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幸田和也、岩波理恵、瀨口侑希

浅草の夜に響く愛と笑い。幸田和也・岩波理恵・瀬口侑希が「みんかよ音楽祭 トワイライトライブ」で魅せた夢の競演

かつて日本のエンターテインメントの中心地として栄華を極め、今なお芸能の聖地として活気に満ちる東京・浅草。その歴史ある興行街「浅草六区」に佇む「浅草ビューホテル アネックス六区」にて2月5日、夜の帳が下りる頃、「みんかよ音楽祭 トワイライトライブ」が開催された。

ステージに立ったのは幸田和也、岩波理恵、瀬口侑希という3人。大勢のファンが詰めかける中、ライブ開始前からバレンタインシーズンにふさわしい甘く華やかな期待感に包まれていた。

幸田和也、岩波理恵、瀨口侑希

「今夜はたくさんの愛を込めてお届けいたします」という影アナウンスに導かれ、3人がステージに登場すると、オープニングナンバーは、バレンタインの代名詞、国生さゆりの「バレンタイン・キッス」だ。意外性のある選曲と、3人の息の合ったハーモニーが、浅草の夜を一気に華やかな歌謡ショーの世界へと染め上げた。

歌唱後のMCでは、それぞれの個性が爆発する。「今日はトワイライトライブ、バレンタインということで、真っ赤な気持ちを衣裳に込めてきました」と語るのは、情熱的な深紅のドレスをまとった瀬口侑希。対して、可憐なピンクの衣装の岩波理恵は「私は愛といえばピンクかなと思って」と微笑む。シックな装いの幸田和也も加わり、普段は別々のフィールドで活躍する3人が初めて本格的なジョイントライブを行うことへの「ワクワク半分、ドキドキ半分」な心境と、「いい化学反応を3人で起こしたい」という意気込みが語られた。

幸田和也

幸田和也

岩波理恵

岩波理恵

瀬口侑希

瀬口侑希

ソロコーナーでは、それぞれの持ち味を存分に発揮した。幸田和也は、その甘いマスクと艶のある歌声で「愛しい女(ひと)よ」「恋おんな」を歌い上げ、女性ファンの心を鷲掴みにする。「始末書をたくさん書かされました」と、客室乗務員時代を振り返る岩波理恵は、「いつも会いたくなる人」「こんな夜はせつなくて」で、透明感あふれる歌声を会場の隅々まで響かせた。そして、デビュー25周年を超え円熟味を増す瀬口侑希は、想い出の作品「海峡」などで表現力を見せつけ、客席を唸らせた。

中盤の企画コーナー「バレンタインデーにちなんだ愛・恋の唄」では、昭和から平成の名曲たちが蘇る。3人で「恋の季節」(ピンキーとキラーズ)を情熱的に歌ったかと思えば、幸田が尾崎豊の「I LOVE YOU」を切なく歌い上げ、岩波は高橋真梨子の「for you…」をしっとりと聴かせると、瀬口は前川清の「愛がほしい」で深みのある低音を響かせた。

さらに、「三年目の浮気」(ヒロシ&キーボー)では3人がコミカルな掛け合いで会場を沸かせ、ジョイントの最後はKinKi Kidsの「硝子の少年」を熱唱。ジャンルを超えた選曲とパフォーマンスで観客を楽しませた。

終盤は、それぞれの勝負曲を披露するコーナーへ。ここで幸田和也の軽妙なトークが炸裂する。「『哀しみのシルエット』は、サビで『行かないで 行かないで』と繰り返すんですが、これは閉店間際のお寿司屋さんの歌ではございません。『イカないで~』『タコあるで~』と、そんな歌ではございません(笑)」とジョークを飛ばし、会場は爆笑。しかし歌に入ると一転、女唄の切ない世界観を見事に表現し、そのギャップで観客を惹きつけた。

岩波理恵は、自身初のベストアルバム『未来への坂道』から、リード曲「薔薇の化身」を披露。愛に傷つきながらも強く生きる女性をドラマチックに歌い上げた。

ソロのトリを務めた瀬口侑希は、昨年12月に発売されたばかりの新曲「二人傘」を熱唱。作詩家の高城のぼる氏が日本作詩大賞・最優秀新人賞に輝いたこの楽曲を、雨音まで聞こえてきそうな繊細かつ力強い歌声で表現し、会場を感動で包み込んだ。

幸田和也、岩波理恵、瀨口侑希

「またこの3人でトワイライトライブをやりたいですね」と幸田が語ると、客席からは大きな拍手が送られた。瀬口の「最後はいい未来を占って、皆さんにもきっといい福が来ますように」という願いと共に、フィナーレはAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」。会場一体となってダンスを楽しみ、笑顔と熱気に満ちたステージは幕を閉じた。浅草六区の夜に刻まれた一夜限りの共演は、訪れたファンの心に温かい灯をともした。

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