新曲「誘われてエデン」発売!辰巳ゆうとが抱く思いに迫るロングインタビュー(2)

1月27日に辰巳ゆうとの新曲「誘われてエデン」がリリースされる。新曲の制作秘話、それぞれの作品への愛。そして、懐かしい思い出や母の味などなど、辰巳が抱く思いを聞いたロングインタビュー後編をお届け!

 

「”ほんまにしんどくなったらいつでも帰ってきたらいい”。両親のその言葉がとてもうれしかった」

Q 両A面ということでもう一曲の「望郷」。歌詞を見させていただくと、今の時代にぴったりっていうのもありますし、故郷って誰にとっても大切なものだと思うんですけど、実際この歌が来た時にどんな印象でしたか?

辰巳 初めて聴いた時「あ、これ歌いたい!」って。歌詞もそうですし、メロディーがすごく耳馴染みが良くて。聴いたことないけどなんか聴いたことあるかな?ってぐらいスーッと入ってきました。今までにたくさんいろいろな曲をいただいて、もちろんどの曲も大好きですし思い入れがありますけど、その中でも僕は正直一番好きかもと素直に思いましたね。

Q 「望郷」っていうタイトルがとてもストレートじゃないですか。「望郷」って誰でも心にあると思うんですけど、辰巳さんにとっては……。

辰巳 そうですね。やっぱり僕は自分が上京した頃を思い出します。最後の方に「うちのことなど心配するな 涙で手を振る母の顔」って歌詞があるんですけど、そこが僕の上京した時とすごく重なる部分があるというか……。「うちらのことは心配せんでいいから東京でがんばってきいや」みたいなことを言われて背中を押してもらって地元の駅で見送ってもらったんですけど、その時は僕も泣いてましたし父と母も泣いていたんです。

Q その時の光景って今でも覚えてる?

辰巳 はい。その時の光景がレコーディング中も思い浮かんできて、歌っていてちょっとうるっとくる部分もありました。だからその時の自分だったり、今は逆に時間が経って地元に帰る時の気持ちもあるので、この曲は本当に大好きです。今こういった状況で、年末年始帰省できなかった方々もたくさんいらっしゃると思います。そういう方々にもぜひ聴いていただきたいなと思いますね。

Q 辰巳さんにとって地元の風景とかで何か思い出のある場所ってありますか?

辰巳 僕は大阪の藤井寺市という街で生まれました。藤井寺は古墳が多くて、最近世界遺産になった古墳群の一部でもあるんです。その古墳がいつからか世界遺産になってて(笑)。世界遺産って誇りなことじゃないですか。地元の誇りですね。僕個人の思い出で言うと、藤井寺にはご当地グルメというか、大阪の人は知ってるけどあまり全国区ではない”かすうどん”というグルメがあって、それがすごくおいしくて。地元に帰ると絶対食べるんですけど、かすうどんを食べると地元に帰ってきたなっていう気持ちになりますし、故郷の味ですね。

Q ちなみにお母さんの味はあるんですか?

辰巳 母の味は……結構あるんですよね。あ、でも東京に来た時とかも作ってくれたり、持ってきてくれたりするんですけど、豚汁が僕の中では一番のおふくろの味です。母のマネをして作ってもちょっと違うような感じがして。同じものを使ってもいっしょにならないんですよね。お店で食べる豚汁とまた全然違って、僕は母の豚汁が大好きです。

Q 歌詞の中で主人公は両親に励まされるじゃないですか。辰巳さんもご両親に励まされたエピソードなどありますか?

辰巳 デビュー前にストリートライブを行っている時は、正直最初の方はしんどくて恥ずかしいし勇気のいることでもあったので、大阪に帰りたいなって本当に思っていたんですよね。その時は、もちろん歌手になってほしいという気持ちはあったと思うんですけど、「ほんまにしんどくなったらいつでも帰ってきたらいい」って、「帰ってきても居場所だけは絶対に作っておく。居場所はあるよ」って両親どちらとも言ってくれて。それはすごくうれしかったですね。

Q 親の愛ってありがたいですね。

辰巳 なんかそれを言われるだけで気持ちが楽になるというか。居場所が、帰れる場所があるんだったらもうちょっと頑張ってみようかな、とかやっぱり思えるようにさせてくれたので……はい。そういう面ではデビュー前はいろいろ両親に助けられたなと思いますね。

「赤の衣装は初めてなので新鮮! 耳でも目でも楽しんでいただけたら」

Q 今回2タイプ同時発売ですが、まずAタイプのカップリング曲「青春酒場」について聞かせてください。

辰巳 これは「久しぶりに帰ったよこの街に」から始まって、学生時代や青春時代に通った居酒屋に何十年と経った後におっちゃんになってまた遊びに行くっていうイメージで僕は歌わせてもらっています。「望郷」は、どちらかというと家族の温かみが強いと思うんですけど、こちらは友だちとの思い出だったり、「あの時ここでご飯を食べてあの時こうやったよな」とか「忘年会したよな」とか語りながら、また友だちと時を経て楽しい時間を過ごしているみたいな一曲です。

Q 学生時代、そういうお店はなかった?

辰巳 行きつけの居酒屋っていうのはなかったですね。チェーン店が行きつけみたいな感じでした(笑)。でもいずれそういうお店ができたらいいなと思いますね。そういうお店がひとつでもあるって、なんかいいな。

Q Bタイプでは、松山千春さんの名曲「恋」をカバーされていますね。

辰巳 松山さんの曲はアルバムでも一度カバーさせていただいているので2曲目になります。でも「恋」は歌詞の内容もすごい大人な感じで、すごく難しいイメージがありました。主人公が女性というのもあるし、また今の時代とこの曲が生まれた時代とは少し変わっているじゃないですか。昔のよき時代の生活……こういうことだったのかなとか自分の中で考えつつ歌わせていただきました。

Q 実際レコーディングではいかがでしたか?

辰巳 歌詞の世界観にすごい入りやすかったりとか、難しい中にもすごい奥深さがあって。レコーディングの時も逆に開き直って、自分らしくというかこの曲の魅力は潰さず、でも松山さんと僕は声も全然違いますから、そこは辰巳ゆうとバージョンにできるようにと思って臨みました。正直22歳でこの歌詞の意味をすべて理解しきるというのは難しいと思うので……これから歌い続けていってその変化も皆様に、発売をスタートとして1年後にはどうなっているのかなとか、5年後にはどうなっているのかというのも楽しみにしていただきたい一曲かなとも思いますね。

Q 今回のジャケット写真も素敵ですね! GSぽい雰囲気の1着とスーツ姿ですが、衣装についてはどうですか?

辰巳 今回も2種類作っていただいて「誘われてエデン」は赤の王子様チックな衣装というか、今までの衣装の中で一番インパクトのある衣装じゃないかなと思います。そういった意味では衣装も曲もインパクトがあって、相乗効果が生まれてるのかなと。最初見た時は、キラキラしてて普通のアイドルの方が着られていてもおかしくないような衣装だったので、「これを自分が本当に着るのかな」って……(笑)。今も少し気恥ずかしさはありますけど、赤の衣装は初めてなので新鮮です。自分でも気に入っている1着です。早く皆さんに見てもらいたいですね。

Q 「望郷」は青のスーツですが、辰巳さんは青のイメージがあります。

辰巳 これまでは……そうですね。今回は、青は青でも今までになかった青。「望郷」は故郷を思う一曲で、この青は曲に合っているかなって。優しさもあるんですけどその中に強さみたいなものも感じる青なので、両親の優しさや主人公の強い思いも重なる部分があるというか。耳でも楽しんでもらいつつ、この二つの衣装で目でも楽しんでいただけたらと思います!

Q さて、2021年を迎えましたが、最後に、今年はどんな一年にしたいですか?

辰巳 昨年は皆さんも正直いい一年とは言えなかったという方が多かったのではないかなと思います。イベントもいろいろ中止になって僕自身も悔しい思いもしたし、コンサートも中止になったり悲しい思いもしました。でもやっぱりそんな中でも2020年の1年間、皆様が支えてくださって、ネットサイン会など新しいイベントにも「参加したいからなんとか頑張ったよ」と参加してくださった方もたくさんいらっしゃいました。そうやって支えてくださった皆様を、まずは幸せにしたいというか、楽しい時間を昨年よりも増やせるように頑張りたい。いつも応援してくれている皆さんに元気を届けるというのが、まずは僕ができることというか、歌手としてやらなきゃいけないことじゃないかなと思っています。

★いつも心に「One for all all for one」★

デビューして今年で3年目。”力いっぱい”歌の道をまっすぐに歩いているゆうとくんが、いつも心に抱いている言葉は何でしょうか。

定番なんですが「One for all all for one」です。この言葉はお仕事でも言えることですよね。自分勝手に行動していると誰もついてきてくれないと思いますし、スタッフの方々が僕のためにステージを作ってくださったり照明当ててくださったり、いろいろな準備をしてくださることはすごい「all for one」。だから僕も、来てくださっている皆さんのために、そして準備してくださっているスタッフの皆さんが「準備してよかったな」と思ってもらえるようなステージをしないと、といつも思っています。この言葉は中学生の頃からずっと僕の心の中にあります。これからも忘れずに歌の道を進んでいきたいと思います。

 
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2021年1月27日発売
「僕がアダムで、あなたがイブです」
辰巳ゆうと「誘われてエデン」
(Aタイプ)

「誘われてエデン」  
作詞/咲島レイ 作曲/YORI  編曲/野中“まさ”雄一   
「望郷」  
作詞/久仁京介 作曲/四方章人  編曲/伊戸のりお   
「青春酒場」  
作詞/咲島レイ 作曲/YORI  編曲/金沢重徳   
ビクターエンタテインメント VICL-37582 ¥1,227+税

(Bタイプ)

「誘われてエデン」   
作詞/咲島レイ 作曲/YORI  編曲/野中“まさ”雄一   
「望郷」  
作詞/久仁京介 作曲/四方章人  編曲/伊戸のりお   
「恋」  
作詞・作曲/松山千春 編曲/工藤恭彦  
ビクターエンタテインメント VICL-37583 ¥1,227+税



Profile
辰巳ゆうと(たつみ・ゆうと)
1998年1月9日、大阪府生まれ。歌好きな祖父の影響で幼い頃より演歌に親しむ。中学1年の時に長良グループティーンズカラオケ大会で優勝し、レッスンを重ねる。大学進学を機に上京し、大学に通いながら東京・赤羽でストリートライブを行い舞台度胸と歌声に磨きをかけ、2018年「下町純情」でデビューを果たす。キャッチコピーは「力いっぱい、演歌です!」。現在デビュー3年目を迎え、その歌声はますます力強くたくましく成長中。演歌・歌謡曲だけでなくジャンルの垣根を超えて歌いこなす歌力で、人気・実力ともに演歌・歌謡界を盛り上げる若手男性歌手のひとりに。甘いルックスでも話題を集め、Instagramではそのかっこかわいい姿を日々更新中!

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