東京力車が“石橋拓也誕生祭”。発売前のカップリング曲「笑顔満開」を新衣裳で初披露!
東京力車のリーダー、石橋拓也が5月15日に31歳の誕生日を迎え、仲間(ファン)と一緒に過ごした。この日、東京・台東区のライブハウス 浅草GoldSoundsで、「東京力車presents 石橋拓也誕生~石橋拓也 炎の三番勝負~」を開催、7月19日に発売予定の新曲「握手をしよう~世界の国からこんにちは~」のほか、カップリング曲「笑顔満開」を初披露した。
“バッシー”こと石橋は、今年25周年を迎えるバンド puff noide(パフノイド)とユニットを組んだISHIBASHI BANDや、2人組音楽ユニット「ビリケン」としてメジャーデビューし、現在はソロ活動を続けるビリー宮野とのデュエットなど、ライブ開始からステージに出ずっぱりだった。そこでは普段の熱いイメージとは異なる大人の雰囲気もみせたが、三番勝負のトリとして登場した東京力車では、白上一成、田井裕一とともにハイパー・ノンストップ・アクロバティック・パフォーマンスで魅了。待ってましたとばかりに、仲間(ファン)がペンライトで応戦するように讃えた。
初お披露目だという新しい衣裳で登場した東京力車は「Sole!~おまんた囃子~」を披露すると、田井が「やることはひとつだけです。皆さんが楽しんで帰っていただけるように。そして、バッシーの誕生日ということで、一緒に今日しかないイベントをつくっていきます」と宣言。「天下御免の伊達男」「前略、道上より」「ニビイロトーキョー~チャンチキおけさ~」、「友よ~夢の旅人~」へと歌い継ぎ、浅草GoldSoundのステージをいっぱいに使って、濃密な空間をつくっていった。
“炎の三番勝負”とあるように、三変化をみせた石橋だったが、いつも以上に緊張していたようで、「一番と二番勝負では緊張の嵐!」と田井に指摘されていた。石橋も「出番の時間がわからなくて、田井ちゃんに、『この次と違うか』と教えてもらった」と苦笑いする場面もあった。
石橋は「さあ、皆さん! 楽しんでいますかーっ!」と仲間に呼びかけると、「31歳の生誕祭を最後まで盛り上げてくださってありがとうございます。最高です」と感謝した。
「今日は僕たちだけじゃなくて、いろんな人の支えでこのイベントができています。改めて人に恵まれていると思います。だからいかにこの瞬間を忘れないで生きていくかということがすごく大事だと思います。30歳の人生を振り返った時に、とても胸を張れるようなことはできていなかったと思っていますが、31歳も32歳もきっとそうだんだと思います。後悔して当たり前。でも、後悔したことは何かに挑戦したということ。その証が、その積み重ねが自分の力になり、『その力で人を笑顔にできるんだぜ』と。それを信じて歌いたい歌です。自分自身への応援歌です」
石橋の熱い言霊に続いて流れてきたのが、「僕という存在の記憶」のイントロだった。
歌い終わった石橋が「自分の人生、間違ってなかった」と訴えると、東京力車に仲間から大きな拍手が贈られた。
そして、いよいよクライマックス。発売前の新曲「握手をしよう~世界の国からこんにちは~」のイントロが流れる。
新曲「握手をしよう~世界の国からこんにちは~」は、この日も歌った前々作「Sole!~おまんた囃子~」、前作「ニビイロトーキョー ~チャンチキおけさ~」に続く、テイチクレコードの大先輩・三波春夫の楽曲に挑戦する三部作の完結編。前山田健一(ヒャダイン)が三波春夫の楽曲エッセンスを継承しながら新たな世界観を生み出している。
「31歳を迎えましたが、年齢なんて何も関係ない。大事なのはここ(心)です。明日からも東京力車は頑張っていきます」とも、石橋は語っていたが、もう言葉はいらなかった。舞うペンライト。東京力車と仲間が一体となってこの瞬間を楽しんでいた。
「素晴らしいです。どうもありがとう。ともに笑顔の輪を広げていきましょう」
そんな石橋の言葉に続いて、東京力車の3人は新曲「笑顔満開」を披露する。同曲は通常盤Aに収録されるカップリング曲で、今回がステージ初披露だった。
大学時代に作詞家としてデビューし、BIG BANGなどにも作品を提供するRina Moonによる作詞。東京力車の「ARIGATOU」も彼女の作品だ。また作曲は幅広いジャンルに作品を提供する宮崎まゆ(SUPA LOVE)。彼女も東京力車には「絆〜仲間へ〜」を提供している。
“君と、笑って 笑顔満開 喜びをありがとう 今日以上、力強く走り出せ!”(「笑顔満開」の歌詞より)
東京力車の歌霊に、仲間はすでに何度も聴いてきたかのような歓声で応えると、「とても素敵な一日をありがとう!」と石橋。最後も笑っていこうと、東京力車は「ARIGATOU」をラストソングに届けた。
「ちょっと待ったーっ!」
ハッピーバースデー 石橋拓也最後の曲「ARIGATOU」を歌った東京力車。ステージを降りようとする石橋拓也に、「ちょっと待ったーっ!」と白上一成。メッセージボードを持ち出してくると、田井裕一も「ちょっと待った~~。こっち見るな~」と、なにやら白い垂れ幕を持って現れる。
「石橋拓也の31歳の誕生日ということで、改めておめでとう!」(田井)
垂れ幕を広げると、そこには劇画『ゴルゴ13』のタッチで描かれた石橋のイラストに、仲間からのたくさんのメッセージが書かれていた。
うれしそうに笑う石橋は、「俺はサーティーワンだから!」と、漫画の主人公デューク東郷風に描かれた”バシオ31”のイラストに大受けしていた。
また白上が持ってきたパネルには、ふんどしアートを公開するなどふんどし愛好家でもある石橋のシンボル“赤ふん”が取り付けられていた。そこから顔を出した石橋は“変顔”で応えていた。
2023年7月19日発売
三波春夫×東京力車×ヒャダイン三部作完結
東京力車「握手をしよう〜世界の国からこんにちは〜」
通常盤A「握手をしよう〜世界の国からこんにちは〜」
「握手をしよう」
作詞・作曲/前山田健一 編曲/板垣祐介
「世界の国からこんにちは」
作詞/島田陽子 作曲/中村八大 編曲/板垣祐介
c/w「笑顔満開」
作詞/Rina Moon 作曲/宮崎まゆ(SUPA LOVE) 編曲/曽木琢磨(SUPA LOVE)
テイチクエンタテインメント TECA-23047 ¥1,400(税込)
通常盤B「握手をしよう〜世界の国からこんにちは〜」
「握手をしよう」
作詞・作曲/前山田健一 編曲/板垣祐介
「世界の国からこんにちは」
作詞/島田陽子 作曲/中村八大 編曲/板垣祐介
c/w「青春」
作詞/宮下康仁 作曲/桧原さとし 編曲/周防泰臣
テイチクエンタテインメント TECA-23048 ¥1,400(税込)
特別限定盤「握手をしよう〜世界の国からこんにちは〜」(CD+エムカード1枚)
「握手をしよう」
作詞・作曲/前山田健一 編曲/板垣祐介
「世界の国からこんにちは」
作詞/島田陽子 作曲/中村八大 編曲/板垣祐介
テイチクエンタテインメント TECA-23049 ¥1,400(税込)
※「握手をしよう〜世界の国からこんにちは〜」のミュージックビデオを見ることができるエムカードが封入される。当たり機能当選者にはさらに、ここだけのスペシャル映像も。絵柄は全10種+シークレット1種のうち1枚をランダムで封入。