チューリップ黄金期伝説のライブ音源が発掘!! 「ライブ!! アクト チューリップ 1976 HAKATA〜チューリップがおるけん、博多たい」
黄金期を迎えていたチューリップの歴史的なコンサート音源が3枚組CD『ライブ!! アクト チューリップ 1976 HAKATA〜チューリップがおるけん、博多たい』として3月29日に発売される。
1972年「魔法の黄色い靴」でデビューしたチューリップは3作目の「心の旅」(1973年)がオリコン・チャート第1位を獲得、「銀の指環」「青春の影」(1974年)、「サボテンの花」(1975年)、「虹とスニーカーの頃」(1979年)等のヒット曲を世に送り出した。
そして、フォークや歌謡曲が主流だった音楽シーンにポップロックという新風を吹き込み、日本語ロックの先駆者的存在として不動の地位を確立し、当時は「日本のビートルズ」とまで言われ、イギリス風の音楽センスと日本的情緒を融合させた彼らの新しい音楽は一世を風靡した。
そんな勢いに乗ったチューリップの最高形とも言えるライブ音源が今回発掘された。大ヒットを飛ばしながらも、それまでは全国各地のホールを回りながらファンを増やしていったチューリップ。そのライブ会場がついにホールからアリーナクラスに拡大した瞬間の伝説のライブ音源だ。
1976年の8月、チューリップは2つのアリーナでライブを行った。8月1日が札幌真駒内アイス・アリーナ。同月28日が福岡九電記念体育館。その2つの会場ではライブ録音が行われ、同年年12月1日にライブ・アルバム『ライブ!!アクト チューリップVOL.2』として発売された。
しかしなぜかそのライブ音源の9割は札幌公演の演奏が選ばれ、博多の音源はしばらくの間、倉庫で眠ることになった。そのテープが2008年発刊の豪華本「THE TULIP COMPLETE」の付属CDとして一度だけ復刻されたが、その後絶版になっていた。
今回、その音源を発掘し、さらにレストア、リマスターして復刻された。
『ライブ!! アクト チューリップ 1976 HAKATA〜チューリップがおるけん、博多たい』は当日の演奏曲全33曲はもちろん、曲間のファンの歓声も含めCD3枚というボリュームで蘇る。
札幌と福岡、2つのスポーツ・アリーナに詰めかけた観衆は合計14,000人だった。チューリップがそのキャパシティを広げた歴史的コンサートであり、ふるさと博多への凱旋コンサートでもあった。
ライブバンドとしても脂が乗り切っていた、70年代チューリップの最高形である。
アンコールで財津和夫が叫ぶ「チューリップがおるけん、博多たい!」の一言が、日本最高峰のバンドとしての自信に溢れていた。
2023年3月29日発売
チューリップ黄金期の伝説のライブ音源発掘!
『ライブ!! アクト チューリップ 1976 HAKATA〜チューリップがおるけん、博多たい』
収録楽曲
Disc 1(SHM-CD)
01, ハーモニー(インストゥルメンタル)
02, 新しい地球をつくれ
03, あのバスを停めて!
04, MC 財津和夫
05, あこがれ 花の東京
06, 私のアイドル
07, MC 安部俊幸
08 魔法の黄色い靴
09, 一人の部屋
10, サボテンの花
11, 千鳥橋渋滞
12, 私の小さな人生
13, ぼくがつくった愛のうた
14, MC 財津和夫
15, ぼくの鼻毛は長い
16, はしれ!ムーン号
17, もしも僕が
18, 風見鳥
19, ここはどこ
20, MC 財津和夫
21, 風のメロディ
22, MC 安部俊幸
23, ふたつの鍵
Disc 2(SHM-CD)
01, MC 財津和夫
02, 今日の誓い
03, マイ・ボニー
04, 恋におちたら
05, 娘が嫁ぐ朝
06, 甲子園
07, 都会
08, せめて最終電車まで
09, メドレー:悲しきレイン・トレイン〜心の旅〜組曲
(悲しみはいつも〜ぼくは陽気なのんきもの〜笑顔をみせて)
〜明日の風
10, 人生ゲーム
11, MC 財津和夫
12, 青春の影
Disc 3(SHM-CD)
―EOCORE―
01, MC~チューリップがおるけん、博多たい
02, ヒッピー・ピッピー・シェイク
03, ドゥ・ユー・ウォナ・ダンス
04, ジョニー・B・グッド
05, レディ・マドンナ
06, 夢中さ君に
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