【NHK紅白リハーサル】石川さゆりが「津軽海峡・冬景色」で平和を祈念。本番衣裳の着物には波の刺繍。「いろんな波を越えていきたい」
石川さゆりが12月29日、NHK紅白歌合戦のリハーサルに登場した。今年の石川は「津軽海峡・冬景色」を披露するが、「(コロナ禍が明け)元の紅白歌合戦が戻ってきたね、という活気を歌い手のみんなでしっかり届けたい」と話した。
「でも、世界中が本当に明るい色になっているんだろうか? そんなことも考えながら、どんな人も歌を平等に楽しめるような世の中でありたい。平和で幸せでありたい」と、昨今の世界情勢の不安について憂慮していた。
今回の『津軽海峡・冬景色』の歌唱では、「そんな思いを届けられるように、NHKのスタッフの皆さんと考えながらシーンをつくっていただきました」。
本番の衣裳は波が刺繍された着物を着るという。
「『津軽海峡・冬景色』にちなんで波の刺繍が施されています。いろんな波を越えていきたいという思いを込めました」