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三山ひろし、松前ひろ子、小山雄大、平山花羽

松前ひろ子&三山ひろし、恒例の「いい夫婦の日」ディナーショー開催―― 師弟の絆、そして“3つの山”が織りなす新たな夢

“いい夫婦の日”の11月22日、東京・港区の東京プリンスホテル「鳳凰の間」にて、松前ひろ子と三山ひろしによるディナーショー「~愛につつまれて・いい夫婦の日コンサート~」が開催された。

今年で23回目を迎えるこの恒例イベント。当初は松前と夫である作曲家・中村典正氏(故人)との夫婦企画として2001年にスタートしたが、現在では愛弟子の三山ひろしがその遺志を継ぎ、松前を支え続けている。今年のステージには、ミイガンプロダクションのホープ・小山雄大、そして来年1月にデビューを控える新星・平山花羽(ひらやま・はなは)も加わり、華やかな4人体制での開催となった。

松前ひろ子

ディナーショー前には4人が会見に応じ、松前は、「気がつけば4人になっておりました。2001年、『あなたのみなと~いい夫婦~』という曲をいただいたのが始まり。コロナ禍での中断もありましたが、三山くんが本当に助けてくれて、ここまで続けてこられました」と、感慨深げに挨拶。三山も「年間で一番師匠が輝ける時がこの11月22日。全力でサポートしたい」と力強く応じた。

三山ひろし

この二人の関係性は、単なる師弟や、義理の母・息子の枠を超えた深い信頼で結ばれている。松前が「言葉にしなくてもすべてを察してサポートしてくれる。素晴らしい青年」と絶賛すれば、三山は「普段なかなか親孝行できていない“愚息”ですが(笑)、ステージでは『今日の調子はどうかな』と常に師匠の横顔を見ています」と、ステージ上ならではの阿吽の呼吸を明かした。

小山雄大

小山雄大

この温かいファミリーの絆に、若手二人も熱い思いを寄せる。

今回で3回目の参加となる小山雄大は、「またこのステージに立たせていただけることをうれしく思います」と感謝を述べつつ、「三山先輩の背中を見て、松前先生の背中を見て、これからも『マジックボイス』で頑張っていきたい」と、自慢の歌声で先輩たちに続く決意を語った。

平山花羽

松前ひろ子、平山花羽

また、三山の付き人として修行を積んできた平山花羽は、「これまでは三山先輩のステージなどでカバー曲を歌わせていただいてきましたが、今回は(本名ではなく)『平山花羽』として、松前先生が大切にしてこられたこの日に、デビュー曲を歌唱させていただけることが本当にうれしい」とコメント。「チャンスをくださった松前先生のためにも、皆様のためにもしっかり頑張ってまいりたい」と、デビュー前の緊張感の中にも強い意志を滲ませた。

三山ひろし

話題は年末の「第76回NHK紅白歌合戦」にも及んだ。今年で11年連続の出場を決めた三山は、出場が叶わなかった仲間に想いを寄せ、「悲喜こもごもと言いますか、手放しで喜んでばかりもいられませんが」と前置きしつつ、「やはりファンの皆様への恩返しができる場所」と気を引き締める。

恒例の“けん玉”演出については「NHKさんの演出次第」としつつも、本音ものぞかせた。「どちらかというと、歌の方が心配です(笑)。今年は『祇園闇桜』と『酒灯り』という2曲を出させていただきました。特に『祇園闇桜』は日本作詩大賞のノミネート曲。もし紅白でこの曲が歌えたら、私の中では“二冠”かな、なんて密かに思っています」と、歌手としての熱いプライドをのぞかせた。

一方、デビュー55周年イヤーを走る松前だが、その視線はすでに未来を見据えている。「次は60周年ですね」という声に対し、「それは夢であって、まずは一日一日を大切に」と語る一方で、ビッグニュースも飛び出した。

「実は、来年4月に三山くんが私に書いてくれた楽曲が発売になります。そして弦哲也先生も『ひろ子ちゃんに書きたい』と言ってくださっている。この二つの夢を叶えることが今の目標です」

まな弟子が師匠のために曲を作る――。師弟の絆が結実する新たな作品に、期待が高まる。

さらに松前は、「いつか三山、小山、そして平山。この“3つの山”で大きなコンサートをしてほしい。私は舞台監督として拍手を送りたい」と大きな夢を語った。これに対し三山は「3山? スリーマウンテン? それだと私のバンド名と同じになっちゃいますしね」と3人を表現する名称を思案していた。

三山ひろし、松前ひろ子、小山雄大、平山花羽

和気あいあいとした会見だったが、コンサート本編では、松前ひろ子が55周年記念曲「矢越岬」、三山ひろしの情感あふれる「祇園闇桜」をはじめ、小山雄大がセカンドシングル「じゃがいもの花」をフレッシュに歌唱。そして新人の平山花羽もデビュー曲「あじさい坂」を初々しく披露した。

フィナーレでは出演者全員で「愛につつまれて」を歌唱。タイトル通り、師弟愛と家族のような温かさに包まれた一夜となった。

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