LAST FIRSTがリーダー・YOUSUKEのバースデーライブで魂に響くハーモニーを披露!
5月22日、東京・ラドンナ原宿でLAST FIRSTのリーダー・YOUSUKEの誕生日を祝うバースデーライブが行われた。
新型コロナウイルスの影響で、昨年は生配信ライブで行われたが今年は昼夜2回公演。チケットは発売と同時に昼夜とも即ソールドアウトの人気で、前日の21日に40歳の誕生日を迎えたYOUSUKEを祝うために、全国から熱烈なファンが駆けつけた。
「楽しんでいきましょう!!」
会場内は新型コロナウイルスの感染拡大防止策を徹底の上、ソーシャルディスタンスを守り客席の人数を制限して行われ、声を出しての応援はかなわなかったが、4人がステージに登場すると、ファンは真っ赤なペンライトの光が一面に広がった美しい光景で迎えた。
夜公演では、YOUSUKEがユニット「GiFT」やソロで活動していた時代に制作した名曲を中心に披露された。”会場と思いをひとつにする”というライブ感をテーマにした「ONE LOVE」、LAST FIRSTのライブでは初披露となった「Rainbow」、2019年にリリースしたデビューシングル「応援歌」のカップリング曲で、LAST FIRSTのライブではおなじみのアップテンポなナンバー「カンチョリーッス」と3曲を一気に歌い上げ、エネルギッシュにスタートした。
YOUSUKE 「昔からずっと言われているんですけど、歌う時は目をつむって歌うな、聴いてくれている人の目を見て歌えと。今まではつむってしまったりしていたんですけど、これからはちゃんと開けていこうかなと。先輩方などからの教えもあるので、これからはしっかり見ていこうと思います(笑)」
MCでは、40歳という節目を迎えたばかりのYOUSUKEにこれからの抱負を尋ねたメンバー。YOUSUKEが答えると、グループ一のムードメーカー、GACKYがすかさず、
GACKY 「僕は皆さんの顔を絶対ひとりずつ合わせに行ってます。たまに、目をつむられたり背けられたりしますけど……(笑)」
と笑いを誘い、そこにグループの大黒柱のOSAが、
OSA 「なんかその人の気持ちわかるわ……」
とツッコミを入れ、さらに爆笑の輪を広げていく。
そして最年少のATSUSHIの、
ATSUSHI 「僕はバッキバキに皆さんを見てますよ!楽しくな~い?って(笑)」
の言葉に、会場からは賛同する大きな拍手が起こり、始まりと同時に会場は一体となり温かな雰囲気に包まれた。
続いて、沖縄の夏を歌った「Dreaming Okinawa」、昨年のデビュー1周年ライブで初披露された「Life is beautiful」と歌い継ぎ、ここからはこの日の主役であるYOUSUKEが、アーティストとして歩むスタートとなったユニット「GiFT」の名曲をメンバーひとりずつとデュエットするコーナーへ。
YOUSUKE 「40になって、これまで歩んできた道のりがあるからこそ今があるんだと思うと、昔の曲を歌うと本当に原点に帰れるというか……。僕らもそれぞれが別のグループでやってきたので、その時の歌を歌うと当時の気持ちに戻れる感じがします」
ここで、豪華なバースデーケーキがステージに登場。メンバーが「Happy Birthday to You」を歌う中、ファンと21日に誕生日を迎えたYOUSUKEを祝福した。
「Happy Birthday YOUSUKE!」
祝福の拍手が鳴りやまない中ステージが再開されると、淡いオレンジのライトを浴びながら、YOUSUKEが韓国の人気歌手、リュ・シウォンに提供した「桜」の原曲にあたる「夕焼け」を熱唱。ファンは美しいハーモニーに聴き入りながらも、拍手とペンライトで大きな声援を送った。
YOUSUKE 「僕が音楽をやり始めてギターを買って、2曲目に作ったこの曲が僕の人生を大きく変えてくれました。大切な曲なのでこの4人で改めて歌わせていただきたいと思います」
そして、胸を打つバラードから一転。後半戦は、彼らのオリジナル曲の中からノリのいいナンバー「Baby Baby Baby」「New Tokyo音頭」などを熱唱し、最後の曲「いつかの場所」へ。
YOUSUKE 「次の曲で最後になります。この感情を言葉にするのは難しいですね。でもこうやってこの時期にお客様を入れてのライブができているのはあたりまえじゃないということは僕らもわかっています。少しでもリスクがある中でもこうして会場に足を運んでくださった皆さんに本当にありがとうございましたとお伝えしたいです。40歳のメモリアルライブということで、とても思い出深いライブになりました。いつの日かこの日がいい思い出となって話せるように僕らもがんばっていきたいと思います」
小さい頃 思い描いた世界とは少し違う景色には
いろんな事があったよ 負けなかったよ 逃げなかったよ
そこには僕を支えてくれている沢山の人が
僕はこの街で生きて行くよ 伝えていきたい歌があるから
(「いつかの場所」歌詞より)
歌い終えステージを後にした4人を、会場中のファンが大きな拍手で期待を込めて呼び戻す。その拍手に応え、4色のオリジナルTシャツに着替えた4人は、再び登場すると
YOUSUKE 「今日は本当にありがとうございました。僕らの名前、LAST FIRST”終わりは始まり”にかけまして、最後はデビュー曲『応援歌』で締めたいと思います。『応援歌』聴いてください!」
拳を力強く突き上げ、ライブを締めくくった。
歳を重ねることで失うものもたくさんあるが、得るものはそれ以上にたくさんある。それぞれが違う人生を歩きながら様々な経験をし、その中で出逢い、音楽という絆でひとつに結ばれた4人。
LAST FIRST。
彼らの音楽に懸ける思いは、この日も熱くファンの心に届いたに違いない。
7月23日(金)には、今回と同じく東京・ラドンナ原宿にて、OSAのバースデーライブが行われる予定。
また、5月、6月月末に埼玉県・川越湯遊ランドでのライブが決定しており(感染拡大の状況によっては変更になる場合があります)、8月1日(日)には、栃木県・佐野文化会館大ホールにて、4月17日に行われ大好評だった佐野音楽鑑賞会のアンコール公演「LAST FIRST CONCERT in 佐野」が開催される。彼らの魂に響くハーモニーを存分に堪能できるチャンスだ。
詳細は、LAST FIRSTオフィシャルサイトへ。
2020年11月30日配信リリース
LAST FIRST「見上げてごらん夜の星を」
コニカミノルタプラネタリウム“天空”in 東京スカイツリータウン「Gift of Light-星明りに包まれて-」挿入歌
INFORMATION
LAST FIRSTファンクラブ「ラスファミ☆」会員募集が6月1日よりスタート!!
SPECIAL COLLABORATION LIVE
LAST FIRST、斬波、東京力車(昼公演のみ出演)の3組によるスペシャルなライブが実現!
日程/2021年6月21日(月)
時間/昼の部 13:00 夜の部 18:00
場所/川越湯遊ランド(埼玉県川越市新富町1-9-1)
料金/座席予約 1500円
予約販売/5月21日(金)10:00来館者先行、5月22日(土)10:00電話受付開始
お問い合わせ/TEL 049-226-2641(川越湯遊ランド)
Profile
LAST FIRST(らすと・ふぁーすと)
左からATSUSHI、YOUSUKE、OSA、GACKY。2016年に結成されたボーカルグループ。”終わり(LAST)は始まり(FIRST)”というグループ名は、それぞれの場所で培ってきた経験、実績を根底に、4人が一丸となって何ごとにも挑戦する心意気から名づけられた。温泉施設、大衆演芸場、ホールなどさまざまな場所で活動を展開し、今後の歌謡界に旋風を巻き起こす存在としておおいに期待されている。
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