15歳・梅谷心愛が湯島天神宮でデビュー曲「磐越西線ひとり」のヒット祈願! 新人賞獲得を目指し、「“一生元気”で頑張ります」
“令和の昭和歌謡少女”として、7月5日に「磐越西線ひとり」でデビューする15歳の梅谷心愛がデビューを目前に控えた6月20日、東京・文京区の湯島天神宮でヒット祈願を行った。
祖母の影響で物心がついた時から歌っていた梅谷。小さい時から地元のカラオケ大会に出場し、テレビの歌番組やイベントなどでも歌ってきたが、待望のデビューが決まり、目指すは「日本レコード大賞」の新人賞獲得。「一生に1回しかない機会なので新人賞を獲りたいなと思っています」と、元気に宣言した。
新曲の衣裳でヒット祈願を終えた梅谷は、「初めてのことで緊張しました。正しくお作法を行いたいなと思っていました。うまくできたかどうかはわかりませんが、初めてにしては頑張れたかなと思います」と安堵の表情をみせた。祈祷中は「まるで自分が映画の中に入り込んだような不思議な気持ちでした」という。
「湯島天神宮へお詣りするのは今回が初めてでした。でも、私の地元(福岡)の太宰府天満宮と同じ神様が祀られていると知り、すごくご縁を感じました。またこちらは学問の神様が祀られています。私もこの4月に高校1年生になったので、もちろん歌は全力で頑張りますが、学業のほうも頑張れたらいいなと思います。好きな学科ですか? 音楽以外は思い浮かばないです(笑)。体育? 運動音痴なんです(笑)」
福岡県福岡市博多区出身。2007年10月26日生まれの梅谷心愛。2018年には『歌唱王』(日本テレビ)でファイナリストとなり、同年の『THE カラオケ☆バトル』(テレビ東京)に初出場。翌年出場した同番組では、憧れの歌手である美空ひばりの「人生一路」を歌唱し、史上最年少の12歳で100点を獲得している。また2019年には、新歌舞伎座で行われた市川由紀乃特別公演の舞台「人生いろいろ~島倉千代子物語」に出演。幼少期の島倉千代子を演じた。そして2020年に上京。歌手を目指して経験を積んできた。
デビュー曲「磐越西線ひとり」は石原信一氏が作詞、弦哲也氏が作曲した作品。梅谷はすでにキャンペーンで歌っているが、「初めて聴いた人からも、『かっこいい曲だね』『いい曲に恵まれたね』と言っていただけています。すごく幸せです」と話す。
「『磐越西線ひとり』は16歳の少女が失恋をしてしまい、ひとりで北の方へ旅をする作品です。失恋の歌ではありますが、1番から3番にかけて主人公が自分と向き合って少しずつ成長していきます。その様子が鮮明に描かれていて、私自身もすごく背中を押される歌です。皆さんにとってもそういう曲であってほしいなと思います」
またAメロとBメロで歌い方を変えるなどしており、歌唱にも注目してほしいという。
「自分の低音部分に自信があります。この低音は活かしていきたいと思いますので、この部分にも注目していただけたらなと思います」
さて、梅谷の趣味は歩くことだ。デビュー曲の主人公がひとり旅をするように、よくひとりで歩いているそうだ。
「ひとりで歩いてどこかへ行くのがすごく好きで、休日もよくフラ~っと歩いて、神社へ行ってお詣りしたり。また、歩きながら『どういう立ち位置で、どういう発信していくのか』などを考えたりしています」
15歳とは思えないほどしっかり自分を持っている梅谷。好きな言葉は「一生元気」だそうで、「まだまだ足りない部分もありますが、ずっとずっと元気な梅谷で頑張っていきますので応援よろしくお願いします」と笑顔をみせていた。