
市川由紀乃が47歳の誕生日に「おもしろおかしい1年にしたい」と所信表明。“由紀乃号”で2023年の航海へ出航! 気になる5つのプランの中身は?
デビュー30周年を迎えている市川由紀乃が1月8日、東京・池袋のイベントスペース「Club Mixa(クラブ ミクサ)」で47歳の誕生日を祝いつつ、今年は「おもしろおかしい1年にしたい」と所信表明を行った。
市川は「新たな船出(旅立ち)」をテーマに、これまで経験したことのない試みに挑戦する1年にしたいと決意。海をイメージした着物と特注フィギュアで表現した“由紀乃号”に扮して登場し、温故知新、これまで積み上げてきたものを大切にしながらも様々なことに取り組み、自ら切り拓いていく『ソノサキ』を発表した。
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47歳の誕生日に特製のバースデーケーキが贈られた。
「皆さま、あけましておめでとうございます。2023年を迎えまして本日、47歳になりました。今日は、今年1年の私自身の決意と様々な思いを皆さまにお伝えさせていただく貴重なお時間をいただけましたこと、すごく幸せに思っております。昨年は2作品、『都わすれ』と『石狩ルーラン十六番地』を出させていただきました。2月には、大阪・新歌舞伎座で2回目の座長公演を務めさせていただくことができました。秋には、LINE CUBE SHIBUYAでリサイタルをやらせていただいて、一昨年よりも昨年は、ファンの皆さま、お客さまに歌を聴いていただく機会を多くいただけた1年だったと思います」
そう語った市川は、「今年は、私自身、おもしろおかしい1年にしたいと思っています」と宣言した。
「笑顔を絶やさずに、たくさんの笑顔をお客さまにお届けできますように。そして、“いろいろ”なことにチャレンジしていきたいと思います。その“いろいろ”も色々ではなくて、彩るの“彩”で表現した“彩々”で、様々な市川由紀乃を見ていただいて、知っていただいて、歌手としても実りある1年にしたいと思っております。今年もまた成長できるように努めてまいります」
ドリフターズのコントを見て育ち、吉本新喜劇が大好きな市川は、“おもしろおかしい1年”にするためにギャグを産み出すかもしれないと笑顔を見せつつ、「口角が上がると幸せが来ると思います」と付け加えた。

”由紀乃号”に乗って新たな航海への船出へ。テープカットをする市川由紀乃。
“由紀乃号”の出航と誕生日を祝ってテープカットに臨んだ市川は、①「特設サイト開設!」、②「晩春!? 新曲リリース!」、③「秋頃!? クルージングイベント!」、④「リサイタル in LINE CUBE SHIBUYA」、⑤「フォトシュシュ!」の5つのプランを発表した。

スクリーンには「市川由紀乃30周年特設サイト」のトップ画面が映し出された。
まず、①特設サイトの開設だが、毎日、サイトに訪れたくなるような、様々な仕掛けが設けられたサイトを2月1日にオープンするという。航海図のようなトップ画面に並ぶメニューのひとつ「宝島」では、クリックした人の運勢が示され、市川のオリジナル曲がランダムに流れるという。市川も「私も曲を聴いて、いい1日にしたい」と話していた。またSNSでは昨年のInstagramに続いて、新たにTwitterでも情報を発信する。
②の新曲だが、4月下旬から5月初頭に予定していると明かされた。詳細についてはまだ明かせないが、楽しみに待ちたい。
③のクルージングは、8月~9月頃をめどにファンと一緒にクルージングイベントを開催することが明かされた。市川は「私の歌には船や港など海に関わる作品が多いので、ファンの皆様とのクルージングを楽しみにしています」と語っていた。
④のリサイタルは昨年に続いて、LINE CUBE SHIBUYA(東京・渋谷)で開催する。開催は秋を予定しており、市川は「昨年のリサイタルは素晴らしいスタッフの方とご一緒でき、歌手活動の中でいちばん楽しかった。今年はそれを超えるリサイタルにしたいですね」とコメントしていた。
⑤は、新しい写真共有システム「フォトシュシュ」を使った市川とファンとの交流広場「みんなでつくる市川由紀乃ミュージアム」を設けるプランだ。特設サイト上の「フォトミュージアム」のタグをクリックして参加する。市川のような歌手がフォトシュシュを使ったファンとの交流を行うのは初めてとのことで、ここでしか見られない写真を市川がアップする。またファンも写真を投稿することができ、市川は、「ファンの皆さんの日常や自宅での写真を投稿してほしいですね」と語っていた。
「フォトミュージアム」への参加は有料になるとのことだが、ファンが投稿した写真の中から月間MVPを選んで、市川が自身のSNSで発表したり、投稿写真を使った動画制作なども予定しているという。

47歳の誕生日を迎えた市川由紀乃。50歳からの歌手活動のために、今年があると話していた。
5つのプランを発表した市川は、改めて「こうして誕生日イベントをやらせていただけるのは幸せですし、朝からファンの皆さんがインスタグラムで誕生日コメントをくださったり、歌手仲間のみんながメッセージをくれたりしてうれしいです」と喜んだ。
「いまだにお会いできない方もたくさんいらっしゃる中で、会えなくてもつながることの大切さや喜びをいろいろな企画を通してお伝えしていきたいですね。それに自分がどうこたえ、どう歌って、どう自分の言葉で皆さまにお返していけるかが自分の務めであり、責任だと思っていますので、何事もいろんなことに対して、できるかできないかではなくて、まずはやってみようという気持ちで挑んでいきたいと思っています」
ちなみに、誕生日である1月8日が仕事始めだそうで、年末年始は78歳になる母とたくさんの時間を過ごしたという市川は、「この年齢になると、改めて産んでくれた母への感謝の気持ちが強くなり、今朝、家を出るとき泣いてきました」と目を潤ませていた。
「市川由紀乃オフィシャル You Tube チャンネル『由紀乃結晶』」では、ファンに向けて、“生誕47th ソノサキへの船出”を報告。