テレビ東京「カラオケ☆バトル」の元U-18四天王、佐々木麻衣が「約束岬」でメジャーデビュー。瀬口佑希らも応援に。「たくさんの方に愛される歌手になりたい」
テレビ東京「THEカラオケ☆バトル」の元U-18四天王、佐々木麻衣が9月20日、シングル「約束岬」で日本クラウンからメジャーデビュー。同日、東京・新宿区の東急歌舞伎町タワー2階「FIRST STAGE」でデビューイベントを開いた。
2歳10カ月で初ステージを踏み、幼少期から大川栄策、千昌夫、五月みどり、三山ひろしら大物演歌歌手30人以上の前座を務め、「カラオケ☆バトル」のUー18四天王の称号を取得。今年、BS12トゥエルビで放送中の「瀬口佑希のホッとミュージック」弟・妹オーディションで最終審査まで残り、今回の歌手デビューを射止めた。
そんな彼女を全力で応援したいとして、テレビドラマ「キイハンター」や映画「網走番外地シリーズ」など数々の人気作品で活躍してきた俳優・谷隼人が司会を務め、演歌界の先輩歌手・瀬口侑希も応援に駆けつける中、佐々木は「デビューは、一生に一度のことなので、今日という日を迎えることができて本当にうれしく、幸せに思っております」と笑顔であいさつし、デビューシングル「約束岬」をはじめ、同カップリング曲「二人でお酒を」(梓みちよのカバー曲)、カラオケバトルで100点を獲得した「つぐない」「弟よ」を披露。そして最後にもう一度、デビュー曲を熱唱した。
旬一氏が作詩し、南乃星太氏が作曲した「約束岬」について、佐々木は「二人の絆を岬に誓う恋物語になっています。私はまだ経験がないので感情移入が難しいので、幸せな二人を想像して歌っています」と解説する。
この日のために自ら司会を買って出た谷は「新人とは思えない堂々とした姿、皆さん、すごいでしょ! 麻衣ちゃんは、歌がうまいから安心して聴けるし、今日は私が司会としてお手伝いができてうれしいです。麻衣ちゃんの歌を聴いた途端、原石どころか、光輝いていて、もっともっと光輝かせるのは皆さんの応援が必要なのでよろしくお願いいたします」と、応援を呼びかけた。
今年、デビュー24年目を迎えた瀬口侑希は、デビュー曲「ねぶた」と最新曲「冬航路」を歌って、「麻衣ちゃん、デビューおめでとうございます。今日が麻衣ちゃんにとっての船出なので、皆さんに応援していただいて、いい船出をしていただけるよう皆さんもぜひ応援してあげてください」と、佐々木の門出を祝うと、佐々木は「頼れるお姉さんがいるので、安心して今日を迎えることができました」と感激していた。
また、デビュー曲を作曲した南乃星太さんも駆けつけ、「この『約束岬』は、可愛いをテーマにしたかった。可愛い詩だし、懐かしくて優しい詩だったので、麻衣ちゃんにぴったりだと思いますし、可能性のある歌手なので、皆さんもぜひ応援してあげてください」と期待を寄せていた。
9月22日に22歳になる佐々木は、「このたび私のファンクラブができましたので、ご入会いただけるとうれしいです。今日、無事にデビューいたしましたが、これがゴールではなく、スタートだと思っております。これからずっとずっと走り続ける佐々木麻衣を、応援よろしくお願いいたします。老若男女、国籍を問わず、いろんな方に演歌の魅力を伝えていきたい。そして、たくさんの方に愛される歌手になりたいです」と抱負を語っていた。