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田中あいみ

師匠・細川たかしも絶賛。日本クラウンからデビューする田中あいみが生歌を披露。「夢はスーパースター、来年の日本レコード大賞・最優秀新人賞を狙います」

三山ひろしや中澤卓也など数多くの人気歌手を輩出した「日本クラウン演歌・歌謡曲新人オーディション」で2019年、グランプリに輝いた田中あいみがデビューに先駆け、10月13日、東京・港区のライブハウスでオンライン・デビュー・コンベンションを行った。京都在住、21歳の田中は経営を学ぶ現役の大学生。11月10日に「孤独の歌姫(シンガー)」でデビューする。

「『孤独の歌姫(シンガー)』という曲でデビューすることがやっと、やっと決まりました。日本クラウンのソウルフル・ボイス、田中あいみです」

田中あいみ

グランプリを受賞した瞬間、「パパ、やったで」と喜びを爆発させていたが、コロナ禍の影響もあり、グランプリ受賞からデビューまで2年と少しかかった。不安もあっただろうが、東京と京都を行き来し、レッスンに励んだ。また実家がカラオケ喫茶を経営していることから、「カラオケ三昧の日々を過ごしました(笑)」という。

デビュー曲「孤独の歌姫(シンガー)」は新宿・歌舞伎町を舞台に歌一筋に生き抜く女性を歌ったもの。作詞はたか たかし。作曲は京都での歌の師匠でもある西つよしが担当し、“歌手・田中あいみ”のイメージを表現した作品となった。

東京の師匠である細川たかしからは「ハスキーな声と高音がいい」と評価されており、今日は「頑張れ」と送り出してくれたそうだ。

田中あいみ

コンベンションではカップリング曲の2曲「シニカル・レイン」と「涙のリバー」、そして「すずめの涙」を披露した。「シニカル・レイン」は田中のためのオリジナル曲で、切ない歌詞ながらノリノリで歌える楽曲。田中も「カラオケで歌っていただいたら楽しいと思います」とアピールしていた。「涙のリバー」は一葉のカバー曲。新人オーディションで栄冠を獲得したときに歌った運命の曲だった。桂銀淑が歌った「すずめの涙」は歌が好きな両親の影響で、3~4歳の時に初めて覚えたという思い出の曲だった。

趣味はネイル。「とにかく長いのがいい」と田中あいみ。大型新人が11月10日、いよいよデビュー!

歌い終えた田中は、「緊張しました。でも、緊張したのがわからないように歌えたと思います。細川師匠もバッチグーって言ってくれると思います(笑)」

夢はスーパースターだ。今年の東京五輪・開会式で、MISIAが「君が代」を歌ったが、その姿に感動したという。誰もが認める歌手になって、たくさんの人に“田中あいみ”の歌声を届けたい。「20年後か30年後かわかりませんが、オリンピックのような大きな舞台で歌って、国民のみんなが『田中あいみが歌ってよかったね』と思ってもらえるような歌手になりたい」と話す。

「目標とする歌手はいません。でも、細川師匠もそうですが、いろんな素晴らしい歌手のいいところを真似て、あいみ色に染めたい」

歌っているときの表情とは異なり、明るくポジティブな田中。プライベートでもいつも輪の中心にいる人気者だ。お酒が大好きで、「どれくらい飲めるかは言えません(笑)。でも、お酒を飲むと太ることがわかったので、今は飲んでいません。食事制限もしていますが、大好きな食べ物はうどんとマグロの中トロです。大好きなものを食べるとハッピーになれます(苦笑)」。

田中あいみ

今年4月からは東海ラジオで「田中あいみ はんなりラジオ」(毎週土曜日28:15~28:30)のパーソナリティーも務め、明るいキャラクターと、ダイナミックでソウルフルな声でファンを増やしている田中。デビューまで1カ月を切ったが、「まだ実感がわかない」と笑う。

「でも少しずつ、自分自身に11月10日にデビューするんだよと問いかけながら、誰もが知るスーパースターを目指して頑張ります。来年の日本レコード大賞・最優秀新人賞は狙っています」

「田中あいみの魅力は、声そのものに特徴があって、とにかく歌唱力が素晴らしい」。師匠・細川たかしも太鼓判を押す大型新人がまもなくデビューする。


2021年11月10日発売
田中あいみ「孤独の歌姫(シンガー)
田中あいみ

「孤独の歌姫」
作詞/たかたかし 作曲/西つよし 編曲/竹内弘一
「涙のリバー」
作詞/相田毅 作曲/西つよし 編曲/川村栄二
「シニカル・レイン」
作詞/たかたかし 作曲/西つよし 編曲/竹内弘一
日本クラウン CRCN-8439 ¥1,350(税込)

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