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オスマン・サンコン

オスマン・サンコンが来日50周年記念チャリティーパーティーを開催。第三夫人の北山みつきも参加するも、テリー伊藤が「サンコンの欠点は女好きなところ」と暴露

オスマン・サンコンが3月8日、東京・豊島区のホテルメトロポリタン池袋で来日50周年記念と74歳の誕生日を祝うチャリティーパーティーを開催(主催は一般社団法人日本ギニア友好協会)。40年近くの盟友で演出家のテリー伊藤や、第三夫人で歌手の北山みつきがサンコンを支えた。

「日本に来て良かったと思います。日本のことは知らなかったし、臨んだわけではなく、国の命令で日本に来ました。苦労もありました。でも、テリー伊藤さんもそうですが、素晴らしい仲間と、素晴らしい奥さんと出会えました。旭日双光章叙勲(2017年)もいただきました。もう死んでもいいぐらいです(笑)」(サンコン)

元ギニア共和国外交官で、現在はアフリカ支援活動を行いながらタレント活動をしているサンコンは、ギニアに小学校を建設し、日本からギニアの子どもたちのためにランドセルや文房具、衣料品などの物資を届けている。この活動は20年続くが、支援物資を送るには運搬費もかかる。この日の売上金の一部は、その運搬費に充てられる。

オスマン・サンコン、北山みつき、テリー伊藤

「故郷に小学校をつくりましたが、この学校で学んだ子どもたちには将来、ギニアを背負ってほしい。また日本に来て学んでもらいたいと思っています」

そう語るサンコンについて、盟友のテリー伊藤は「サンコンはギニアのエリートであるにもかかわらず、日本が好きで日本に残ってくれました。僕の毒牙にかかったわけですが(笑)」と話した。テリー伊藤は『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の演出家として、サンコンを番組でフィーチャー。“早朝バズーカ”や“暗闇にサンコン”などの企画でサンコンを有名した立役者でもあった。

「サンコンの唯一の欠点は女好きだということです。ギニアでは太った女性が美人とされます。最初の奥さんも太っていました。でも、日本にいる間にだんだんと趣味が変わってですね、第三夫人はスラッとしていますから」

第三夫人とは北山みつきのことだが、サンコンは「日本でお寿司を食べたら趣味が変わった」と笑っていた。

オスマン・サンコン、北山みつき

やり玉に挙げられた北山は、サンコンが携わるボランティア活動を通じて知り合い、2020年には一般社団法人日本ギニア友好協会の設立にも参加。現在は会長として社会貢献にも力を入れている。また昨年は、Mitsukeyとして初のオリジナル英語曲「YoRoReHE」を世界同時配信。ギニアのテレビ番組にも出演した。

北山は「サンコンの人柄に惹かれました。サンコンの喜ぶことをしたいと思っています」と話すと、サンコンに「ギニアに日本語学校をつくりたいね」と呼びかけていた。

チャリティーパーティーには約350名が参加。テリー伊藤の司会で盛り上がった。ベナン共和国出身でサンコンと同じく、外交官として来日した現タレントのゾマホン・ルフィンが祝辞を述べ、イリュージョニスト 山上兄弟がマジックを、俳優の金田賢一と音楽家の丸尾めぐみにが「オスマン・サンコン物語」と題した朗読を披露した。

ゾマホン・ルフィン

祝辞を述べるゾマホン・ルフィン

オスマン・サンコン来日50周年チャリティーパーティー

イリュージョニスト山上兄弟が胴体が消えるマジックを披露

オスマン・サンコン来日50周年チャリティーパーティー

金田賢一と丸尾めぐみによる朗読三味「オスマン・サンコン物語」

中盤はサンコンの懐かしい写真を見ながらのトークショー。終盤は北山みつきがギニア仕込みの曲「ジャラビ」を歌唱し、サンコンが北山に惚れ込んだきっかけとなった曲「愛の賛歌」を披露するなどした。また名優アラン・ドロンに扮したサンコンと北山が夫婦仲良く「甘い囁き」をデュエットした。

北山みつき

『笑っていいとも!』への出演時に生まれたキャッチフレーズ“1コン! 2コン! サンコーン!”。パーティーの最後は会場全体で、「1コン! 2コン! サンコーン!」と叫んで締めくくられた。

オスマン・サンコン

パーティーではサンコンの5番目の息子 イブラヒマ・サンコンさん(左)も紹介された。イブラヒマさんは「父の背中はとても大きい。私も日本とギニアのために活動したい」と話していた。


Mitsukey「YoRoReHE」
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