杜このみが東京酒フェスに参加。「幸せな気持ちでいっぱい」とファンに報告

杜このみが8月11日、TOKYO SAKE FESTIVAL 2020(東京酒フェスティバル 2020)のイベントに参加し、師匠である細川たかしとミニコンサートを行った。7日に高安関との結婚と第一子妊娠を発表したばかりの杜は、「浪花節だよ人生は」を細川とデュエットしながら登場。「緊張感もありますが、うれしさの方が大きい」と、久しぶりにファンの前で歌えることを喜んだ。

細川のヒット曲「浪花節だよ人生は」を、師匠である細川と一緒に歌う杜。

「こんにちは~。久しぶりに皆さんにお会いできて、本当にうれしさでいっぱいでございます。北海道札幌市出身、酒屋の娘、杜このみです。最近はこのようなイベントもなく、ハッピーになる機会も少なかったかなと思いますが、楽しんでください。始まる前に会場を見させていただきましたが、実家でお世話になっている酒蔵さんや、よく知った名前のお酒ばっかりで、父にも来てもらいたかったなあ」

杜は「皆さん、おいしいお酒は飲みましたか?」と呼びかけていたが、お酒はあまり強くないという。

細川が「このみちゃんは、酒屋の娘なのに全然お酒が飲めないんだって? 一滴も飲んだことないの?」と問いかけると、「飲んだことがないわけじゃないですが、すごく弱いので。実家では『お酒は飲むもんじゃない、売るもんだ』と言って育てられました」と、会場の笑いを誘っていた。

また、入籍と第一子妊娠についても報告し、会場から温かい拍手をもらった。

「大相撲の高安関と入籍させていただき、人妻になりました。そして妊娠しまして、不安な気持ちもありますが、それより幸せな気持ちでいっぱいです。歌手としましては来年、母になって、パワーアップした姿を、娘か息子に見せていけるよう、また応援してくださっている皆様に恩返しできるよう、『杜このみちゃんを応援してよかった』と思ってもらえるよう、立派な歌手になりたいと思います」

「久しぶりに皆さんにお会いできて、本当にうれしさでいっぱいです」(杜)。

杜からは事前に報告を受けている細川だったが、集まったファンを代表して(!?)、杜のオメデタについて突っ込んで聞いていた。会話を楽しむ師匠と弟子は終始、笑顔だった。

細川から「お母さんになるんだってね。(妊娠)何カ月になるの?」と聞かれた杜は、「4カ月になります」と返事。今年11月には北海道の実家に戻り出産に備えるという。

細川 じゃあ、出産は来年のいつ頃になるのかな。

 2月ぐらいに出産することになります。

細川 男の子ができたら相撲取り、女の子なら演歌歌手にしたいって?

 そうなってほしいですけど、本人に決めてもらえれば。

細川 男の子が生まれて、えらい歌がうまかったらどうするの?

 それは演歌歌手になってもらいたいです(笑)。

細川 女の子が生まれたら……、相撲はできないか(笑)。

新婚生活を送る杜と高安関の様子については、細川が「このみのほうが(高安関を)尻に敷いているんじゃないか」と推察。「一般的に関取はそんなにしゃべらないけど、高安はさらに大人しいからね。ふたりの会話を聞いていると、かかあ天下じゃないか」と、杜がしっかり家庭を守っていると話していた。

久しぶりのステージだったが、緊張よりも、観客の前で歌えることの喜びが大きかった。

コロナ禍の影響や、自身の妊娠のこともあり、観客の前で歌うことがしばらくなかった分、久しぶりのステージを満喫していた杜。東京酒フェスにちなんで、デビュー2作目のシングル「のぞみ酒」と、新曲「郷愁おけさ」を披露し、今年、芸道45周年を迎えた師匠の細川へステージをつないだ。


▼杜このみ「郷愁おけさ」MV

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