【写真追加】辰巳ゆうとが3大都市でのスペシャルコンサートツアーを完走。金髪にメッシュが入った髪型で新たな一面も披露

2025.10.24

今年でデビュー８年目を迎え、第9弾シングル「運命の夏」（発売・ビクターエンタテインメント）が、オリコン週間シングルランキングで9位、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキングで1位（10月27日付）を獲得してロングヒット中の演歌歌手・辰巳ゆうと（27）が10月24日、東京・渋谷区のLINE CUBE SHIBUYAで「辰巳ゆうとスペシャルコンサートツアー2025-Triangleｰ」と銘打ったコンサートを開いた。

この日は、大阪（6月1日に梅田芸術劇場メインホールで開催）、愛知（7月8日にNiterra 日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで開催）、東京の3カ所を回るスペシャルコンサートツアーの最終日で、大阪、愛知の公演のチケットは両公演とも完売し、大成功を収めたが、東京公演もチケットは完売。

「大阪、名古屋も満席となり、たくさんの皆さんに支えられて、いい流れでこのツアーファイナルを迎えることができました。オープニングは、金髪にメッシュが入った髪型で登場するのですが、演歌を歌っていく中で新たな一面もお見せできるのではと、大阪、名古屋とも1曲目からいつもとは違う雰囲気を感じました。今日もそのスタイルでおもいっきり歌わせていただきます」

4月からスタートしたコンサートツアーとは異なるバンド編成による特別公演で、ツアータイトル「Triangle」には、演歌、ロック、ダンスの3つの意味が込められていて、ロック調のアレンジによる歌唱やダンサーとのコラボなど新たにチャレンジするステージとして「スペシャル」と名づけられたもの。

会場には、熱烈なファンが詰めかけ満席の中、最新シングル「運命の夏」Fタイプのカップリング曲「魂は売るな」をはじめ、「誘われてエデン」「センチメンタル・ハート」、女性ダンサーと一緒に踊りながら竹内まりあの「純愛ラプソディ」、男性ダンサーと踊りながら玉置浩二の「田園」などを披露。

その後、シングル「雪月花」Aタイプのカップリングにも収録されている長編歌謡浪曲「沖田総司」、デビュー曲「下町純情」、同公演で初披露の新曲「鈴鹿峠の旅がらす」（三重県亀山市と滋賀県甲賀市の境に位置する鈴鹿峠を舞台にした股旅演歌）、アンコールで新曲「運命の夏」など全19曲を熱唱し、最後まで客席を楽しませた。（提供：サンニュース）

辰巳ゆうとスペシャルコンサートフォトストーリー

▲「辰巳ゆうとスペシャルコンサートツアー2025-Triangleｰ」は辰巳のロック、ダンス、演歌が満喫できる構成。金髪メッシュに黒の革ジャン姿で登場した辰巳は、「運命の夏」【Fタイプ】のカップリング曲「魂を売るな」でコンサートを開幕。「君のRougeは渇らさない」「On the rocks」を披露すると、コンサートでは欠かせない「燕」、そして「誘われてエデン」といったアップテンポの作品でファンを盛り上げた。

▲ピンクの衣裳に着替え、ダンサーとともに登場した辰巳ゆうと。「センチメンタル・ハート」を聴かせると、女性ダンサーとは「純愛ラプソディ」（竹内まりあ）、男性ダンサーとは「田園」（玉置浩二）を届けた。その後は、「ふたりは翼」「星くずセレナーデ」を披露し、“ダンシングゆうと”を、自らも楽しんだ。

▲辰巳ゆうとの原点。演歌で魅せる終盤は、長編歌謡浪曲「沖田聡司」から始まった。同曲は「雪月花」【Aタイプ】のカップリング曲。沖田総司の生涯を詳細に描写した長編歌謡浪曲で、「長編歌謡浪曲」を築いた三波春夫の長女･三波美夕紀氏によるオリジナル作品。10分を超える大作を辰巳は熱演した。その後は、デビュー曲「下町純情」、「心機一転」を経て「鈴鹿峠の旅がらす」と「イヨマンテの夜」（オリジナル：伊藤久男）を届けた。

「鈴鹿峠の旅がらす」と「イヨマンテの夜」は、12月17に発売される演歌だけを満載したスペシャルアルバム『だけ、だけ、だけ、だけ、演歌だけ！～辰巳ゆうとサードアルバム～』に収録される。

今回初披露となった新曲「鈴鹿峠の旅がらす」は、作詩・久仁京介氏、作曲・岡千秋氏、編曲・石倉重信氏による作品。三重県亀山市と滋賀県甲賀市の境に位置する鈴鹿峠を舞台にした股旅演歌となっている。

また、そのアルバムを引っ提げた演歌だけのコンサート「力いっぱい演歌です！辰巳ゆうとコンサート　in　新歌舞伎座～だけ、だけ、だけ、だけ、演歌だけ～」が来年3月29日に大阪・新歌舞伎座での開催も決定した。

▲LINE CUBE SHIBUYAで開催された「辰巳ゆうとスペシャルコンサートツアー2025-Triangle-」。本編の最後は「雪月花」。江戸幕末に活躍した新選組の一番隊組長だったが、若くして病に散った沖田総司の生きざまをモチーフにした楽曲。辰巳は伝説の青年剣士に自らを重ねて熱唱した。

▲アンコールでは再びダンサーと共演し、「友よ」を披露した辰巳ゆうと。新曲「運命の夏」へと歌い継ぐと、「迷宮のマリア」ではファンもオールスタンディングで盛り上がった。

2026年スペシャルコンサートツアーの開催地も発表され、名古屋、東京、大阪の3カ所で行われるが、大阪の会場「フェスティバルホール」はキャパ約2700人。辰巳にとって過去最大規模での開催となる。大会場で、辰巳とファンのエネルギーが爆発する様を想像すると、身震いしそうなほど興奮する。

「すごく充実した一年でした」と、少し早いが2025年を振り返った辰巳ゆうと。

「新曲『運命の夏』が、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキングTOP10内に38週連続でランクインするなど、いままで想像もしていなかった結果が出せて、辰巳の巳の年にふさわしい1年になったのではないかなと思います。今年は巳の年でもあり、自分の中では特に大事な1年と考えて1日1日と過ごしてきた中で、ファンの皆さんにたくさん支えられ、応援していただいたおかげで、いろんな結果を出すことができた1年でした」