【紅白リハーサル】初出場の新浜レオンが所ジョージ & 木梨憲武ともに紅白リハーサル。「本番では僕が歌います」と木梨。”膝スラ“はどうなる?
12月28日、大みそかに放送されるNHK紅白歌合戦のリハーサルが行われ、今年初出場となる新浜レオンが応援ゲストの所ジョージと木梨憲武とともに音合わせを行った。新浜は木梨憲武プロデュース、所ジョージ作詞作曲の「全てあげよう」を紅白で披露する。
「歌手になってから『紅白に出たい』と言わなかった日はないぐらい、毎日、紅白の舞台を目指してきた」と、取材会に登場した新浜は改めて紅白歌合戦への思いを語った。
「『全てあげよう』を制作するときから所さんと木梨さんに、この曲で紅白に出たいんですと伝えていました。その舞台に立てると思うと幸せ。光栄です」
新浜は第一部の中盤に出演する予定だが、所ジョージと木梨憲武といっしょにどんなパフォーマンスを見せるか。それは本番まで待たなければならないが、木梨がヒントをくれた。
木梨「歌頭でレオンをどかして僕が歌います。もともとこの歌は僕の歌だから」
所「レオンが後ろであたふたするというね」
木梨「起き上がりながらレオンが歌い出す、という流れです。そして、所さんが『コマーシャル』って言います」
所「VTR回転! とも」
そんな所と木梨の言葉を聞いていた新浜は「ちょっと待ってくださいよ」と否定していたが、果たして本番はどうなることやら。
また、曲終わりで新浜が見せる “膝スラ”(膝スライディング)にも注目が集まりそうだ。NHKの歌番組に出場した際には、膝スラで9メートル滑っている。
「全てあげよう」は西城秀樹をリスペクトする木梨と新浜の2人の思いに所が応えてつくった曲だが、「西城秀樹みたいに熱く歌うのは当たり前。新浜レオンにしかないものをつくろう」と提案したのが、元・帝京高校サッカー部だった木梨だった。
新浜が「この膝スラはサッカーのゴールパフォーマンから来ています」と説明すると、新浜が野球少年として甲子園出場を目指してきたことを知る木梨は、「野球のスライディングでもいいよ。本番は野球する?」と新提案していた。
木梨「その代わり俺はセカンドでタッチ入れます」
所「じゃあ、俺は審判として“アウト!”って」
「やめてくださいよ。何がなんだか」と混乱する新浜だったが、取材会の終わりには膝スラをパフォーマンス。さらには野球のスライディングも見せ、本番に向けて意欲満々だった。
「この3人で紅白の舞台に立てることにただただ幸せです。ここを目指して1年間走ってきましたから。(紅白決定後に出演したNHK『うたコン』で涙したが)紅白では涙をこらえてビシっと歌います!」
そんな新浜に所は「『絶対に紅白行きます』ってずっと言ってきた。横で聞いていてすごいなと思っていた。だって普通、言わないもん、大人は。行けなかったらどうしようかとか考えるから。でも、レオンさんの圧はすごくて感心した」と称えると、木梨は「この1年、レオンがだんだん紅白歌手なっていく様を見てきました」とその成長ぶりを褒めていた。
ただし、「ここは書かないでください。切っちゃって」と笑わせた。
ちなみにリハーサルは3人で行ったが、所ジョージがリハーサルをするのは相当に珍しいそうだ。
「レオンさんの活躍のおかげで我々も紅白に呼んでいただきました。本当にありがとうございます。リハーサルまで付き合わせていただきました。芸能生活をずっとやっていますが、リハーサルやったことない(笑)」
木梨によれば、「所さんは本番一発でいいかなと思ったんですが、面白そうだし行こう」となったそうで、新浜レオンの応援ゲストとして紅白の舞台を楽しみにしていた。
さて、笑いの絶えなかった新浜レオンの取材会だが、新浜は今年1年を漢字一文字で表現すると「決」だと話した。
「紅白を目指してきて、初出場を決めるために『全てあげよう』を発売。そして叶えることができました。また決意の“決”とも思っています。ここからがスタートです」