細川たかし、東京酒フェスで鏡開き。最近飲んだおいしいお酒は「弟子の杜このみに赤ちゃんができたこと」
細川たかしが8月11日、東京・新宿区で開幕したTOKYO SAKE FESTIVAL 2020(東京酒フェスティバル 2020)」のオープニングセレモニーに参加し、藤波辰爾、前田日明、KONISHIKI、もえのあずきらと鏡開きを行った。
同フェスティバルの広報大使・アンバサダーを務める細川は、鏡開きを終えると「日本酒を世界に宣伝したい」と話した。
「こういう大変な時期に、無事、フェスティバルが開催できて本当にうれしく思います。日本には、世界に通用する、おいしい日本酒がたくさんあります。これを機に世界に向けて大いに日本酒の魅力を伝えていきたい。このフェスティバルも続いていって、たくさんの方に日本酒のことを知っていただきたいですね。最近、うれしかったお酒ですか? 私の弟子の杜このみに赤ちゃんができたことじゃないですか(笑)。髙安関も喜んでいるようです。それがいちばんおいしいお酒ですね」
髙安関と婚約中だった杜は、8月7日に入籍と第一子妊娠を発表したばかり。セレモニーのあとには杜も登場し、細川との師弟によるミニコンサートを開催した。
ミニコンサートでは、2人が細川のヒット曲「浪花節だよ人生は」をデュエットしながら登場。細川が「このみちゃんが、いよいよお母さんになるんだね。男の子ができたら相撲とり、女の子ができたら演歌歌手だね」と問うと、杜は「そうなってもらいたいですけど、それは本人に決めてもらいたいですね。皆さんに集まって歌を聴いていただくのは久しぶりで、緊張感もありますが、うれしさでいっぱいです」と答えるなど、終始、明るいステージだった。
杜はデビュー2作目のシングル「のぞみ酒」と新曲「郷愁おけさ」の2曲を披露。集まったファンに「お久しぶりです」と手を振るなど、久々の再会を喜んでいた。
一方、芸道45周年を迎えた細川は、デビュー曲「心のこり」、日本レコード大賞受賞曲の「北酒場」と「矢切の渡し」を歌うと、4月にリリースした「2020(ニーマルニーマル) イヨマンテの夜」を歌った。
「45周年の節目に、世の中が(コロナ禍により)大変な騒ぎなってしまいましたが、これで歌うことを辞めるわけじゃないですからね。まだまだ歌っていきますから。新曲はNHK連続テレビ小説『エール』のモデルになっている古関裕而さんが作曲された、大変難しい曲です。高いキーと声量が必要ですが、45年の節目に残しておきたいとレコーディングしました。自分としては、この名曲(「イヨマンテの夜」)を歌い継いでいきたいですし、これからの後輩にも歌ってほしいと思います」
東京酒フェスティバル 2020の公式応援ソングともなっている「2020 イヨマンテの夜」。細川が叫ぶように歌うと、その歌声は会場中に轟いた。
▼細川たかし「2020 イヨマンテの夜」MV
TOKYO SAKE FESTIVAL 2020(東京酒フェスティバル 2020)
未来の日本を楽しくさせる日本酒イベントとして、東京・新宿区の新宿住友ビル 三角広場で開催されているフェスティバル。約3000平方メートルの大空間に、51の酒蔵が集結、日本酒を提供する。また飲食店ブースには、がんばれ飲食店! 応援企画として「アマビエ屋台村」が登場。応援団長として藤波辰爾や、村長として前田日明らが参加。小錦もハワイ流BBQのお店を出店している。その他、ゲームやコスプレなど日本文化を楽しめるイベントが多数開催される。試飲カウンターや日本酒販売コーナーがあるエリアへの入場は無料。イベントを間近で楽しめるエリアへの入場料は、試飲チケット10杯分がついて3,500円。詳細はホームページまで。
「TOKYO SAKE FESTIVAL 2020」
開催日:2020年8月11日(火)~16日(日)
会場:新宿住友ビル 三角広場
公式ホームページ
https://tokyo-sakefes.com/
会場には特別ブースが設けられ、細川たかしの芸道45周年記念日本酒、「浪花節だよ人生は」と「北酒場」の2種類が演歌レジェンズ酒シリーズとして販売されている。同シリーズは誰にでも愛されている演歌の名曲を通じて、日本酒の素晴らしさを知ってもらうための企画商品。創業1856年の醸造元・三宅本店と、芸道45周年を迎えた細川とのコラボが実現した。特別限定ボックス入り。それぞれ4合瓶(720ml)と1升瓶(1800ml)の2タイプが発売されている。
なお、細川たかしの芸道45周年記念日本酒は通信販売でも購入できる。
詳細はタワーレコード・オンラインまで。