五木ひろし

五木ひろしが50周年を記念して「ITSUKIフェス」を開催。新曲「日本に生まれてよかった」を全員で歌唱

五木ひろし

ITSUKIフェスのオープニングは出演者全員で「夜空」を歌唱(12日)。

五木ひろしが5月12日、13日の2日間、東京・渋谷区のLINE CUBE SHIBUYAで「ITSUKIフェス」を開催した。当初は“五木ひろし”としてのデビュー50周年を記念して5月10日から4日間行われる予定だったが、緊急事態宣言の発令を受け、2日間の日程で行われた。

12日のITSUKIフェスでは岡村隆史、清塚信也(ピアニスト)、武田真治、DA PUMP、村治佳織(ギタリスト)、ももいろクローバーZ、横山剣(クレイジーケンバンド)が出演し、13日のITSUKIフェスFINALでは清塚信也、武田真治、田原俊彦、デーモン閣下、爆笑問題、前田亘輝(TUBE)、村治佳織、ももいろクローバーZ、和田アキ子が五木とのコラボレーションを楽しんだ。

五木ひろし

コロナ感染により療養中の玉井詩織が出演できなかった4人組のももいろクローバーZだが、百田夏菜子、佐々木彩夏、高城れにの3人が五木とステージを務めた。リーダーの百田は玉井について「お人形での登場となりました」。佐々木が腰に玉井のぬいぐるみをつけてパフォーマンスした。

12日の公演では、五木は「ジャンルや世代を超えて集まっていただきましたが、50年もやっているといろんなことがありますね。(コロナ禍での開催のため)心の中で叫んで笑顔で拍手をして楽しんでください」と挨拶。出演者全員で「夜空」(1973年)を歌うオープニングを経て、ももいろクローバーZと「行くぜっ! 怪盗少女」をコラボしたほか、村治のギター演奏では「桜坂」を、清塚のピアノ演奏では「少年時代」などを歌った。

出演者たちのソロコーナーもあり、3時間におよぶITSUKIフェスでは、最後に五木の「VIVA・LA・VIDA!~生きてるっていいね!」、そして5月12日に発売になった新曲「日本に生まれてよかった」を全員で熱唱した。同曲は都倉俊一が作詞・作曲を手がけた作品で、日本の四季折々の美しい自然と家族の絆が歌われている。

五木ひろし

五木ひろし

横山剣は「タイガー&ドラゴン」「よこはま・たそがれ」を、武田真治と岡村隆史は「博多ア・ラ・モード」を、DA PUMPのISSAは「山河」を五木とコラボ(12日)。最後は出演者全員で「VIVA・LA・VIDA!~生きてるっていいね!」「日本に生まれてよかった」を歌唱した。コロナ禍での開催となったが、エンタメ界を牽引する五木の意志を感じるフェスでもあった。

2021年5月12日発売
五木ひろし「日本に生まれてよかった」
五木ひろし

「日本に生まれてよかった」
作詞・作曲/都倉俊一 編曲/佐藤和豊
c/w「ぽつんとひとりきり」
作詞/松井五郎 作曲/南こうせつ 編曲/猪股義周
c/w「このままずっと」
作詞/松本礼児 作曲/幸耕平 編曲/佐藤和豊
ファイブズエンタテインメント FKCM-47 ¥1,500

関連記事一覧