映画「占いゲーム」の東京・舞台挨拶に主演の寺西優真、銀幕デビューの太田奈緒、久田莉子、そして”占い師たち”が登壇！

2023.04.25

大阪、愛知に続いて4月25日、歌手・俳優の寺西優真が主演する映画「占いゲーム」の舞台挨拶が東京・亀有のMOVIX亀有で開催され、共演の太田奈緒、久田莉子、そして寺西一浩監督らが登場した。元AKB48の太田は今回が映画初出演であり、舞台挨拶も初だった。また東京での舞台挨拶ということで、占い師役で出演した“素人役者さん”も駆けつけ、賑やかな舞台挨拶となった。

左から久田莉子、寺西優真、太田奈緒、寺西一浩監督

上映後に登壇した寺西優真は、「平日の昼間にこんなにたくさんの皆さんが駆けつけてくださって本当にありがとうございます。皆さんと今日お会いできること、映画を見ていただけることを楽しみにしていました」とまずは挨拶。

司会を務めた寺西監督から、撮影のエピソードを聞かれると、「共演した占い師の人たちが演技未経験の方ばかりで最初は驚きましたが、普段は不動産王の方や料理研究家、教師の方など社会人としてすごい方ばかりで、撮影が進むと、自信持って演技されている姿を見て感激しました」と振り返った。

この映画が銀幕デビューとなった太田奈緒は「私は映画が初出演でしたので本当にうれしかったです。ただ、セリフが多かった（笑）。長台詞をいかにナチュラルに言えるかが大変でした。こうして映画が完成してみると、あの時のあの撮影がこんなシーンになったんだとわかって、映画っていいなと思いました。とても楽しい撮影でした」と振り返った。

寺西優真と一緒に大阪、愛知、そして東京と、舞台挨拶を回った久田莉子は「撮影現場ではあまり（寺西）監督と話す機会がなかったのですが、地方をご一緒した時に食事の場とか、監督が気さくでいつもニコニコ笑ってましたので、撮影現場の時とイメージが違って驚きました」と、寺西監督の印象について触れた。

寺西監督は「嫌なことや辛いことがあってもすぐに笑うことにしてます。今年92歳の俳優・大村崑さんが『笑ってる人は長生きするから』と教えてくれたので、常に笑うようにしてます」と久田の印象に対して答える場面も。

撮影はコロナ禍の中、感染対策を取りながら行われた。寺西監督は「東京での感染者がピークを迎えていた頃の撮影でした。一人でもコロナの感染者が出ると撮影が中止になってしまうので、現場での役者さんはセリフを言う時だけ、マスクを外して演技をする状況でした」と明かした。

寺西監督は「五行占星術」を出版している現役の占い師でもあり、「優真くんも太田さん、久田さん、私も全員『土の人』だから相性がいいですね、(土の人は)目標達成率が高いので努力を惜しまず頑張り屋さんだから、撮影も頑張りました」と、コロナ禍での大変な撮影を労っていた。

お互いの印象について語る場面では、寺西優真が大田と久田がアイドル出身だということに触れ、第一印象で「かわいいなと思った」と照れた。そんな寺西優真に、大田は「初めてお会いした時、身長、高ッて思いました（笑）。スタイルがよくて、もちろんカッコいいと思いました」と返し、久田は舞台挨拶のツアーで、巣の寺西優真を見たと明かした。

「優真さんとは２～3度共演させていただきましたが、クールな印象でした。でも本当は音楽がとても好きだということを知りました。イヤホンにもこだわっておられて、いろんなことに興味をお持ちでした」

そして、「全員ではありませんが、占い師として出演していただいた方です」と、寺西監督の呼びかけにより、舞台挨拶の最後に“素人役者さん”も登壇し、観客による写真撮影に収まっていた。

映画「占いゲーム」はMOVIX亀有、MOVIX三好、MOVIX堺、熊本ピカデリーで4月27日まで上映される。

7月からBSフジ（TVer、FODでも配信）で放送される、寺西優真・主演の連続ドラマ「アイドルだった俺が、配達員になった。」で共演するヒロインのSIZUKU（写真左）や、GOD（写真右）も祝福に訪れていた。

映画「占いゲーム」
[監督・脚本・製作総指揮]
寺西一浩
[主演]
寺西優真

太田奈緒/北乃颯希/八木優希/久田莉子/日向野祥

あおい咲/小嶌宣希/姫宮由美子/貴心/飯田佳子/廣川典子
渡辺コウ/北條透子/穂里月木子/濱口茂樹/地山真生/高木一滋
藤井里織/高橋明日香/アンドレゆか

[主題歌]
寺西優真「嘘と地図」(日本コロムビア)

[原作]
寺西一浩『占いゲーム』(HP出版)

前代未聞の復讐ゲーム”占いゲーム”とは!?
作家・寺西一浩が監督・脚本を務める、父を自殺に追い込んだ者たちへの復讐、そして明かされる真実、ゲームを通じて自らの罪の重さを反省させる復讐劇。笑い要素もありながら、「心の殺人」について考えるストーリー。主人公の早乙女アキラを演じる寺西優真は、主題歌の「嘘と地図」も担当し、共演者には元AKB48の太田奈緒、北乃颯希、八木優希、日向野祥らフレッシュな若手俳優が集結！

あらすじ
9人の占い師が「この館の悪霊を退治したら1億円」と書かれた広告を目にして館に集まり、自殺した男の除霊に取り掛かる。その様子をモニター越しに監視する早乙女アキラ（寺西優真）という男は自殺した男の息子で、集まった占い師たちは彼の父親をだまして自殺に追い込んだ結婚詐欺師たちだった。占い師たちは、悪霊を退治できるというすごろくゲームをすることに。

それは、彼らをおもちゃにするような罰ゲームであり、アキラが考えた“占いゲーム”だった……。