美貴じゅん子が究極の愛の姿を歌う新曲「土下座」を発売。デビュー25年目に“古巣”に復帰し、「命を削ってでも歌い続けていく」
今年デビュー25周年を迎えた美貴じゅん子が、17年ぶりとなるテイチクレコードへの復帰を果たし、新曲「土下座」を4月21日に発売した。
節目の年に“古巣”復帰となった美貴は、1996年のデビュー当時を振り返り、「22歳でデビュー致しましたが、とにかく当時はデビューをすれば誰もがヒットするものだと思っていました」と話す。
「毎日のイベントやテレビでの歌唱などで思い通りにならないことも多く、若さゆえに歌手になったことを安易に考えていた自分が恥ずかしくなり、とにかく一年頑張ったら辞めようと思いました。それでも、お客様がCDを買っていただいたり、応援の声をいただいたりしたことで、本気で歌に取り組む決心をしたことを思い出します」
復帰第一弾は、愛に生きる芯の強い女性を描いた楽曲で、タイトルはインパクト抜群の「土下座」。自身10枚目となる記念曲だ。
「タイトルをうかがった時から非常に興味をそそられ、早くデモテープを聴きたいと思いました。当初思い描いていた『土下座』は、誰かに詫びるものだと思っていましたが、歌詞を何度も読み相手に敬意を表す為の『土下座』だと気づき、この歌で描かれているのは究極の愛の姿だと感じました」
今後の歌手人生について美貴は、「命を削ってでも歌い続けていきたいと思います。歌手としてだけでなく人間としても人生25年が経ちました。まさに、0からのスタートのつもりでこれからも歌い続けます」と、意欲を語っている。
2021年4月21日発売
美貴じゅん子「土下座」
Profile
美貴じゅん子(みき・じゅんこ)
1973年11月7日、鹿児島県生まれ。苦しい時は“ありがとう”、うれしい時は“感謝します”を心に歌手活動を続けてきた。1996年、第5回板橋新人音楽祭 最優秀新人賞受賞、1997年、第7回NHK新人歌謡コンテスト優秀賞受賞。