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石川さゆりが紅白で「火事と喧嘩は江戸の華」を披露。ラッパー KREVAと、ギタリスト MIYAVIとコラボし、日本の伝統音楽を小粋に!

『第72回 NHK紅白歌合戦』に出演する石川さゆりがラッパーのKREVAと、ギタリストのMIYAVIとコラボすることがわかった。44回目の紅白出場となる石川は既報のように「津軽海峡・冬景色」を歌唱するが、同曲に加えて3人によるコラボ曲「火事と喧嘩は江戸の華」も披露する。

石川は今回のコラボを「私も来年で50周年。受け継いでいきたい日本の心、紅白の魂は何でしょう。それを考えながら、このメンバーで集まりました」と話している。

石川は日本を綴る音楽を世界に発信したいと、1988年に童話をテーマにしたアルバム『童からWarashi~』を発売。2019年には民謡をテーマに『民~Tami~』を制作した。「火事と喧嘩は江戸の華」は小唄・端唄・俗曲を通して描かれる日本の粋をテーマに作ったアルバム『粋~Iki~』の中の一曲。作詞・作曲は石川さゆり、KREVA、亀田誠治(音楽プロデューサー)による合作で、オープニング曲とリプライズ曲として収録されており、江戸の小粋な音楽がラップで始まり、ラップで終わる仕掛けとなっている。

石川さゆり

12月29日に行われた紅白のリハーサルで、音合わせをする石川さゆり。石川をサポートするのはKREVA(左)とMIYAVI。

石川と言えば、誰もが知る「津軽海峡・冬景色」と「天城越え」がイメージされるが、音楽への探究心や、日本の伝統音楽を継承していくことに力も入れている。アルバム『粋~Iki~』は日本を綴る三部作の最終章として、2020年2月、その年の夏に東京オリンピック・パラリンピックが開催され、世界中から日本が注目されるのにあわせて発売されたが、コロナ禍により大会開催が1年延期されてしまった。東京オリンピック・パラリンピックが開催された今年の紅白で、石川さゆりが「火事と喧嘩は江戸の華 feat. KREVA, MIYAVI」を披露するのは必然だったのかもしれない。

日本の伝統音楽が様々なアレンジで継承されたアルバム『粋~Iki~』はぜひ聴いてほしい一枚だが、紅白で「火事と喧嘩は江戸の華 feat. KREVA, MIYAVI」が聴けるとは、なんとは粋な心意気なことか。紅白ならではのスペシャルバージョンで披露されるとのことだ。

KREVA

KREVA

KREVA(KICK THE CAN CREWとして出場した『第53回 NHK紅白歌合戦』以来の出場)
思わぬ形でのソロ初紅白となりました! さゆりさんの獅子、狛犬となる気持ちで一生懸命頑張りたいと思います!

MIYAVI_

MIYAVI

MIYAVI(『第65回 NHK紅白歌合戦』以来の出場)
石川さん、そしてKREVA さんと時代やジャンルの壁を超えて共演できること、光栄に思います。未曾有の感染症の拡大により、未来が見えにくい世の中で少しでも日本を熱くできたら、少しでもテレビをご覧のみなさんの心に火をつけることができたなら幸いです。頑張ります!

 

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2020年2月19日発売
石川さゆり 粋唄選集
石川さゆり『粋~Iki~』
石川さゆり

テイチクエンタテインメント TECE-3579 ¥3,200(税込)

収録曲
1.オープニング「火事と喧嘩は江戸の華」 ※feat. KREVA, MIYAVI
2.ストトン節(都々逸入り)
3.東雲節
4.まっくろけ節(都々逸入り)
5.青柳
6.奴さん
7.木遣りくずし
8.猫じゃ猫じゃ
9.都々逸
10.虫の音
11.しげく逢(お)ふのは
12.梅は咲いたか
13.深川
14.REPRISE「火事と喧嘩は江戸の華」 ※feat. KREVA, MIYAVI

「アルバム『粋』は日本人の江戸の粋! 粋で鯔背(いなせ)でちょいとそそっかしくて、そんな人間味ある小唄、端唄、俗曲、私の祖父母の前の曾祖父さん曾祖母さんの時代の歌をタイムスリップして、今の音楽家ミュージシャンと制作しました。江戸の粋にはとんでもないウィットに富んだ世界があります。日本に暮らしてきたのにこんなおもしろきものを、見落としてきたのかと思いました。ラップで始まり江戸への音楽の冒険をお楽しみ下さいませ」(石川さゆり)

※アルバム『粋』は各音楽配信サービスによるダウンロードや、サブスク(聴き放題)でも聴くことができる。

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