山内惠介が羽田空港「江戸舞台」で新曲「紅の蝶」を披露。「飛行機になったような気持ちで歌いました(笑)」。海外ツアーへの野望も
山内惠介が2月26日、東京・大田区の羽田空港「江戸舞台」で今月28日に発売される新曲「紅の蝶」を披露し、海外ツアーへの野望も垣間見せた。
新曲「紅の蝶」は前作「こころ万華鏡」と同じく松井五郎氏が作詞、村松崇継氏が作曲・編曲を担当。艶やかさと力強さが共存した女性を主人公に、聴き手の背中を押すような作品となっている。サウンドは和を基調しながらも、ジャズ、クラシック、ラテンといった様々なジャンルのサウンドが織り交ぜられ、山内の新たな世界観を感じさせる意欲作となっている。
「男女の恋のやりとりをリズムに乗せて描いておりまして、『地団駄を踏むならよしとくれ』とか、『土壇場で尻込みしなさんな』とか、いま迷っていらっしゃる方の背中を押すという恋の歌ですが、応援歌です。合い言葉が『ほれ』で、それが背中を押してくれる言葉です。日本語の美しさを、韻を踏みながらリズムに乗せて、一見、早口言葉のように聴こえますが、そこを丁寧に美しく響かせていくことに心がけています。クラシック界の村松崇継先生が踊りたくなるようなサウンドをつくってくださいました」
山内がこの日歌唱した江戸舞台は、羽田空港国際線フライトの玄関口である羽田空港第3ターミナル内にあり、江戸総鎮守・神田明神の色彩をイメージした赤い柱が特徴のステージとなっている。
このステージに「紅の蝶」のミュージックビデオにも登場する多数の傘を装飾した特別な舞台で新曲を披露した山内は「飛行機になったような気持ちで歌った」と笑顔をみせた。
「今日はとても気持ちよかったです。まさに自分が蝶になったような、飛行機になったような気持ちで歌わせていただきました。いままさにこの国際線ターミナルから飛び立ちたいですね(笑)。(まだ行ったことのない)バンコクに行ってみたい!」
また特別に用意された手製おみくじで「海外でも大ヒット」を引いた山内は、「世界にも羽ばたいていきたい」と海外ツアーへの野望も明かした。
「今日は大安で、天気にも恵まれて幸先のいいスタートを切ることができました。ぜひ、『紅の蝶』を大ヒットさせたいですし、世界にも羽ばたいていけるように、一曲入魂の気持ちで歌わせていただきました。まだ海外ツアーをやったことがないので、この新曲を大ヒットさせ、実現させてみたいですね。グローバルな展開もできたらなと思います」
さらに、来年の25周年に向けて「羽ばたきたい!」と力を込めた。
「人間の持つ力は覚えること、そして覚えるために書く、そうやってずっと頭を使っていれば僕は若々しくいられると思います。『紅の蝶』をカラオケで歌ってくださったり、聴いていただいたりすることでアンチエイジングできる作品なので、この歌と共に過ごしていただけるような1年にしたいと思っています。そして今年は飛躍の年にして、来年の25周年が最高の年になるようがんばっていきたい。『紅の蝶』で大輪の花を咲かせ、紅白歌合戦にも出たいですし、レコード大賞という大きな賞にもこの歌で久しぶりに山内惠介が登場できることを強く願っています」
なお、「紅の蝶」にはジャケット写真とカップリング曲が異なる4タイプがあり、【愛盤】には「あなたを想うたび涙が止まらない」、【祭盤】には「祭りだホイ!」、【虹盤】には「傘」がカップリング曲として収録される。また【唄盤】には「虹の蝶」のミュージックビデオ(DVD)がつく。
2024年2月28日発売
山内惠介「紅の蝶」
【愛盤】
【祭盤】
【虹盤】
【唄盤】
※音楽ストリーミングサービスおよび主要ダウンロードサービスにて2月28日配信