田川寿美

田川寿美が東京大神宮でファンと一緒に新曲「白秋」ヒット祈願。七夕の短冊に願いも託す

1992年「女…ひとり旅」で日本コロムビアからデビューし、今年4月からデビュー満30周年を迎えた田川寿美が、7月6日に37枚目のニューシングル「白秋」を発売したのを記念して同日、東京・千代田区の東京大神宮で新曲ヒット祈願を行った。

最初に社殿にて、この日のためにファンクラブ会員(抽選で選ばれた30人)や長年にわたって師事している作曲家・幸耕平氏、近年のヒット曲「楓」「心化粧」などを手がけている作詩家・さいとう大三氏一緒に新曲の大ヒットを願ってご祈祷を受けた。

田川寿美 田川寿美

その後、翌日7日の七夕にちなんで、境内に設置された笹の木に願いごとを託した短冊を飾り、短冊2枚に「『白秋』の大ヒットで携わる全ての人の笑顔が見られますように」「お客さま、スタッフみんなが、それぞれの立場でそれぞれの喜びごとに出会えますように」という願いを託した。

満30周年を迎え、田川は「平成4年のデビューから歌謡界も足早に時代が変化してきたなと痛感していますが、応援してくださっている方々やスタッフの皆さんとのご縁で大好きな歌を続けることができ、一期一会の連続で、改めて幸せに感じています」と振り返った。

「私は神社めぐりが大好きで、(コロナ禍の)この3年の間で200カ所ぐらい行きました。東京大神宮にも何度も訪れましたので、新曲『白秋』のヒット祈願で再び来ることができて、こんな幸せなことはありません。この3年間は、自分にとって精神的にも一つ成長させていただいたいい機会になりました」

田川寿美

田川寿美

同神社は、縁結びにご利益のある神社としてもしられているが、「ここのおみくじは的中率が高いそうなので、期待しています(笑)」と言って田川が引いた「縁結びみくじ」は、「小吉」。「試練の兆し。焦らず慎重に時を待ちましょう」という文言に「いまは歌を頑張れよということですよ」と笑顔を見せた。

田川寿美

選ばれたファンを前に、新曲「白秋」などを披露する田川寿美

「新曲『白秋』のスタートの日に皆さんと過ごすことができて本当に幸せです。16歳でデビューし、3年目で紅白歌合戦にも出場させていただいたりして、10代、20代の時にいろんな経験をさせていただき、歌手の夢をすべて体験することができた凝縮した30年だったかなと思います」

その後、歌唱イベントではこうあいさつし、ヒット祈願に参加した30人のファンの前で、新曲をはじめ、同カップリング曲「ふたりの花」、それにデビュー曲「女…ひとり旅」など全5曲を熱唱した。

田川寿美

左から田川寿美、幸耕平氏、さいとう大三氏。「コロナが収まってきたころだったので、恋が芽生えるような歌もいいかなと思って」と幸氏。さいとう氏は田川の表現力に期待し、「ちょっと毛色の変わった歌をつくりたい」と作品作りに関わったという。

幸耕平氏とさいとう大三氏もステージに上がり、幸さんは「コロナが収まってきたころだったので、恋が芽生えるような歌もいいかなと思って、大三さんに相談して『白秋』を書きました」と話すと、さいとう氏は「寿美さんは歌唱力も表現力もあっていろんなものが歌えるので、今回はちょっと毛色の変わった歌で皆さんに喜んでいただけたらいいなと思って『白秋』という歌が出来上がりました」と制作秘話を披露した。

新曲「白秋」は、人生経験を積んだ女性が戸惑いながらも恋に落ちてゆく女心を「白秋」というキーワードに乗せて表現したドラマティックな恋歌で、田川は「白秋というのは、50代以降の年代をいう言葉なのだそうで、大人になってからこそまた真実の愛に出会えるという女性に対しての応援歌でもあるので、同世代の方々にも共感していただけたらいいなと思っています。私にも新たな出会いが来るといいですね」と話していた。

 

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2022年7月6日(水)発売
デビュー満30周年の新たな挑戦
田川寿美「白秋」
田川寿美

「白秋」
作詞/さいとう大三 作曲/幸 耕平 編曲/坂本昌之
c/w「ふたりの花」
作詞/さいとう大三 作曲:幸 耕平 編曲/石倉重信
日本コロムビア COCA-18023 ¥1,350(税込)

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