藤原浩

藤原浩が故郷・岡山で「倉敷川哀歌」MVを撮影し、楽曲の舞台・倉敷市の伊東香織市長を表敬訪問

味わい深い歌唱で演歌ファンに人気を誇る藤原浩が8月23日、岡山・倉敷市役所に伊東香織市長を訪ねた。10月5日に待望の新曲「倉敷川哀歌」のリリースが決まり、それに先駆け楽曲の舞台でもある倉敷でミュージックビデオ(MV)の撮影をすることとなり、感謝の意と新曲へ意気込みを直接伝えるために表敬訪問したのだ。

岡山県出身の藤原は市長室を訪れると、やや緊張気味に「初めまして藤原浩です。本日は貴重な機会をありがとうございます」とあいさつしたが、次のように思いを話した。

「デビュー29年目にして念願だった岡山県の歌を歌えて大変うれしく思っています。心が安らぐような美しい町並みの美観地区でMVを撮影することができてうれしかった。きっといい仕上がりになると思います。必ずヒットさせて地元に恩返ししたいと思います」

そんな藤原に伊東市長は、「コロナ禍が続く中、ハートランド倉敷と銘打ち倉敷美観地区を中心とした白壁の町並み、倉敷川のロケーションを活かしたライトアップイベントなどを行っているタイミングで、このような素敵なお話をいただけてうれしく思います。市としてもいい観光PRになりますのでヒットをお祈りしています」とエールを送った。

新曲誕生の経緯について、藤原が「新曲『倉敷川哀歌』はコロナ禍で深刻な影響が出ている地元の観光産業を歌で応援したいと考えていた私の想いと、制作スタッフの次回作は女性の心情を歌った王道演歌で勝負したいという戦略を合わせて検討した結果、楽曲のイメージにピッタリ合う倉敷に白羽の矢が立ちました」と説明しすると、伊東市長はCDを手に取り笑顔で応えた。

「ここ10数年で美観地区の電線の地中化工事を進めてきました。多くの人にMVで美しい町並みを見ていただけるとうれしいです。CDジャケットも繊維のまち倉敷・デニムのまち倉敷のイメージを彷彿させるブルーのお衣装で、藤原さんが書かれた題字も素敵ですね」

藤原浩

倉敷美観地区で行われた「倉敷川哀歌」ミュージックビデオには、「第40代倉敷小町」の堀日向子さんも登場する。

「倉敷川哀歌」のMVは人気観光地である美しい白壁が印象的な倉敷美観地区で撮影が行われ、中でも由緒ある「語らい座大原本邸」や、「くらしき川舟流し」が運航する倉敷川のほとりなど名所を盛り込まれた。

また倉敷観光コンベンションビューロー協力のもと、倉敷のPRを担う「第40代倉敷小町」の堀日向子(ほりひなこ)さんをゲストに迎えるなど充実した力作となった。

「楽曲ヒットと共に地元岡山・倉敷の魅力を全国に発信したいと思います!」

藤原は決意を新たにしていた。なお、発売日の10月5日には東京・コール田無で新曲発表会が行われる。

 

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2022年10月5日発売
藤原浩「倉敷川哀歌」
藤原浩

「倉敷川哀歌」
作詞/円香乃 作曲/くにひろし 編曲/前田俊明
c/w「伊豆の春」
作詞:円香乃 作曲/くにひろし 編曲/伊戸のりお
c/w「君こそわが命」
作詞/川内康範 作曲/猪俣公章 編曲/坂下滉
キングレコード KICM-31078 ¥1,500(税込)