音楽番組『The Covers』のカバーフェス！　氷川きよしや德永英明、中島美嘉らが出演し、福岡が生んだスターの名曲をカバー

2021.12.26

MCを務めるリリー・フランキーと水原希子（右）

NHKの音楽番組『The Covers』が届けるカバー曲の祭典。12月1日に開催された「カバーズフェスin福岡県北九州市」の模様が12月26日、夜23時05分から放送される。

カバーズフェスは例年、NHKホールで開催されていたが、今年は初めての地方公開収録が行われ、MCを務めるリリー・フランキーの故郷・福岡県で、松田聖子や井上陽水など、福岡が生んだスターの名曲がカバーされた。

音楽番組

開催場所は北九州市のソレイユホール。九州地方に縁の深い5組のアーティスト、氷川きよし、德永英明、中島美嘉、向井秀徳、鮎川誠（シーナ＆ロケッツ）が集結し、“音楽の都・福岡にちなんだ名曲カバー”を中心にパフォーマンスを繰り広げた。

会場キャパシティの半数弱の観覧客と、今回初の試みとして実施された1000人弱のオンライン観覧客と共に、ご当地カバーやこの季節にピッタリの名曲、そしてMCリリー・フランキーの、地元ならではのサービストーク（!?）も満載で収録が行われた。

德永英明は松田聖子の「瞳はダイアモンド」、井上陽水の「帰れない二人」をカバー。オリジナル曲「夢を信じて」も披露した。

氷川きよしは松田聖子の「SWEET MEMORIES」、レミオロメンの「粉雪」をカバー。新曲「森を抜けて」を地元・福岡で歌った。

『福岡が生んだスーパーアイドル・松田聖子の名曲シリーズ』を歌うのは、今年デビュー35周年イヤーで、福岡県出身の德永英明、そして今年もジャンルを超えた活躍で注目を集めた氷川きよしだった。

中島美嘉はスピッツの「空を飛べるはず」のカバーのほか、自身のヒット曲「雪の華」を聴かせた。

向井秀徳は井上陽水が作詞・作曲し、中森明菜が歌った「飾りじゃなのよ涙は」のほか、佐野元春の「約束の橋」を披露した。

鹿児島県出身でデビュー20周年を迎えた中島美嘉は、『福岡出身・草野マサムネ率いるスピッツの名曲カバー』で登場。『福岡の偉大なアーティスト・井上陽水の名曲シリーズ』では、福岡で結成されたカリスマバンド・NUMBER GIRLのギターボーカル・向井秀徳、井上陽水をリスペクトして止まない德永英明が、それぞれ思いを込めてカバーした。