北山たけし・大江 裕が「北島兄弟2020コンサート」を開催。「ファミリーの“絆”を届ける」
師匠である北島三郎のもとで修行を積み、それぞれ演歌・歌謡界で活躍する北山たけしと大江裕からなるユニット・北島兄弟が12月7日、東京・中野ZERO大ホールにて「北島兄弟2020コンサート」を開催した。
今年は、春から北島兄弟としての全国ツアーを開催する予定だったが、コロナ禍でほぼすべての公演が延期や中止を余儀なくされた。この日は、会場内で徹底した感染症防止対策を行い、ソーシャルディスタンスに対応した座席で開催され、600名を動員した。
▲「歌えることの幸せを感じました」と言う北山たけし(写真上)と、「お客様からパワーをもらった」と笑顔を見せた大江裕。北島兄弟の2人はこのコンサートで北島ファミリーの絆を見せた。
2018年に発売した北島兄弟のデビュー曲「ブラザー」から、今年9月発売の小田純平が作曲を手がけた最新曲「東京」、師匠・北島三郎の名曲を歌い継ぐカバーをはじめ、それぞれの最新曲として北山は「龍神海峡」、大江は「泥んこ大将」など全25曲を歌い継いだ。
北山 「久しぶりの公演。今年歌うことができなかった思いと、コロナをふっとばすくらいのパワーを、来てくださった皆様に届けられるようにとステージに立ちました。久しぶりにお客様の顔を見て、生で歌えることの幸せを感じ、胸がいっぱいです」
大江 「会場に響き渡る大きな拍手。お客様からたくさんのパワーをもらいました。僕たち歌手は、ステージで歌えない日が続きましたが、これまで歌手を応援することを生きがいに楽しんでくれていた皆様も、同じように我慢の日々が続いています。笑顔になってもらえるような時間を兄さんとお届けできたかなと思います。こうして歌わせていただけることに感謝です」
こんな時だからこそ、会場まで足を運んでくれたファンや観客に歌で元気を与え勇気づけ、そして北島兄弟やファミリーの“絆”を、改めて届けるステージとなった。