アロハは魔法のコトバ。ハワイ生まれのPOPシンガー、LAHIKIがクリスマスライブ。八代亜紀とスペシャルコラボも実現
「日本とハワイを音楽で繋ぐアーティスト」として活動中のハワイ生まれ、横浜育ちのPOPシンガー、LAHIKI(ラヒキ)が12月11日、神奈川・横浜市のダイニングバー「XLV Bayside Motion(エックスエルブイ ベイサイドモーション)」でハワイアンクリスマスイベントを開催、八代亜紀がスペシャルゲストとして登場し、LAHIKIとコラボした。
現在、24歳のLAHIKIは2019年よりアーティスト活動をスタート。日本のハワイ/フラシーンからの支持を受け、日本各地のハワイ関連イベント、フラ(フラダンス)関連イベントへの出演を続け、その存在を全国へと広げている。
同イベントは、ハワイ語で「Merry Christmas」を意味する「Mele Kalikimaka(メレ・カリキマカ)」を冠にして開催されたライブイベント。ステージに登場したLAHIKIは、「皆さんの前でメレ・カリキマカのパーティーをすることができてうれしいです。今日はパーティーですので、一日楽しんでいってください」と挨拶すると、メジャーデビュー・ミニアルバム「はじまりの歌」(2020年7月1日発売)のリード曲「はじまりの歌」をはじめ、「Hello again」「願い」、tvk『カナガワニ海』(毎週木、午後9時55分~10時・7月~10月)のテーマソングとしてオンエアされた最新配信シングル「ALOHA~魔法のコトバ~」などを熱唱した。
また昨年、デビュー50周年を迎えた八代亜紀がスペシャルゲストとして出演し、「なみだ恋」「雨の慕情」「舟唄」などを歌った後、LAHIKIとコラボ。八代がクラブ歌手時代にヒットしていた「幸せはここに」、スタンダード曲「聖夜」を1コーラス目はLAHIKIがハワイ語で、2コーラス目を八代が日本語で、3コーラス目を2人一緒に英語で披露した。
「幸せはここに」をデュエットしたLAHIKIは「最高の3分でした」と言うと、八代が「よかった?」と聞き、「最高のメレ・カリキマカパーティーを楽しんでいます。八代さんのおおかげです」と目を輝かせると、八代は「ありがとう」と笑顔を見せた。
アンコールでは、LAHIKIが「Mele Kalikimaka」を歌唱し、2人合わせて全14曲を熱唱した。
ライブを終えたLAHIKIは「口の中がカラカラです」で話した。
今回の八代との初めてのコラボは、2人の共通の知人を介して実現したもので、LAHIKIは「24年間生きてきて、こんなに緊張したことはありません。最高のクリスマスプレゼントになりました。もう24日のクリスマスの日にサンタさんに来てもらわなくても大丈夫です」と興奮していた。
なお、ハワイの挨拶“ALOHA(アロハ)”は、英語のHello(ハロー)ではなく、ハワイアンスピリット、精神性のある言葉だ。
「ALOHAを日本語で言うと、Aは思いやり、やさしさ、Lは調和、ハーモニー、Oは心地よさ、バランス、Hは謙虚さ、Aは忍耐で、その5文字が集まってアロハになっています」(LAHIKI)
LAHIKIは「最新配信曲『ALOHA~魔法のコトバ~』を皆さんに覚えてもらって、歌っていただきたいですね」とアピールしていた。