新曲「誘われてエデン」発売! 辰巳ゆうとの抱く思いに迫るロングインタビュー(1)
まるで、映画の世界から飛び出してきた素敵な王子様……!
1月27日、辰巳ゆうとの新曲「誘われてエデン」がリリースされた。真っ赤な衣装に身を包み佇むCDジャケットの辰巳を見て、きっと誰もが心ときめくに違いない。演歌歌手としてデビューして3年目。フレッシュでありながらも本格的な歌唱力でジャンルを問わず歌い上げる辰巳に迫るロングインタビュー前編をお届け!
「”6好きさ”プラス”1大好きさ”。レコーディング中に「好きさ」がマシマシになりました。ラーメンみたいに(笑)」
Q まずは、約1年ぶりとなる新曲「誘われてエデン」のリリースおめでとうございます! 辰巳さんにって4作目のシングルですがどんな曲ですか?
辰巳 前作の「センチメンタル・ハート」に続くノリのいい歌謡曲チックな一曲です。今回は前作より本当によりパワーアップしていると思います。「好きさ」という歌詞がたくさん出てくるんですけども、それがすごいインパクトがあって一度聴くと耳に残るんですよ。この三文字がキーになるところだと思いますし、ぜひ注目して皆様にお聴きいただきたいです。
Q この曲を最初聴かれた時はどんな印象でした?
辰巳 そうですね。前作の時もそうだったんですけど、正直なところ「え、これ自分が歌うとなったら大丈夫かな……?」っていう不安の方が大きかったですね。
Q 具体的には?
辰巳 やっぱり僕は小さい頃から演歌が大好きで演歌をずっと聴いていたので、こういうリズムの曲というのはあまり……。なんとなく置いていかれるイメージがあったので(笑)、「大丈夫かな。これ歌えるかな」っていうのと「皆さんが求めているものが出来上がるのかな」っていう不安ですね。
Q 実際レコーディングはどんな感じだったんですか?
辰巳 そうですね。たっぷり時間をかけて何回も何回も録って、”ここはこうしていこう”というような試行錯誤を何度も繰り返しました。多分今までで期間的には一番時間のかかっている曲ですね。実はワンコーラスの中に「好きさ」のフレーズが6回、「大好きさ」が1回出てくるんですけど、最初は”6好きさ”も”2好きさ”だったんですよ。レコーディングの時に急きょ「好きさ」を多くしようということになって、無茶ぶりが来まして(笑)。一気に”4好きさ”増えました。入れられるだけ入れようみたいな感じになっていろいろな「好きさ」を試してマシマシになりました。ラーメンみたいに(笑)。
Q 白熱したレコーディング現場だったんですね!
辰巳 先生方にはもちろん許可を得て変えさせていただいたんですが、現場で意見がたくさん出てスタッフの方々と一緒に考えて、ぎゅっとひとつにまとめた一曲なんです。だから、たかが一曲と思われるかもしれないですけどその一曲に、もちろん作ってくださった先生方、そしてスタッフの皆さんといろいろな人のたくさんの時間がかかって出来上がった曲なので、本当に思い入れがありますね。
Q ちなみに、「好きさ」は指で数えなくても歌えますか(笑)?
辰巳 ちゃんと歌えると思いますよ。えっと、「♪好きさ 好きさ 好きさ……」。あ、ほら大丈夫です(笑)! でも最初の方は本当に数えないと「何回言ったっけ?」って思いながらずっとやってましたね。
Q ”6好きさプラス1大好きさ”を歌う時に、ご自身の中で感情的に意識しているところはありますか?
辰巳 そうですね。やっぱり最初の2回の「好きさ」はリズムが大事だと思うので、リズムを大事に歌っています。そこからの「好きさ」は自由演技という感じですかね。僕はどちらかというと内に秘めている好きな気持ちがだんだんこう「好きさ好きさ」と思うごとにうわーっと情熱的になってくるようなイメージで歌わせてもらっています。最初は控えめに心の中で「好きさ」。でやっぱり「好きさ好きさ」ってだんだん大きくなってくるような感覚というか。「好きさ」の中にもいろんな「好きさ」があると思っていて、すごくストレートな「好きさ」もあれば、ちょっと恥ずかしげに「好きさ」というのもあれば、さりげなく「好きさ」というのもあると思う。そういったいろいろな「好きさ」を、そこは皆様もご自由に組み合わせていただいて歌っていただけたらと思います!
Q ちなみに振り付けとかはもう出来上がってる?
辰巳 振り付けも今は練習中です。皆様もぜひ一緒にやっていただけるんじゃないかなというような振り付けになっています。乞うご期待という感じですね。
Q もし歌われている時に「好きさ」って指をさされたら、ファンの方はドキっとするんじゃないんですか?!
辰巳 そうですね(笑)。この曲は、本当に”胸キュンソング”じゃないですけど、ストレートに「好きさ」がいっぱい出てくるし、その思いを伝える曲なので恥ずかしさを取っ払って、今応援してくださっている皆さんにはより好きになってほしいという気持ちで。辰巳ゆうとのことをそんなに知らないという方にはぜひ興味を持ってもらえるような「好きさ」をお届けできればと思います。少しでもキュンとしていただけるとうれしいですね。
Q この歌詞の中に出てくる女性は非常に小悪魔的というか魅力的な感じですけど、辰巳さんはこの女性をどんなイメージで歌われていますか?
辰巳 「エデン」というのは日本語にすると楽園という意味で、アダムとイブみたいな感じですよね。そういうイメージで、好きになっちゃいけない人を好きになってしまったみたいな感じなのかなっていうのを勝手に思っています。でもやっぱり、この女性はなんか……悪いですよね(笑)。男の心を弄んでいるような感じがありますけど、でももしかすると女性もこの主人公を好きになっちゃいけない何か理由があるから、ちょっと素っ気ない態度を取ってみたりとかしてたのかな?という僕の勝手なイメージもあったり。僕の中でこの女性は、年上のイメージなんですよね。お姉さんみたいな。なんかちょっと年上の方だとやっぱちょっと手が届かないっていうイメージがあるんです。
Q 聴いてくださる方は、この女性になりきってもらって……ね(笑)。
辰巳 そうですそうです! 僕がアダムになりますから、ぜひイブになっていただいて(笑)お聴きいただければと思います!!
2021年2月9日更新
辰巳ゆうとの抱く思いに迫るロングインタビュー(2)へ続く
2021年の勝負曲「誘われてエデン」「望郷」について熱く語ってくれたゆうとくん。もう少しゆうとくんのことを知りたくて、プライベートでハマっている音楽についてもちょっぴり聞いちゃいました♡
最近は演歌をまったく聴かなくなりました。というのも、やっぱり演歌を聴くと気持ち的にお仕事モードに入っちゃう感じがあるんです。なので普段は、洋楽やミュージカル音楽をよく聴いています。ちなみに僕は、あの……、ディズニーが大好きでして、ディズニーの映画の中で流れる音楽を聴きながらいつも電車に乗ったりしています。カラオケでは歌わないですね。英語なので……(笑)。たとえば、アラジンの「ホール・ニュー・ワールド(A Whole New World)」を電車に乗りながら聴いていると、ちょっと目を瞑ったら「あ、今魔法の絨毯で移動してる」くらいのちょっとメルヘンな気持ちになれるから……(笑)。今一番好きな作品は、「塔の上のラプンツェル」です。
2021年1月27日発売
「僕がアダムで、あなたがイブです」
辰巳ゆうと「誘われてエデン」
(Aタイプ)
(Bタイプ)
辰巳ゆうとデビュー3年目に放つ4枚目のシングルは、前作に続き「誘われてエデン」「望郷」の2曲を両A面とした2タイプ同時リリース。「誘われてエデン」は、「好きさ 好きさ……」と恋い焦がれる女性への思いを情熱的に歌い上げる、昭和のGS(グループ・サウンズ)のエッセンスも取り入れたドラマチックでインパクトのある作品。「望郷」は辰巳の本領発揮の演歌作品であり、まさに、等身大演歌といえる。誰しもの胸にある故郷への愛、両親への思いなどを辰巳が温もりいっぱいのフレッシュな歌声で披露している。Aタイプのc/w「青春酒場」は、若かりし頃に通った馴染みの酒場を時を経てもう一度訪ねる主人公の心情を丁寧に歌う。Bタイプのc/wでは、松山千春の人気曲「恋」をカバー。瑞々しい辰巳の歌声によって、名曲に新たな息吹を吹き込んだ。
Profile
辰巳ゆうと(たつみ・ゆうと)
1月9日、大阪府生まれ。歌好きな祖父の影響で幼い頃より演歌に親しむ。中学1年の時に長良グループティーンズカラオケ大会で優勝し、レッスンを重ねる。大学進学を機に上京し、大学に通いながら東京・赤羽でストリートライブを行い舞台度胸と歌声に磨きをかけ、2018年「下町純情」でデビューを果たす。キャッチコピーは「力いっぱい、演歌です!」。現在デビュー3年目を迎え、その歌声はますます力強くたくましく成長中。演歌・歌謡曲だけでなくジャンルの垣根を超えて歌いこなす歌力で、人気・実力ともに演歌・歌謡界を盛り上げる若手男性歌手のひとりに。甘いルックスでも話題を集め、Instagramではそのカッコかわいい姿を日々更新中!
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