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鬼塚ちひろ

鬼束ちひろの初期のオリジナルアルバム3タイトルが初のアナログレコード化。最新リマスタリングを施し、12月6日に同時発売!

鬼束ちひろが12月6日、東芝EMI在籍時にリリースしたオリジナルアルバム3タイトル「インソムニア」、「This Armor」、「Sugar High」を初のアナログレコードとして発売することがわかった。

昨今、アナログレコードの人気が再燃している中、過去の名盤と称される数多くの作品群をレコード盤として発売しているユニバーサルミュージックが、フォーカスしたアーティストの一人が、孤高の歌姫で唯一無二のシンガー・ソングライター鬼束ちひろである。

今から20数年前の2000年初頭の時代に彗星の如く現れて、デビューアルバム「インソムニア」でいきなりミリオンセールスを達成。収録楽曲の「月光」は、時代、世代を超えて今なお支持され続けている。

当初は、今年も11月3日に開催される国内最大級のアナログレコードのイベント「レコードの日」にあわせて「インソムニア」のみを発売する予定だったという。しかし、鬼束ちひろの素性が凝縮されているのは初期アルバム3枚であり、一挙にリリースした方がより一層効果的との判断から、予定を変更して今回の3作品同時リリースが実現した。

アナログ盤は、当時のプロデューサーである土屋望氏が監修し、藤井風やiriなどを手掛けるマスタリング・エンジニアの山崎翼(Flugel Mastering)氏がリマスタリングを担当。カッティング・エンジニアは武沢茂(日本コロムビア)氏という布陣。20数年の時空を超えて、新たに産み出されるサウンドは必聴だ。

19歳でデビューして、繊細で純粋過ぎるがゆえの孤独や抵抗、時にはもがき苦しみながら綴った言葉の数々が、当時圧倒的な共感を得てミリオンセールスに到達した。あれから20年以上が経過した現代の日常にもリアルにリンクする「極限までの自己との向き合い」に満ちた、鬼束ちひろ初期3部作である。


2023年12月3日発売
鬼束ちひろ「インソムニア」
鬼塚ちひろ

アナログレコード 2023年最新リマスタリング
全11曲 UPJY-9365/6 2枚組 ¥5,500(税込)

2000年の世紀末に彗星のごとく現れたシンガー・ソングライター鬼束ちひろが、2001年3月7日に発売した1stアルバム「インソムニア」。オリコン週間チャート初登場1位を記録、発売から1カ月でミリオンヒットを記録し、鬼束ちひろ最大のヒットアルバムとなった。当時、新人としては異例のロングセールスを記録した「月光」や「Cage」、「眩暈」が収録されている。当時の彼女のすべてを込めた作品。デビューアルバムにして名盤である。

■収録曲
SIDE-A
01.月光
02.イノセンス
03.BACK DOOR(album version)
SIDE-B
01.edge
02.We can go
03.call
SIDE-C
01.シャイン(album version)
02.Cage
03.螺旋
SIDE-D
01.眩暈
02.月光(album version)


2023年12月3日発売
鬼束ちひろ「This Armor」
鬼塚ちひろ

アナログレコード 2023年最新リマスタリング
全10曲 UPJY-9367 ¥4,400(税込)

2002年3月6日に発売された鬼束ちひろの2ndアルバム「This Armor」。ミリオンを記録した前作「インソムニア」の延長線上に位置した、よりエモーショナルな鬼束ちひろが登場したアルバムである。鬼束の王道とも言うべきバラードでありながら、大胆なオーケストレーションを取り入れた大曲「infection」、好きな人と触れ合っていたいと願うヒットシングル「流星群」、1人きりでも前を向き歩こうとする勇気を歌った「ROLLIN’」、ピアノの美しい音色でせつないメロディーを奏でた「茨の海」などを収録。祈りを捧げるような情感たっぷりのヴォーカルが、深く心に染みわたる1枚。

■収録曲
SIDE-A
01.ROLLIN’
02.茨の海
03.シャドウ
04.everything, in my hands
05.Our Song
SIDE-B
01.流星群
02.LITTLE BEAT RIFLE(album ver.)
03.Arrow of Pain
04.infection
05.CROW


2023年12月3日発売
鬼束ちひろ「Sugar High」

鬼塚ちひろ

アナログレコード 2023年最新リマスタリング
全9曲 UPJY-9368 ¥4,400(税込)

2002年12月11日に発売された鬼束ちひろの3rdアルバム「Sugar High」。前作「This Armor」からわずか9カ月という短いスパンでリリースされ、この間にシングルが1枚もリリースされていないため、収録曲がすべて新曲で構成されている。またリリース前に日本武道館でアルバム全曲を披露するという前代未聞なことを敢行。アルバムのテーマは原点回帰。「歌とピアノ」という鬼束ちひろにとっての絶対的なベースに立ち返り、よりミニマルに、より研ぎ澄まされた世界観を大胆に映し出している作品。祈りにも似た深い情念がいつまでも心に響く一枚。

■収録曲
SIDE-A
01.NOT YOUR GOD
02.声
03.Rebel Luck
04.Tiger in my Love
SIDE-B
01.Castle・imitation(album version)
02.漂流の羽根
03.砂の盾
04.King of Solitude
05.BORDERLINE

アナログ詳細はこちら▼
https://umusic.jp/EaoJtFuc

 


profile
鬼束ちひろ
2000年2月発売CDシングル「シャイン」でデビュー。同年リリースの「月光」がロングヒットを記録。1stアルバム『インソムニア』がオリコンチャート初登場第1位、ミリオンセールスを記録、その後『日本ゴールドディスク大賞/ロックアルバムオブジイヤー』を受賞。

2001年発売CDシングル「眩暈」で第43回日本レコード大賞作詞賞を受賞。

2016年に至るまで、22枚のシングル(配信のみ1曲)6枚のオリジナルアルバムを制作し、(ベスト盤/カバー盤を除く)TVドラマ・劇場版「TRICK」の主題歌をはじめ、映画・ゲーム・ドラマ・CMなど多方面に楽曲が起用される。バンド名義の活動を挟み、2015年には初の楽曲提供を行い、花岡なつみへ『夏の罪』 (ドラマ『エイジハラスメント』主題歌)を楽曲提供した。

2016年11月、メジャーリリースとしては約5年ぶりとなるシングル「good bye my love」を、さらに2017年2月には6年ぶりとなるニューアルバム「シンドローム」をリリース。同年6月には初のライブアルバム「Tiny Screams」、10月にはライブDVD/Blu-ray「ENDLESS LESSON」をリリース。2018年約15年ぶりとなるドラマ主題歌として、カップリング曲「Twilight Dreams」がFODオリジナルドラマ「ポルノグラファー」主題歌に決定した。

2019年2月には、シリーズ続編となるFODオリジナルドラマ「ポルノグラファー~インディゴの気分~」へ「End of the world」を書き下ろし、2作連続のドラマ主題歌へ抜擢された。

2020年2月9日にデビュー20周年を迎え、オールタイムベスト「REQUIEM AND SILENCE」を2月20日にリリース。11月25日には3年ぶり8枚目となるオリジナルアルバム「HYSTERIA」をリリース。
2021年2月24日に映画「劇場版 ポルノグラファー~プレイバック~」主題歌「スロウダンス」を収録したニューシングル「スロウダンス」をリリース。

2021年5月には2020年11月に開催された20周年コンサートツアーの模様を完全収録したライブ映像作品『LIVING WITH A GHOST』をリリース。

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