ろうと、今回の創作に取りかかった。

この作品で言う「厚化粧」とは、どちらかと言うと「心の厚化粧」のこと。恋愛を繰り返して行くたびに心が厚化粧になって行った主人公(女性)の心情が描かれており、歌詞の一節に使われている「厚化粧」という言葉を、森は思い切ってタイトルに使ったという。

「とにかく下世話な意味合いで使われる『厚化粧』というワードではありますが、どういう歌だろう? と逆に興味を持って耳を傾けていただければ、と思い、あえてタイトルにこのキーワードを引用しました」

思い返せば、森進一作品を数多く手がけた作詞家・阿久悠氏も、意表を突くタイトルの作品が多かったが、森の真骨頂とも言うべき「女唄」が完成。切々と歌い上げる歌唱で森節の神髄が光る。

「昭和」を生きた、すべての人へ

もう一曲の「昭和エレジー」は「厚化粧の女」とは対照的な作品。こちらも森の作詞・作曲だが、4行詩と演歌のメロディによる楽曲。シンプルな演奏をバックに、森の絶唱が際立った作品となっている。

この曲の録音においては、サックスプレーヤーの佐野博美氏、ギタリストの斉藤功氏を中心としたベテランミュージシャンたちと森がレコーディングスタジオで一つ一つのフレーズをセッションしながら作り上げたという。

サウンドの方向性も、そのアプローチもまさに「昭和」的な楽曲。曲のテーマは「幸せのかたち」だ。

「幸せ」の定義は人それぞれだが、少なくともある程度の人生を経験した人にとっての「幸せのかたち」というものは、昔抱いていたイメージとは大きく違ってきているはずです。そして、それはごく自然なこと。夢を抱いて「とにかく大きな幸せを!」だった若い時に比べると、“今の我が身”にとっては「ささやかな日常」が一番の幸せなのかも知れません。もちろんその想いの度合いも十人十色。

【悩み、苦しみ、悶々としていた時期が長かった分、ようやく「等身大の幸せ」を実感できるようになった。】

そんな主人公の心境が凝縮された「哀歌」、それが今作品「昭和エレジー」。(メーカー資料より)

「昭和」を生きた、すべての人に聴いてもらいたい演歌となっている。

愛蔵版『森進一 ベスト ~昭和・平成・令和に唄う』

一方、7年ぶりとなるベストアルバム『森進一 ベスト ~昭和・平成・令和に唄う』は森にとって令和初のベストアルバムでもある。CD 2枚組でDISC1「森 進一ベストセレクション」は、おなじみのヒット曲満載の選曲となる。そしてDISC2「森 進一作曲作品集《令和新録音ボーカル》」は、森が作曲しシングル盤に収録してきた作品の中から12曲を厳選し、ボーカルを新たに録音し直したスペシャルディスクとなっている。

2枚合わせて全30曲。シングル作品全データやバイオグラフィーなどの資料が充実した44ページの豪華ブックレットが封入される愛蔵盤となる。

 


2023年7月19日発売
通算129作品目 両A面シングル
森進一「厚化粧の女/昭和エレジー」
森進一

「厚化粧の女」
作詩・作曲/森進一 編曲/周防泰臣
「昭和エレジー」
作詩・作曲/森進一 編曲/佐野博美・斉藤 功
ビクターエンタテインメント VICL-37695 ¥1,400(税込)


2023年7月19日発売
『森進一ベスト~昭和・平成・令和に唄う~』
森進一

ビクターエンタテインメント VICL-65853~4  ¥5,500(税込)

【収録曲】
DISC1「森進一ベストセレクション」
1.女のためいき(1966年発売デビュー曲)
2.女の波止場(1967年発売)
3.命かれても(1967年発売)
4.盛り場ブルース(1967年発売第1回日本有線大賞受賞)
5.花と蝶(1968年発売この曲でNHK紅白歌合戦初出場)
6.ひとり酒場で(1968年発売)
7.年上の女(ひと)(1968年発売)
8.港町ブルース(1969年発売200万枚の大ヒット)
9.望郷(1970年発売)
10.おふくろさん(1971年発売NHK紅白歌合戦8回歌唱)
11.波止場町(1972年発売)
12.放浪船(さすらいぶね)(1972年発売)
13.冬の旅(1973年発売)
14.襟裳岬(1973年発売第16回日本レコード大賞受賞)
15.さらば友よ(1974年発売)
16.それは恋(1981年発売)
17.冬のリヴィエラ(1982年発売サントリーCMソング)
18.北の螢(1984年発売東映映画「北の螢」主題歌)

DISC2「森進一作曲作品集《令和新録音ボーカル》」
1.京都去りがたし
2.指輪
3.えにし
4.うそつき
5.女恋港
6.秋のホテル
7.波止場
8.あるがままに生きる
9.花のブルース
10.北港
11.女の真心
12.昭和・平成・令和を生きる

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